シードアーのダイビング日記  2009年 3月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2009年 3月 31日(火)

 水納島は、とてもカラフルでした。


紅イモ色のハダカハオコゼでした。


 貝の中の白い筋は、光が走って光っているところです。
雨のち曇  気温21度    水温22度   透明度30メートル

 シードアー号が停泊している港から15分の所に水納島と言う宝石の様なきれいな島があります。
 空から見るとクロワッサンの様な形をしているのでクロワッサンアイランドと呼ぶ人もいます。
 高い建物がなく、島は木々に覆われて白い砂浜が囲っています。
 1ダイブ目 エントリーすると早速クジラの鳴き声が聞こえてきました。

 徐々に大きくなってきます。声から、親と子供がいるようでした。

 そんなクジラの声を聞きながらダイビングしていると、ウコンハネガイ(左下写真)がいました。
 貝の中央部にある白い筋は、実は光が走っている瞬間です。
 パチンコ屋さんのネオンが走っている
ようにこの貝も光が右から左、左から右へと走ります。とちょっと見たくありませんか?

 また、サンゴの上ではとても鮮やかなハダカハオコゼがいました。
遠くから見た時は、あまりにも人工的なピンク色だったので何かゴミが付いているのかなと、思ってしまいました。

 ヤッコエイがすぐ真下から飛び出したり、とてもカラフルでクジラの歌も聴け楽しいダイビングでした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 3月 29日(日)

 海が大好きなもので・・・ 


ライトを当てるとキラキラとてもきれいです。


 まるで水族館の様です。
曇  気温21度    水温22度   透明度30メートル

 佐藤様ご家族が今日はダイビングを楽しまれています。
次男の方は、体験ダイブですが既に10回以上潜っているスーパー体験ダイバーです。
他の皆さんはCカードを持っておられ、今日はご家族揃ってダイビングです。
 
 さすが10回以上体験ダイビングしているだけあって、中性浮力が自然と取れていたり実力は、Cカード所持者なみです。
 
 そして今日は、あいにくの空模様なのですが、2回も体験ダイビングをビーチで楽しまれました。 今日は天気も悪いし1回で体験ダイブをやめると思っていたのでびっくりです。
 そして、なんと午後からボートでダイビングをしたいと言われたので更にびっくりです。

 午前中のポートダイブチームは、2ダイブで引き揚げてしまったのに、午前2回体験ダイビングされて午後からもボートでダイビングをしたいというのです。

 「せっかく沖縄に来ているし、海が好きだから・・」

と言うお話を聞く前に「このご家族は、本
当に海が好きなんだなあー!」と実感しました。

体験ダイビングでは、トンネル内には入れないので、ファンダイブチームと体験チームの2手に分かれてダイビングを楽しみました。

お父様は200ダイブを超えるベテランダイバーのご家族はとても素敵でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 3月 28日(土)

 千葉さん、 おめでとうございました!


 うーん なかなかうまく撮れません。


さすが瀬底島です。珍しい生き物が沢山見れます。
雨  気温21度    水温22度   透明度20メートル

 千葉さんのアドヴァンスドオープンウォーターコースもいよいよ最終日となりました。

先週のナビゲーションダイブでは、抜群のコンパスワークを披露されたばかりです。

 今日は、ナチュラリストダイブに参加されました。
陸上と水中の生態系の違いを勉強して、水中生物の多様性とそれぞれが深い関わりあいを持ちながら食物連鎖を作り上げている様子を実際に潜って確かめてみようというものです。
 千葉様ご夫妻は、環境の保護にもとても興味をお持ちのようですし、実践されているようです。

 特に瀬底島のサンゴの大群落を潜られた時は、草原の様に広がるサンゴ礁に驚かれました。

 それと同時に、傷をつけてはいけないととても神経を使われていました。

 最終ダイブでは、私たちの指示なしでご自分たちの判断でエントリーされたり
バディーシステムも 、とてもしっかりされています。 

 アドヴァンスドオープンウォーターダイバーの認定が終わり、とても素敵な笑顔のお2人に心から拍手をお送りしました。

 おめでとうございました。また、素晴らしいダイバーが増えてとてもうれしい1日でした。

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 2009年 3月 25日(水)

 サンゴの勉強会!そして、今私たちが出来る事!


 酒井先生による勉強会でした。

曇  気温24度    

 シードアー号は今、陸に上がって船底についてコケやフジツボ落しをしています。

 さて、瀬底島には、琉球大学の亜熱帯圏海洋生物研究センターがあります。
ここでは、沖縄などのサンゴや魚などの海洋生物について色々と研究しています。
 今回、勉強会を担当してくださった琉球大学の酒井先生は瀬底島に来て30年と言う根っからの瀬底区民です。
 
 今日は、サンゴの生態学・サンゴの進化生態学・サンゴの集団遺伝学・海洋酸性化がサンゴ礁生物に与える影響・珊瑚礁の水質などについて、講演がありました。

 サンゴにも雄雌があったり、また中に共生している褐虫藻も高水温に耐えられるものとそうでないものがいるなど興味深い話が沢山です。

 温暖化でCO2が増え海水が酸性化するとサンゴの活力が衰え始め、また現在の生存水域の温度が2度以上上昇すると再び白化現象が起こってくるそうです。

 勉強会が終わり、酒井先生と車の中で色々と話をしましたが先生は最後に、「海洋環境を守るにはこの温暖化を速度を遅くさせ、とにかく私たちが出来るエコ活動をしっかりしていくことでしょうね。」と言われました。

 約1時間30分の講義でしたが、私たちに与えられた使命が少し見えてきたような気がしました。

 ダイバーの方は皆さんは、海が大好きだし海の環境を守りたいと思う前向きな方ばかりだと思います。

 今後はこのような講演会の回数を増やし、皆さんにも参加して頂けるようにしたいと実感した1日でした。

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 2009年 3月 23日(月)

 ワイドとマクロの日!


 ツバメウオはとても泳ぎ方がかわいいです。


 これ!カニなんですよ!
曇  気温24度    水温22度   透明度30メートル

 今日は、久しぶりの北寄りの風となりました。
先日、日記の中でクジラも北上して春・・・と申しましたが、今日クジラが居ました。(済みません。)

 海の中は、とても気持ちの良いものです。
トウアカポイントを潜るとこんなに沢山のツバメウオを見る事が出来ます。

集団で行ったり来たりする様子や体がウチワの様なので少し速く泳ぐ時は、尾びれを精いっぱいパタパタしている様子がとても愛らしいです。

 そんなウチワみたいなツバメウオと対照的なとてもスマートなカマスの大群もここには
よくいます。

 カマスの群れは泳ぎまわることは少なくじっとしている事が多いです。
その数の多さには、圧倒される事もしばしばです。

そんな、広角的な楽しみだけでなく視野を狭くしてみると、ハダカハオコゼやがいたり色々と探せば探すほど生き物が見つかります。

 今日の擬態大賞は左写真のカニです。
写真に写っている物すべて足にくっついている物です。
体にくっつけているもの以外は写真には写っていません。(えーー、これも体の一部と思うかもしれませんが、その通り体にくっ付いている物です。)
 すごいですよねー!足を丸めてじっとしている時は、全く分かりませんでした。

・・・が、ちょっと足が動いたのを見てきがつきました。
このカニにとって石ころでなくカニだと見破られると食べられてしまうので、命を掛けた擬態なのでさすがです。

「僕たちは何もしないからね!」とカニに声をかけた1日でした。

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 2009年 3月 21日(土)

 10周年記念日ダイブは皆からの祝福!


 初めて会ったダイバーからも祝福を受けて幸せそうです。


 それにしても奥さんの笑顔はとても自然で水中でないようですね。
晴  気温24度    水温22度   透明度30メートル以上

 今日は、佐藤様ご夫妻の10周年結婚記念日です。

そんな大事な日をシードアーで過ごして頂けとてもうれしい限りです。
 今日、ボートに集まったブルーフィールドさんやナハマリンスポーツさん、そしてリップルさんのゲストの皆さんからも祝福のセレモニーがありました。

 初めて会った方々からこんなに祝福を受けとても幸せそうなお2人様です。

それにしてもダイバーは皆さん乗りがいいというか、調子がいいというか(すみません!口が滑りました。)左の写真を見て初対面とは思えないですよね。

ぜひ、雑誌「沖縄ファンダイバー」の記念ダイバーに掲載させて頂こうと思います。

 また、こんなダイバー仲間がボートに乗船して頂けてもうれしく思います。
ブルーフィールドの水野さんとももう10数年のお付き合いとなります。また、ナハマリンスポーツの高さんとは、さらに古い付き合いですし、リップルの小林さんとも10数年のお付き合いとなります。

 ダイビングを続けていて、今までにどれ位の人たちと一緒に潜ったりそして、友人ができたりしたのかなーと、ふと思いました。

それにしても、奥さまの笑顔はとても自然でまるで水中ではないようですね。
そんなお2人から、「今までのダイビングの中で一番リラックスできました。」と言われた時は、思わず嬉しくて、照れてしまいました。

10周年 おめでとうございます。 どうぞこれからもお幸せに!

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 2009年 3月 20日(金)

 レベルアップ続行中です。


 満足のいく結果に大喜びです。


 PPBでは500グラムの違いが分かりました。
晴  気温24度    水温22度   透明度30メートル以上

 千葉様ご夫妻は、アドヴァンス講習を続けています。
前回は、ディープダイブ等が終わりました。
今日は、ナビゲーションをマスターします。

手始めにまず30mを泳ぐのに掛かる時間とキック数を測定します。
その後このデータを基にまずは、コンパスを使わずに30mを行って帰ってこれるか練習します。

これが最初のドキドキです。
「コンパスを使わないで元に戻ってこれるのかなー?」と最初は不安なご様子でしたが、陸上でしっかり練習をしたのでとても結果は満足できるものでした。
 そのあとコンパスを使って30mを往復しました。
この時点でコンパスの正確さが実感出来てきます。

 さてさて、その後は60メートル以上の距離をコンパスを使わずに、行って帰ってこれるか練習しました。
 まるでガイドダイバーの様に見事にコンパスなしでスタート地点に戻ってこれました。
その後は、四角形パターンの右回りと左回りなども練習し、コンパスを体の一部の様に使いこなせるようになりました。

 ナビゲーションをマスターするにはとても時間がかかり、結局1ダイブ75分と言うダイビングになってしまいました。

 しかし、ご本人は「あっという間でした。」と言うから、如何にナビゲーションに集中されていたか分かります。

 その後PPBも実施し、わずかなウェイト量の変化がどのくらいダイバーに影響を与えるかも実感されました。

 いよいよ、3/28でアドヴァンスドオープンウォーターダイバーになられます。

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 2009年 3月 18日(水)

 3島巡ってきました。


15年来のインストラクター仲間との再会!


オーロラのドロップオフは外国の海みたい!
晴  気温24度    水温22度   透明度30メートル以上

 今日も良い天気です。
そんな今日は、15年来のインストラクター仲間がナハマリンスポーツの森さんとともに延岡から来られました。

 15年前と言うと、関口も30代です。うーーんと、その頃の自分を思い出せませんが、友人からは「変わらないですね。」と言われお世辞でも何故かほっとする自分でした。

 確かに15年前も同じ様にこの場所で同じ様にダイビングの仕事をしていて、同じ様にまた再開できるのはとても嬉しいことでした。

 さて、風の向きも南寄りでとても暖かく海況も私たちに味方してくれています。

「よし、っ! 今日は3島回れそうですよ!」と皆さんにお伝えしました。」

1島目の水納島はこの日記を読んでいる方はすでにお分かりと思いますが、抜群の透明度とガーデンイールの群れなど、宝石のように浮かぶ水納島にはとても喜ばれていました。

 2島目の伊江島では、オーロラに行きました。
垂直に30メートル以上落ちるダイナミックなドロップオフに「海外の海の様ですね。」とゲストも満足されていました。

 
3島目は、トウアカクマノミが見たいという事で、瀬底島です。
トウアカクマノミの良い写真もずいぶん撮れたご様子です。カマスの群れなどにも出会え満足された3ダイブの1日でした。

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 2009年 3月 17日(火)

 ダイビングシーズンの訪れ!


 驚いたのはどっち!


瀬底島はウミウシも多く見れます。
晴  気温24度    水温22度   透明度30メートル以上

 晴天が続いています。
ボートの上も爽やかな風が吹きとても気持ちの良い季節になりました。
 水温は22度ですが、気温はさらに暖かいのでとても過ごしやすいです。

 水納島では、ダイバーの真下から急に飛び出したヤッコエイに驚かされました。

 驚いたのは、ヤッコエイも同じだったのかもしれませんね。

沢山のガーデンイールが流れてくるプランクトンを夢中で食べています。

 そーっとあまり驚かさないように気をつければ、かなり近くまで近寄る事が出来ます。
  瀬底島では、生き物の種類がとても多く、そして地形も変化に富んでいるのでとても面白いです。
 
 
中でも洞窟の中で、ミナミハタンポがキラキラしながら泳ぐ姿は、とてもきれいで感動します。

 さて、今年は水温も例年より少し高いせいか、クジラも北の方に戻り始めたのかここ数日は、声をあまり聞きません。

 と言う事はいよいよ本格的に、海も暖かくなり始めダイビングシーズンの到来なのでしょうね。
今年もいよいよ、ダイビングの季節が来たのだなあーと感じた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 3月 16日(月)

 透明度30メートル以上 すべてが透明でした。!


 宝石の様な水納島です。


12メートル下のダイバーをボート上から見ましたです。
晴  気温21度    水温22.8度   透明度30メートル以上

 晴天、凪の予報は本当でした。

海を走るシードアー号もとても気持ち良さそうです。
瀬底島に着くや、透明度の良さに驚きです。
一昨日の大荒れの波高5メートルの現実が嘘のようでした。


空に浮いているようなシードアー号
神奈川県から来られた、ご夫妻も驚かれています。

水納島ではさらに透明度が良く、ゲストは本当に感激されていました。

水納島は、普段からこのくらいの透明度がありますが、一昨日の大荒れからわずか2日でここまで透明度が回復した事に私たちスタッフは驚いていました。
 
 
 そして海の中では、ガーデンイールやウコンハネガイそしてホワイトソックスなどを見たりまったりとしてしまいます。

 今日のゲストも、「港からわずか15分でこんなきれいな海が見られるなんて、船酔いの心配もなく本当に本部はいいとこですね。」と、感激のようでした。


思わず心まで、気持ちまで、体まで透き通ったような1日でした。

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 2009年 3月 15日(日)

 水納島を貸し切った日。


水納島のダイバーは私たちだけ!


とてもかわいいトウアカクマノミでした。
晴  気温21度    水温21度   透明度30メートル

 昨日は、とても強い前線が通過して、風速17m、波高5mと言う天気でした。
1夜去った今日は、天気も回復し水面休息は水納島に上陸しました。
ビーチに人影もなく私たちだけでした。
 昨日の天気が嘘の様です。福田様ご夫妻の天気運には驚かされます。


コンデジでも結構きれいに撮れました。
 昨日の台風並みの波高5mの後なので、透明度も期待していなかったのですが、30mも有り、水納島の実力には驚かされます。

 ダイビング中、砂地な隠れていたエイに驚かされたり、ツクシの様に顔を出しているガーデンイールに心が和まされます。

 ホワイトソックスに夢中になっていたゲスト様も次から次へと出てくる生き物たちにカメラを置く暇がありません。
 
 ツバメウオの大群に出迎えられたり、天気の良さも生き物たちとの出会いもとても楽しめた1日でした。

 「やっぱり本部はいいなあ!」と心から話すゲストに思わずうなづいた1日でした。


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 2009年 3月 12日(木)

 一年半ぶりカムバックしました!


透明度30メートルの世界はずらしいです。


 こんなトンネルにも入ってみたかったです。
晴  気温21度    水温21度   透明度30メートル

 今日も天気が良く、水納島と瀬底島でダイビングを楽しみました。

久しぶりと言うことでしたので、ダイビングのスキルの確認をしました。マスククリアーの方法やレギュレーターのリカバリーや呼吸について復習をしました。

 そして上手に潜航できるようにアドバイスし、「さあ、すべて準備OKです。」 潜行もとても上手です。
 更に、深度を深くして行き15メートルまでドロップオフを下りて行きました。

中層では、銀色に光るイワシの大群に圧倒されその後に続いてグルクンの大名行列の様な群れが通り過ぎて行きます。


テレビでは見たことがありました。とゲスト
ゲストの方は、手を叩いて大喜びです。 今日のゲストは、感激した事をそのまま表現される素晴らしい方です。

 そして、洞窟のポイントに入ると、何十匹ものアカマツカサにまた拍手されています。まるで水族館の様と後でおっしゃっていました。

 確かにこの場所は水族館の中を潜っているようです。
 
 最近は、キンチャクガニも多く石をめくると大概見る事が出来ます。
ゲストの方もテレビでは見たことがあったけれど本物を見るのは初めてと、とても感激されていました。
 
楽しいことが続いた今日のダイビング、ゲストはまた沖縄に来ようと誓っている様でした。

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 2009年 3月 11日(水)

 研修会最終日。


 気象の勉強をしました。


 危険生物に対する処置を勉強しま
した。


一次救命処置の重要性を琉球大学医学部 救急部長より講義がありました。


今年2回目となる、CPR AED
講習でした。

晴  気温21度    水温21度   潜ってないので透明度は?

 沖縄県内には、およそ500~600近いマリン関係の業者があるそうです。
昨日に引き続き、この安全講習会に60のショップさんが集まりました。

  今日の題目も以下のように内容が濃いです。
「航空機による捜索、救助方法」 =第11管区海上保安部 那覇航空基地 主任飛行士
「気象・海象の基礎知識」     =沖縄気象台予報課 予報官
「海洋危険生物の実態と対処法」=沖縄県衛生環境研究所 主任研究員
「一次救命処置」          =琉球大学医学部付属病院  救急部長
「心肺蘇生法実習」         =那覇市消防本部救急課 救急指導係長
などです。

気象の知識もとても勉強になります。
 台風の風速は、10分間の平均風速で、いくつかの平均風速の最大が最大風速だそうです。瞬間最大風速は、3秒間の平均風速の最大値だそうです、平均風速の3倍近くなることもあるそうです。
 この時期、私たちが気を付けなければいけないのは「ニンガチカジマーイ」と言って旧暦の2月(ちょうど今頃です。)発達した前線が通過する時に台風の様な激しい風雨が来て、風の向きも急変し級に海が荒れだす現象です。
 
危険生物でも興味深い話があります。
一般的に「クラゲに刺されたぁー」と言うとすぐ「お酢!」が思いつきますが、お酢が効果があるのはハブクラゲだけです。その他のクラゲに使用するとかえってひどくなる場合があるので注意です。

 一次救命処置や心肺蘇生法実習では、実際に病院の救急部長の方や事故現場で対応している救急救命士の方から指導があり、とても貴重な時間となりました。
 昨日から2日間、「平成20年マリンレジャー事故発生状況及び事故防止対策について」」や「リーフ海域付近の流れ」、「ライフセービングの現状」そのほかにも、数タイトルの講習会を受講しました。

 事故は無いにこした事はありませんが、マリンレジャー業をしている以上は、万一の場合にも落ち着いて対処する能力が求められていると思いました。

 毎年、このような研修会を開催してくれる第11管区海上保安部の方や、沖縄県警本部の方々に心より感謝申し上げます。
 また、協力してくださる病院関係の方や消防の方そして日本赤十字の方や、気象関係や衛生関係の多くの方々に感謝した1日でした。

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 2009年 3月 10日(火)

 私たちが出来る努力。


 リーフカレントって知っていますか?


 沖縄県内から離島を含め60人が集まりました。

晴  気温21度    水温21度   潜ってないので透明度は?

 昨日は雨模様の1日でしたが、今日は気持ちの良い晴天となりました。
・・・が、今日は那覇で(瀬底島から那覇までは90キロ近くあります。)マリンレジャー提供業者安全管理講習会があります。
 朝8時30分の受付です。朝の那覇は大渋滞と聞いているので、早朝5時30分に出発したので、まだ暗く天気の良さが分かりませんでした。

 このような講習会は、今年2回目の受講となります。
水難事故の報告が第11管区海上保安署の方より説明がありました。
その他、潮流についてやはり第11管区海上保安署にの担当官より説明があり、今までの事故の発生状況などと合わせて説明がありました。

 また、少し硬い話ですが、法医学専門博士よりダイビング事故についての話などもあり、みんな真剣です。

 今日集まった方は、私たちダイビング業者や、マリンジェットなどのマリンショップ、そして、シーカヤック業者や、海水浴場管理者など様々です。

 最近のダイビング事故の特徴は、40代以上の方が多く事故にあわれているという結果報告がありました。
 
 原因は、心臓などの循環器系や高血圧などのトラブルが目立っています。
陸上での生活で、何も問題を感じていない方が、事故にあわれています。
 法医学の方から、「本人は自分の心臓がトラブルを持っている事に気が付いていない人が多いのでは!」と言うご指摘を頂きました。

 私たちインストラクターは、年に2回の健康診断が義務づけられています。

 皆さんも、本当にダイビングして大丈夫なのか、ぜひ健康診断を受けてください。

 「自分は大丈夫だろう。」と言う過信で、昨年も数名の中高年の方が事故にあわれました。
 私たちも、研修を受けたり、努力できるところは惜しまず努力します。
皆さんも、ぜひご自身の健康管理を健康診断を受けてしっかりとご確認して頂き、末永くダイビングを楽しみませんか。


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 3月 8日(日)

 まるでダイビングスクールの様な体験ダイビングです。


 さあ練習の始まりです。


 沖縄の海底の砂は、サンゴ等で出来ているので白いのです。

曇  気温20度    水温21度   透明度 20メートル以上

 神奈川から来られた学生3名様が今回の体験ダイビングの主役です。
身長185センチの大きな方が2人もいます。
 関口も大きい方ですが、圧倒されていました。

シードアー流の体験ダイビングは、まずショップでダイビングの勉強から始まります。
水圧の事などから、水中で上手な呼吸の仕方、海の中では会話ができないのでハンドシグナルを10種類ほど、そして水中での生物の説明や海に行っての練習の内容などです。
 この勉強だけでも20分近くかかります。

そして、いよいよ海に行きダイビングするための練習がはじまります。
何度も練習をくりかえ行います。
 こうする事により、皆さんはダイビングするという緊張が取れて安心して潜れるようになります。
 
皆様の体験ダイビングのログデータ

潜水地   ゴリラチョップ
潜行開始時間 15時46分 
浮上開始時間 16時36分
潜水時間  50分(練習時間を除く)
最大水深  5.5メートル  
透明度   15メートル

見た生物
 
オヤピッチャ
ロクセンスズメダイ・キホシスズメダイ・カクレクマノミ・オジサン・イトヒキベラヤマブキベラ・ハリセンボン・オグロトラギス・クギベラ・ソラスズメダイなど他多数

 シードアーの体験ダイブは、「しっかり潜ってダイビングを楽しみましょう。」が基本なので潜る時間も40分から長いと1時間近くもダイビングを楽しみます。なので時間がかかるため、午前と午後の1日2組しかできないのです。
 
学科講習があり、浅いところでの練習がありそしてダイビングをするというミニダイビングスクールの様な体験ダイビングを終えた皆さんは、ダイビングの免許を取る時にも海洋実習が1回免除されます。

また、ダイバーが3名きっと増えるだろうなと思った1日でした。

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 2009年 3月 6日(金)

 前線通過で北風が・・・でも、とっても色々見れました。


 ツバメ団子とでも言いますか?


 見事な化けぶりでした。

曇  気温20度    水温21度   透明度 20メートル以上

 夜中に、猛烈な稲光、そして台風の様な強風と窓を叩きつける雨音で目が覚めてしまいました。
 「こんなに雷がすごいとパソコンのコンセントを抜いておかないと!」と寝ぼけて動かない体なのに思考だけは正常に働いていました。

 寝ぼけながら「今朝は、ボートダイビング出来るかなー」と考えながらまた眠りに落ちて、目が覚めると、風もやみ思ったより静かでした。

 「よしっー!今日は出航だぁー。」

 波が比較的高いので無理はせず穏やかな所にボートを運ぶと透明度も思ったより良く、何に出会えるかなと言う期待感でわくわくします。

 そうするとコンクリートブロックの中にツバメウオが10匹以上団子状態で詰まっています。

 詰まっているという言葉がぴったりでした。
東北のニホンザルが冬山の寒さをしのぐのに体を寄せってお互い暖を取る「さる団子」と言うのを作るそうです。

まさに、その団子です。ツバメ団子はなかなか見ごたえがありました。
動けないほど、コンクリートブロックの中にぎっしりと詰まっているのです。

 そうかと思うと赤いカイメンが多いこの場氏では、赤いカエルアンコウをしばしば見かけます。
今日も「必ずいる。」という強い気持ちで潜っていると、「居ました。居ました。」赤のカエルアンコウが居ました。

 赤いカイメンに身を寄せるというか身を潜めるといった方が良いのでしょうね。
見事な化けぶりでした。

 「今日は海が荒れてダイビング出来ないかな?」と思っていただけに、出迎えてくれた魚たちに歓迎されたような1日でした。

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 2009年 3月 2日(月)

時にはダイナミックに、時には繊細に泳ごっと!


今日もこんな地形を楽しんでいます。


クロユリハゼは大好きです。
曇  気温23度    水温21度   透明度 30メートル以上

 今日は北風が強くなりやっと冬らしい感じがします。
と言っても3月なので暦の上では春ですね。

 最近の暑さが温暖化と関係があるのかは分かりませんが、先日の異常な暑さは何か危機を感じてしまいます。

 なので今日の少し寒い気候は普通に戻った感じで何故かとても安心します。

さあて!潜るたびに何かを感じているわけですが、ラビリンスの地形の複雑さには感服します。 何故こんな地形ができたのかとても、不思議です。専門の学者さんならきっと理論的な説明ができるのでしようが、とにかく不思議です。

そんな事を考えながらも、クジラがうるさいくらい大きな声を出しています。
海の中で、遭遇するのではと思うくらいです。

 そうかと思えば、小さくて美しいクロユリハゼがいました。
この見事なスタイルには惚れ惚れです。本当に美しい形をしています。

蒸気機関車に例えるならC-57 です。
C-57と言う蒸気機関車は「貴婦人」とも呼ばれとても洗練された形をしていました。
このクロユリハゼは、その形の美しさからまさに貴婦人のように思えてなりません。

そこで思った事がありました。
ならば自分の潜っている姿ってどんなのだろう?
私はおじさんなので貴婦人とは全く別ですが、インストラクターらしいスマートな泳ぎをしているのかな?

泳いでいる時のイメージはいつも出来ているのですが、以前ゲストの方が私を撮ったビデオを見て、「えっ! 私はこんな泳ぎ方をしているのですか?」と驚いた事がありました。
 イメージと実際のギャップが大きかったのです。

最近の自分の泳ぎはチェックしていないので、どんな泳ぎ方をしているのかよく分かりませんが、クジラの様にダイナミックであったり、時にはクロユリハゼの様に繊細で有ればいいなあーと思った日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2009年 3月 1日(日)

 ダイビング・・・・ホエールウォッチング・・・・ダイビングの1日でした。


クジラまで見れてとってもラッキーなダイビングでした。
曇  気温23度    水温21度   透明度 30メートル

朝から、どんよりとした天気です。
「こんな時は、良く見れるよね!」と、話をしていました。

そして、港を出るとすぐにホェールウォッチングン船が止まっています。
よーく見ると「やっぱり、いたあー!」です。

ただ、双眼鏡で確認できるほどの距離だったので、皆は見れませんでした。
とりあえず、目指す水納島に向けてボートは進んで行きました。

皆がダイビングした後、先ほどのホェールウォッチング船がだんだんこちらに近づいてきます。
 そうです!クジラがこっちに向かって来ているのです。

やがてクジラは、かなり大きく見れる距離まで近づいてきました。
「海の中のダイバーは、きっと声が聞こえているだろうな!」と、思いながらシャッターを切りました。

ダイビングを終えたゲストと共にホェールウォッチングを楽しみました。
ゲストも大喜びです。

この時期ならではの楽しみだなあーと痛感した1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!