100匹ものツノダシが泳いでいました。
そこらじゅうツノダシになってしまいました。
クジラ岩はサンゴの大群生地帯です。
5年前のクジラ岩のサンゴ群です。 |
晴 気温28度 水温24度
昨日まで、ドライスーツで潜っていましたが、気温28度の今日は、さすがに1ピースのウェットスーツに代えました。
ボートの上は「夏夏夏夏 ココナッツ!」と言う気分です。
そしたら何と、既にシーガルで潜っている人がいました。
昨日までのドライスーツで潜っていた自分は何だったのだろう?
若い者にに負けてしまっている!
少し衝撃が走りました。
最近は、ベンチプレスなどウェイトトレーニングを昨年から始め、約半年経つ今も続いているので若い者には負けない気持ちが有ったのですが、今日のシーガルダイバーには完敗でした。
さて、海の方は、伊江島と水納島の中間にある中の瀬(方言では、ナカンシと言います。)に行ってきました。
グルクンが良く釣れる場所で、運が良いとイソマグロやオニカマスなどもいたりましす。
まずはちょっと深場に行き、色々な生き物チェックをしましたが、水深30メートル近くから水面がはっきりと見えています。
中の瀬の透明度は抜群でした。
ただ、気をつけないといけないのが、透明度が良いので深く潜っても明るい為、うっかりしていると予定水深を越えてしまう事が有るので気をつけなければいけません。
水温がまだ低いのでグルクンはそんなに沢山見る事は出来ませんでしたが、遠くから色鮮やかな集団が近づいてくるのが見えました。
それは、100匹前後のツノダシの群れでした。
人間でもそうですが、集団と言うのはとても心強いのか、私の方にどんどん向かってきました。
やがてそこらじゅうツノダシだらけになり、まるでツノダシのホコテンです。
気温28度の夏の日差しを浴びたツノダシはとても色鮮やかできれいです。
この日差しを浴びている私たちは、日焼けしてしまいますが、魚がもし日焼けしたらなんて、くだらない事を考えてしまい、一句浮かんでしまいました。
「ツノダシも 日焼けをしたら 焼き魚!」 お粗末です。
こんな事を考えながら潜っている自分がとても不思議で面白かったです。
こんなくだらない事を考え、そして口に出してしまうからいつまでたってもゲストから信頼されないのかもしれません。
とても、インストラクターを25年しているとは思えないでしょ!
まあ、シードアーはこんなお店なので、気軽にお越しください。
その後、ゲスト様のリクエストでクジラ岩に行きました。
クジラ岩は、一昨日も行きましたが、私は何回言っても飽きる事が有りません。
サンゴを見ているだけでとても気持ちが落ち着きます。
サンゴの状態を確認するには定点観測が必要です。
ここのサンゴは、5年前の写真をみてもほとんど変わらないくらいの健全な状態が保たれています。
本部町ダイビング協会では、各ダイビングポイントに水中ブイを設置しています。
海底の環境を保全するために錨をボートから投げ込むのでなく、水中ブイを使用して、ボートを係留する様にしています。
このクジラ岩がこれからも末長くこの健全な状態でいてほしいと願った1日でした。
本部でダイビング! GO DIVE! |