シードアーのダイビング日記  2008年 11月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

    今月のページ     トップページ

※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2008年 11月 30日(日)

   今日も君を撮りたくて!(水納島編)


 憧れの君に意外と近づけました!

晴  気温24度  水温24度   透明度30メートル

 今日もニシキアナゴにチャレンジすることになりました。。

水納島のニシキアナゴは、瀬底島のニシキアナゴに比べると近づきやすいです。

 他のチンアナゴたちがダイバーが近づいても引っ込もうとしないからなのでしようか。

このニシキアナゴにとっては、ダイバーを近づけることはとても勇気のいる事なのかもしれませんが、このニシキアナゴは勇気を奮い立たせていました。

 いろんなことを考えているうちにニシキアナゴにとってチンアナゴは仲間と認識しているのかなーと、思ってしまいました。

 仲間が引っ込まないから自分も大丈夫と思っているのでしょうか。
ということは、このニシキアナゴは自分の体が細長いのを知っているからチンアナゴの細長い体を見て仲間と思っているのかなー?

 水深24メートルでこんな事を考えているとあっという間に減圧不要限界に達してしまいます。

 それにしても、関口にとって不思議な事は、自分の姿を見る事が出来る細長いアナゴなどは別として自分の姿を見れない魚たちが、他の魚を見てあれは仲間、これは敵ってどうして分かるのかなー?
 自分の体の色が仲間とどうして同じだとわかるのかな?
いつも考えさせられてしまいます。

不思議だと思いませんか?

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2008年 11月 29日(土)

   君を撮りたくて!(瀬底島編)・カメさんまたよろしくお願い申し上げます。


 憧れの君は遠くから!


今日の目標は深場なので軽く1枚で・・
晴  気温24度  水温24度   透明度30メートル

 瀬底島でニシキアナゴをよく見ることができます。

 今日の目的は深場のニシキアナゴなので、せっかくウミガメが出てくれましたが、時間を無駄にできないので皆さんはカメを追わず軽く2枚程度に終わらせました。

 さて水深も24メートルと深くなってきました。

しかし御覧のニシキアナゴはなかなか近くに寄る事ができません。

大概、神経質な生き物に近づくには、ほふく前進が定番となっていますが、地中深く体を潜らせているこのアナゴ類は、、地面のわずかな振動も深く地中に潜らせた体で感じているのでは、と、思いました。

何故かって、そっと、そーっと、そして、そーーーっと近づいて、呼吸の仕方にも気を使って静かに本当に静かに呼吸しているのにちょっと近づくとすぐ引っこんでしまいます。

ほふく前進の際にダイバーが動く事によって出来る海底のわずかな振動をキャッチしているように思えてなりません。

 神経質な性格がさらにそうさせているのかもしれませんが、うかつに近づけないのと、20メートル前後の場所にいるので、潜水時間も気にしながらのダイビングで上手く撮れた時は、とてもうれしいです。

 ニシキアナゴにとって地面を這ってくるダイバーが近づいて来る時は、大地震のように感じているのかなー?
とおもった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2008年 11月 24日(月)

   伊江島・水納島を楽しみました。


 40メートルのドロップオフがあります。


 モアイ像のようなチンアナゴたち

晴  気温24度  水温24度   透明度40メートル

 もうすぐ前線が下がってきます。
明日は大荒れになりそうです。

・・・が前線が下がる前のこんな気圧配置の時は、南風が吹きます。
伊江島に行くチャンスがやってきました。

 この時期は北風が多くてなかなか伊江島のダイナミックな地形が楽しめませんが、久しぶりに潜ると、冒険心がフツフツと蘇ってきます。
 一人がやっと通れるトンネルに入るとウコンハネガイが光を放っていました。

森さん・永沢さんのビデオ撮影が始まります。

本部もすっかりおなじみの森さん・永沢さんも久しぶりの伊江島に感動されていたようです。

 伊江島のダイナミックなダイビングの後は、水納島に潜るととても癒されます。

水納島を潜ると、ダイビングをしてて本当によかったと思います。

 水納島には何か特別なものがいるわけではありませんが、人を癒すとてつもない力があるように思えます。

 美しく群れるヨスジフエダイの群れ、そしていつもの様に同じ生活をしているチンアナゴたち海をオレンジに染めるキンギョハナダイの群れ、普段からここに生息する生き物たちですが、その生き物の中に交じって自分たちがいる事がとても癒されます。

 いつまでもこのままの海でいてほしいと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 208年 11月 26(水)〜27日(木)

   新潟の高校生たちのCカード取得コースでした。生徒も私もがんばりました。

曇り 雨  気温22度  水温23度   透明度10メートル

 写真を撮る暇もないとっても忙しい2日間でした

修学旅行で沖縄に来た高校生たちは、この2日間でプール実習を終え海洋実習を4回潜らなければなりません。
関口が担当した生徒は、サッカー部が3名とバトミントン部が1名の合計4名でした。

 また、「宿泊場所が真栄田岬(本島中部)ですが、当日は海が荒れて近場の海が使えないので海洋実習は奥武島(本当最南端)に行ってください。」と、主催者からの説明でした。
 
 真栄田岬から奥武島までは高速道路を使っても1時間30分かかります。

とにかく、時間がないのでジョークを言う余裕もありません。
ジョークを言えないダイビングは、とてもストレスがたまりましたが、生徒たちも時間がないことの緊急性に気がついてか無駄話は一切しませんでした。

 昼食も噛まずに飲みこむというか、とにかく時間だけが勝負でした。
生徒たちも普段から鍛えてある運動能力をフルに発揮してくれて、最終スキルが終えた時は、涙ぐんでいる生徒もいました。

 きっと関口も無意識のうちにかなりスパルタになっていたのかもしれません。
2日目は、本当に時間が惜しかったので、「昼食は抜いて頑張れるかい?」と聞いた時、「1食抜いても死ぬことはないです。」
の返事に思わず、感動しました。

生徒たちも今回の修学旅行の目的をしっかり掴んでいたので、全員Cカードを取得することができました。

帰り道、車の中で遅くなった昼食を食べているみんなは、最高の笑顔でした。

お互いハードな2日間だったけれど、よーくついて来てくれたね。ありがとう!
シンヤ・ユースケ・ケンジ・酋長 また会おうね!

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2008年 11月 22日(土)

  水納島を楽しみました。


 まくら代わりにされていました。


 今度はぼーちゃんと遊びましよう。
晴  気温24度  水温24度   透明度30メートル

 11月も下旬になってきましたが、この好天はとても気持ちがいいです。
気候の良い時は、朝もまだ眠たいです。

海の中でも、生き物たちは何かのんびりとしていました。

 カンモンハタもナマコを枕代わりに休んでいます。

で今日来られた山口さんたちは、関口がボーちゃん(ドクウツボでおとなしいです。)を撫でているところを見たくて来られました。

 でもボーちゃんは今日はいませんでした。

 ボーちゃんはとても大きく太ももくらいの大きさがあります。

 体を掻いてあげると、痒いところを出してきます。

 そこを書いてあげるととても気持ち良さそうです。

この写真は、今年の4/27にボーちゃん
 
を撫でているところです。
おとなしいからと言ってやたらに手を出すと噛まれたりするので、皆さんはご注意ください。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2008年 11月 3日(月)

   言葉に出来ない透明度!


 空に浮かんでいるようなボート
晴  気温29度  水温27度   透明度40メートル

 今日は遠くにあるダイビングボートが空に浮かんでいるように見えました。

「いったいどのくらい遠くまで見えているんだろう!」と心で呟きました。
確かにポイントに到着したときに既に、海がガラスのように透き通っています。

 「でも待てよ!」ポイントに到着するやいなや、ゲストのあまりもの驚きの声で自分までも、「凄いぞっ!今日は!」と、思いましたがでも良く考えると昨日と同じです。

 水納島は平均して透明度は、30メートルから40メートルあります。

 ゲストにとっては当然驚きです。
毎日潜っているとはいえ、透明度の良い海に潜るのはやはり気持ちいいです。

瀬底島も負けてはいません。
透明度は、水納島と同じです。

瀬底島は水納島と違い、地形が変化に富んで地形がとても面白い場所です。

 トンネルなどがあったりして、色々な生物が、生活の場所として利用しています。

地形が変化している分、生物も多様化しています。
                         
 ここでは、ジョーフィッシュや、キンチャクガニその他多数の興味のある生き物が見れます。

何も40メートル近い抜群の透明度の中、マクロに走ることも無いのかもしれませんが、自然と目が行ってしまうほど色々な生物がいます。


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2008年 11月 2日(日)

   一人旅・仲間旅・親孝行!

晴  気温29度  水温27度   透明度40メートル 体験ダイブは20メートル 

 皆さんはダイビングは誰と行きますか?1 人で?  それとも2人?  それとも仲間とかなー?
 今日は、色々な方が色々なダイビングを楽しまれました。
チーム親方は、ボートで昨日に続きファンダイブです。
 一人で来られた牛久保さんは体験ダイビングをそしてCカードを持つ三原さんも父親と午後から体験ダイビングを楽しまれました。


私は、一人でシードアーに来ました。

牛久保さんは以前に沖縄の離島で体験ダイビングをされました。
今回で2回目だったからなのでしようか、魚を以前より沢山見る事ができたようです。

牛久保様の体験ダイビングのログデータ

潜水地   ゴリラチョップ
開始時間 9時58分  終了時間 10時49分
遊泳時間  51分(練習時間を除く)
最大水深  6メートル  透明度   20メートル

見た生物 
オヤピッチャ・ロクセンスズメダイ・キホシスズメダイ・ハマクマノミ・オジサン・イトヒキベラヤマブキベラ・ハリセンボン・オグロトラギス・クギベラ・ソラスズメダイなど他多数

私は、父と潜れて幸せです。
三原さんは、一昨日シードアーでファンダイビングを楽しまれました。
今日はお父様の体験ダイビングにご一緒されるとても優しいお嬢様です。

海の素晴らしさをお父様に伝えたかったのだと思います。

三原様の体験ダイビングのログデータ

潜水地   アンチ浜
開始時間 14時07分  終了時間 14時57分
遊泳時間  50分(練習時間を除く)
最大水深  6メートル  透明度   20メートル

見た生物 
ソラスズメダイ・クモガイ・クマノミ・キンセンイシモチ・ジュズタマイソギンチャク・ケヤリムシ・ツノダシ・ウコミキノコ・ウネタケ・オヤピッチャ・ロクセンスズメダイ・キホシスズメダイ
・オジサン・イトヒキベラヤマブキベラ・ハリセンボン・オグロトラギス・クギベラ・など他多数

私たちチーム親方は仲間で来ています。
友人のチーム親方の堤氏ともお付き合いは7年になります。

毎日3ダイブされる「ダイブ命っ!」という皆さんです。
どこを潜っても面白い!と、皆さんのダイビングはとても遊び上手です。

結局透明度が40メートル近くと抜群なこともあり、今日は水納島を3ダイブ楽しみました。

 写真を撮ればそれぞれ記録として残すことは出来ますが、それ以上に心に残った感情が、皆さんを沖縄に踏みとどまらせようとしたようです。

 この夜、宿の"ヤドカリ"では、バーベキューなどをして締めくくりました。
今日、来てくださいました皆さんに、楽しい想い出が出来たことをとても嬉しく思います。
本当に有難うございました。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



  2008年 11月 1日(土)

  クジラ岩はやはりサンゴが凄かった!


 
クジラ岩はまるでサンゴのジャングルです。


 このサンゴは私のものよ!とでも言っているようです。!

晴   気温28度 水温27度   透明度 30メートル以上

今日は友人のチーム親方の堤氏が仲間を連れて来て下さいました。
以前に潜った事があると思ったクジラ岩にご案内すると、初めてということでした。

ここのサンゴはまるでジャングルのようで一面サンゴに覆われています。
そんな光景を港からわずか15分のところで見る事ができます。

チョウチョウウオの名前は分らなくても何種類見る事ができるかチェックするだけでも、時間があっという間に過ぎていきます。

 水納島には主と呼ぶに等しい巨ガメがいますが、このクジラ岩にはミズタマサンゴ守るケブカガニがいつもサンゴにこびりついています。

 また水面近くには、マダラタルミの成魚が群れることが多くまるで水中はラッセン氏の絵画のようです。

 サンゴに囲まれ安らぎを感じますが、これだけサンゴが多いとサンゴの生存競争も激しいようです。至る所にサンゴ同士の闘いの痕が見受けられます。

一見、何の動きもしないサンゴの様ですが、人に知れず生きる為に日夜頑張っているようです。

本部でダイビング!   GO  DIVE!