今日ダイバーになりました。
白い粒は卵です。この珊瑚はメスです。
ピントが合っていないのではありません。オスのサンゴが精子を出したので白く濁っています。
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晴 気温31度 水温27度 透明度 30メートル
今日、新たにダイバーが1人増えました。
西川路さん、おめでとうございます。
たったお1人で7月10日からのご参加でしたが、天候にも恵まれ、見事にPADIオープンウォーターダイバーになられました。
水中のスキルもとてもうまくこなされ、海がとても大好きな西川路さんの海へのドアーが開かれました。
「皆さんの海へのドアーを開くお手伝いをする。」そんな思いで名をつけたシードアーにとってダイバーが御1人増えるという事はとてもうれしい限りです。
本当におめでとうございました。
さて、7/13の深夜11時にクサビライシというサンゴの産卵を瀬底島にある琉球大学の亜熱帯海洋生物研究センターに行って見学してきました。
クサビライシは雌雄異体で、一つの石がオス、またはメスなのです。
一般的には大きいのがメスで小さいのがオスだそうです。
普段私たちが海で見ているテーブルサンゴなどはミドリイシと言うサンゴの仲間で雌雄同体で、一つのサンゴに沢山のポリプが集まって共同生活をしています。
ですが、このクサビライシは40センチほどの大きさがあっても、これが一つのポリプなのだそうです。
産卵する時は、中央の山の頂上の様な部分から、産卵します。
このサンゴは、性転換をするのでどの時点でオスになったりメスになったりするかも研究しています。
たとえば「大きいメスを2つに割って小さくするとオスに変わるのか?」とか、もし変わるとすれば「どのくらい小さくなるとオスになるのか?」
など、色々です。
クサビライシは7月の満月の大潮から約5日ほど遅れて産卵するのが一般的だそうです。
写真で白く濁っているバケツはオスのサンゴが精子を放出しているため濁っています。
白い粒粒が見えるバケツは、メスのサンゴの産んだ卵です。
この研究所には、今イスラエルからも研究者の方が来ておりました。
この観察は、真夜中の12時も過ぎて深夜まで続きました。
そんな今日7/13は関の誕生日でもありました。
家に戻ると日にちが変わっていましたが、エビスのプレミアムを飲み誕生日を祝い(祝う年でもありませんが)ました。。
追伸:琉球大学の酒井先生、有難うございました。
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