シードアーのダイビング日記  2010年 7月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2010年 7月30日(金)

  昨日は中止にして良かった、昨日無理していたらこんな笑顔はなかったはず!



昨日はこんな天気でした。
7/29下見時に撮影


 しっかり時間を掛けて事前に練習!


 今日にして良かったです!


 だからこんなに楽しかったです。
 曇   気温32度    水温28度   透明度15m前後  
 
 今日は、体験ダイビングのゲスト様が来られました。

実はこのゲストの皆様、一昨日が体験ダイビングの予定でした。

でも海況の事などを考えるとゲスト様には楽しめないと思い、一昨日は中止とさせて頂きました。

 ならばとゲスト様は、昨日も体験ダイビングを申し込んで来られました。

でも、昨日は、左の写真の様な天気で、やはり中止とさせて頂きました。

体験ダイビングを全く実施できない海況ではなかったのですが、大雨の中体験ダイビングをしてもゲスト様のイメージされている様なダイビングが出来ないと思い、敢えて中止としました。

「せっかくゲスト様から、体験ダイビングのご予約を頂いたけれど、こんなに中止を続けたら、もうシードアーで体験ダイビングはしないだろうなあ!」と思ったらゲスト様から「それでは明日は、那覇泊になり那覇への移動日になりますが明日の午前中にお願いします。」と再々予約を受けました。

 正直にここまでシードアーの体験ダイビングにこだわって頂き本当にうれしい限りでした。と言うかびっくりもしました。

 今日になり、天気は回復し今日は体験ダイビングが出来ます。

ゲスト様が来られいつも通り、時間を掛けて丁寧に学科講習をとしていきます。
体験ダイビングとはいえ、学科終了後に簡単なテストが有るのも少し驚きです。

 でもここまで、徹底してご指導させて頂くので水深も10メートル近くまで体験ダイビングでも潜る事が出来るのです。

 今日は、潜水時間は50分でした。もちろん練習時間は含みません。

ゲスト様の中にCカードを待っている方のもいたので、今回の体験ダイビングの為に、宿泊先のプールでマスククリアやマウスピースの咥え方などを練習してきたと言うのには、驚きでした。

 ゲスト様には、残圧計の読み方などもマスターして頂きます。

練習中も皆さんはとても楽しそうでした。

ダイビング中にゲストに空気の残圧をお聞きすると「100」とハンドシグナルで連絡してくれました。

 また、ゲスト様は「タンクの残圧が、半分近くになったのでも戻りましょう。」と私のボードに書いてきました。

 私も「戻りましよう!」とサインを出そうと思っていましたが彼女の方が私よりも行動が早かったでした。

 「この人は本当に体験ダイバーなのかなー?」水中で色々な事を考えてしまいました。

 ビーチに上がった時は、残圧が50で講習で説明したとおり基本通りに戻ってきました。

ダイビング後、私のログブックに皆さんのサインを頂いたら、何とコメントまで頂きました。

 私は皆さんから頂くコメントから、ずっとダイビングインストラクターでいられる力をもらっています。

たかが体験ダイビングと思っている方もいると思いますが、私には体験ダイビングもとても大事なダイビングの一つなのです。

大変な時や、つらい時も皆さんから頂いたコメントを読み返すと、「頑張ろう!」と言う気持ちになれるのです。

だから私のログブックは宝物なのです。

体験ダイビングとはいえ、きちんとログを付けています。
  ダイビングが終わり、いよいよ皆さんともお別れです。

 一番寂しそうなのはマグの様です。

 皆が来た時は、尻尾をグルグル扇風機の様に回して皆さんを歓迎します。
 でも皆さんが帰る時は、最近は何だかショボンとしています。

帰るのが分かるからの様です。
 
今回のゲスト様、ここまでシードアーの体験ダイビングにこだわって頂き本当にうれしいと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月28日(水)

  外はすごい天気、水中は天国!


 狙っているのはグルクンの子供でした。
 ※ポインターを写真に乗せて下さい。


 私の人差し指の指先とおなじ大きさ?


 度胸が据わっているのかな?
 雨と曇   気温32度    水温28度   透明度20m前後  
 
 港を出る時は、普通の曇り空でした。

ただ南風が強く、島の周りは濁りが少し入っていたので、海況の良いポイントを捜す事になりました。

 ポイントが決まり、ボートのアンカリングが終了した時、滝の様な大雨と春一番の様な強い風が混じってきました。

 ダイバーはさっさと次から次へと海の中へと姿を消していきました。

海の中は顔に当たる大粒の雨や強い風が吹く外とちがい、全く静かな世界でした。

 しかし、海の中でも今日も相変わらずバトルが続いていました。

狙われているのはグルクンの子供たちです。

 カスミアジは、数匹で編隊を組んでいます。

そしてまるで戦闘機の様に高い所から急降下してグルクンの子供たちに襲い掛かっていました。

 海上の天候の激しさとは違う生死を掛けた激しさは、人間とちがい自然界の中で生きていく事の厳しさを感じさせます。

気が緩んだ時には、食べられてしまうです。

凄まじい世界だと思いました。

 そうかと思えば、口をポカンと開けた2センチほどのカエルアンコウ。

全く自然界の厳しさを感じさせません。

一日中こうしてポカンと口を開けているのでしょうか。

そして、目の前に獲物が来た時だけ、本能をフル稼働させて瞬発力を発揮するのでしようか?

25cm程の真っ黒なカエルアンコウもいましたが、真っ黒なので写真を撮っても真っ黒の塊でしかなく、「君は何?」と言われそうなので写真に載せるのも止めてしまいましたが、しかしこの大きなカエルアンコウも自然界の厳しさを全く感じさせません。

のどかと言うか、ナマケモノの様なのでナマケウオとでも名をつけた方が良い様に思えました。

 水納島の定番のヤシャハゼも今日は、引っ込む事を忘れたのか、度胸が据わっているのか、とても良い根性をしています。

ゲストを見ているとマクロモードにする距離まで近づいていました。

ひどい天気は、最初の1ダイブだけで、3ダイブ目の頃は、すっかり雨も止んでいました。

それにしても昨日の巨大ウツボと今日のカエルアンコウの組み合わせを考えると、「海ってこんなに違うのかな?すごいなあ。」って改めて感じさせられた1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月27日(火)

  本当にダイナミックな1日!


 思わず壁に寄り添いたくなる崖!


 誰が「ニセ」と名前を付けたのか!


 カスミ御殿でした。 
 曇  気温32度    水温28度   透明度30m前後  
 
 今日は水納島と伊江島でのダイビングとなりました。

水納島は相変わらず魚が沢山いて彩りも鮮やかで、又海の上にぽっかりと浮かんでいるようにも見え、いかにも南の島と言う感じです。

海に入ると、透き通った水がとても青く白い海底がどこまでも続いているのが見えます。

 それとは対照的なのが伊江島です。

吸い込まれる様なドロップオフが有り、思わず壁に寄り添いたくなります。

 ボトムは40mも有る中層を泳ぐ感覚は、まさに海に抱かれている感じがします。

 ゲストの皆さんの方を振り返り、後ろ向きに泳いでいました。
前に振り向きざま、足元にとんでもない大きさのウツボがいました。

あまりの大きさに初めは何だか分かりませんでした。

人の頭より大きな頭をしたニセゴイシウツボは、とんでもない迫力でした。

ドクウツボのボーちゃんで有る程度ウツボは慣れていましたが、さすがにこのサイズのウツボには手が出ませんでした。
 左の写真を見て下さい。

人の頭とウツボの頭の大きさを比べるとどれほど大きいかびっくりします。

ゲストの女性の胴周りほどの太さです。

この迫力一体て誰が「ニセゴイシウツボ」と名付けたのかな?
と、考えてしまいます。

ゴイシウツボと言うウツボはいないので、ニセゴイシウツボと言うのも何だか変な感じがしますが、思わず「貴方はニセではない!この迫力!本物ですっ!」と叫んだしまいました。

 瀬底島でもナポレオンやマンタと出会ったり、水納島では、主の巨ガメやネムリブカと出会ったり、伊江島では、巨ウツボや巨ハタと出会ったり、「沖縄北部の海も奥が深いなあー。」と思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月26日(月)

  今日もいる様な気がしたのです、予感は的中!


 凄い数のグルクンの子供がいました。


 ボートの左下を泳ぐダイバー!


 やっぱりいました。 
 曇  気温32度    水温28度   透明度50m以上  
 
 最近は水納島に行く機会が多いですが、今水納島にはグルクンの子供たちが沢山群れています。

 子供たちですが、尾びれを見てみると親と同様に立派な特徴が表れています。

その群れを遠巻きにニジョウサバが今日もやってきました。

グルクンの子供たちの群れにニジョウサバが突っ込む時のスピードは大変なスピードでした。

 群れに突っ込むと同時に体を反転させて凄まじい勢いでグルクンの事もたちを追いかけていきます。

 今日も激しいバトルは続いていました。

クジラ岩に行くと、凄い透明度です。
クジラ岩は、沖に向かって山の様な大きな根が幾筋も有ります。

根と根の間は砂地になっています。

今日、水中に設置してあるブイを取る為に海に入り周りを見渡すと、隣の更に隣の根が見えています。

シードアー号の全長はおよそ15mです。

水面を見上げシードアー号を見ると15m長さを確認し、隣の更に隣の根までのおおよその距離を見ると50メートルは有る様に思えます。

ダイビングが始まりボートの下を泳ぐダイバーがとても小さいのですが、しかしはっきりと見えていました。

そして、一昨日クジラ岩に潜らずにボート上で過ごし水納島の主の亀に会い損ねて残念な思いをした関口ですが、今日もなぜか亀がいるのではとい強い予感がしていました。
 
 そしてカメハウスに行ってみると、今日もカメハウスで休んでいました。

あまりにも大きいその体は、泳ぐ足の動きもとてもゆっくりでまるで大きな飛行船が動き出したようにも思えます。

 抜群の透明度の海とウミガメとの出会いもあり、ゲストも本当に喜ばれた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月25日(日)

  沖縄県立北部農林高校野球部 3年生釣り大会! 


 首ユニフォームを脱いだ彼らは、普通の青年にもとっていました。


釣れても釣れなくてもとても楽しそうです。


 晴  気温32度    水温28度   透明度30m以上  
 
今日は、北部農林高等学校野球部の父母会で以前から計画していた野球部3年生の釣り大会です。

普段はユニフォーム姿の彼らを見ると、体育会系クラブと言う事も有りとてもきびきびした印象が強いのですが、普段着姿の彼らは普通の青年に戻っていました。

2年生や1年生の後輩もいないのでとても和やかな感じです。

 最初に中の瀬に行き、釣りを始めました。

父母会の親も参加していますが、最初に釣りあげたのは子供たちでした。
 その後は親も釣れ始めましたが、グルクンが釣れとても嬉しそうにしている子供たちは、最高の笑顔を見せてくれます。

 アカジンやグルクン、アイゴやオジサン等色々釣れました。
 一番変わった物を釣ったのは、クマノミです。

ダイバーの私たちからすると、どうすればクマノミが釣れるのか?とて見不思議でなりません。

 もちろん逃がして上げましたが元のイソギンチゃクに戻れるかとても心配になりました。

  夜は、皆でバーベキューをして、野球部3年生の3年間の活躍を親と共に語り合いました。

今日は、その様な訳でボートが出せずダイバーの皆様にご迷惑をお掛けしました。

子供たちが自分で釣りあげた自然の恵みを頂き、少しでも自然を大切にする気持ちが更に強くなればいいなあーと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月24日(土)

  今日のタイトルは、色々有りすぎて・・・・・! 今日は長いです。


 首を締めあげられました。


 私だってやられっぱなしではありません。
が・・・・笑われました。


 このシヨットは贅沢に思えました。


私の休日のは始まり。」とゲスト様!


 きっとこんな写真があ・・・


こんな写真もきっとー!
 晴  気温32度    水温28度   透明度30m以上  
 
①プロ格闘家と並んで写真を撮ってはダメの巻

 今年の3月4日に格闘技の世界チャンピオンに技を掛けてもらい、大変な目に遭った関口ですが、何と又、今日は新日本プロレスの高橋裕次郎選手が恩納村ライフタイムダイビングサービスのツアーでシードアー号に乗船されました。

 又闘志がわき上がって来た関口は、「ちょっと技を掛けてもらってもいいいですか?」とお願いすると、なんとも気軽に「いいですよ!」と気持ちよく答えてくれました。

 ただ失敗したのが、前回もそうですが「手加減して下さいね。」と言うのを忘れていました。

 腕の太さを見ると私の太ももと同じです。
こうなると高橋選手の腕はもはや腕で無く足です。

これからは高橋選手の腕は「前足」と呼ばないといけないのです。

 そのぶっとい前足が私の首に掛りました。
前回と同じ失敗をしてしまいました。
「苦しい!」が言えないのです。

でも高橋選手は当然手加減をしていてくれたのですが、プロレスラーの手加減は一般人の手加減とは全く異なる物でした。

 ならばと実は負けず嫌いの私も「技を掛けさせて下さい。」とお願いしたら何と気軽に「いいですよ!」と気持ちよく答えてくれました。

 首に腕を回したいのですが、首が太すぎて手が回りません。
後で写真を見たら高橋選手は笑っているではありませんか!

 関口も胸囲は102センチ有るのですが、高橋選手と並ぶと私はマッチ棒です。

自分が貧弱に見えるのでこれから高橋選手とは一緒に写真を撮るのは絶対にやめようと思いました。

そして、高橋選手と勝負するのは、ウツボのボーちゃんにタッチ競争だけにする事にしたいと思いました。

高橋選手は来年1月に那覇の武道館で試合が有ります。
是非応援したいと思います。
皆さんも、応援に行来ましょう!

体はまるでターミネーターですが、とても優しいいい男でした。

②豪勢な風景 
そして海の話は、ネジリンボウとチンアナゴが引っ込みもせず、ずーーーっうっっと皆さんに姿を見せてくれていました。

 本当に引っ込まないのです。

だからゲスト様に、「もっと寄ってみれば如何ですか?」と手招きしてたのですが
引っ込まないのです。

「遠慮なさらずに先方も私達にかまってられない様ですからもっと遠慮なく近寄りましようよ。」なんて感じでしまいには1メートル弱まで近寄っておられました。

③ゲスト様が自分に見えた日 
ゲスト様がエントリーする時、単身で沖縄に赴任されて、海のそばに来られたのでCカードを取られた事、そして「もうすぐ転勤になるかもしれない。」とお話しされた事が、思い出されました。

 「ゲスト様に取ってはこの1ダイブ、1ダイブがとても貴重で、そしてとっても楽しみな休日の始まりなのだなあー。」と感じました。

 エントリーして海に浮かぶゲスト様の顔はこれから始まる自分の時間がとても楽しみの様に思えました。
 そんなゲスト様は、水納島のヨスジフエダイを一所懸命、カメラと脳裏に焼き付けておられました。

 私がダイビングを始めた時は、神奈川の葉山でした。

今から約30年前ですが、ダイビングが楽しくて楽しくてどうにもその気持を押さえる事が出来ませんでした。
 ダイビングをしていると嫌な事があっても全部忘れられました。

現実逃避と言われればそれまでですが、次に仕事も頑張ろうと思えたのです。

 このゲスト様も私とあまり年齢は離れていないのですが、最近ダイビングを始められました。

 そして、ダイビングが最上の趣味となられたようです。
そんなゲスト様に思わず若かりし日の自分がダブって見えてしまいました。

④潜らないと出会いは無いの巻
さて、3ダイブ目は、クジラ岩のリクエストが有りました。

昨日も行きましたが今日も行く事になりました。

 関口は昨日もクジラ岩に潜っいたので、今日は船上で待機していました。

皆が潜行を開始して数分たったのですが、水納島の主の亀の家が有るカメハウスからダイバーの気泡が動きません。

 ずっとカメハウスでダイバーが止まっています。

これってひょっとしたら主の亀さんがいるのかなー?と思ってしまいました。

そしてダイバーの皆さんがボートに戻ってきたら、「大きかったー!」とか「すごいですねー!」とか・・・・・

思わず無口になってしまいました。

タンクも有り、自分の器材も有ったのに、「ただ昨日も潜ったから今日は止めておこう!」と思った私はおろかでした。

「きっとこんな写真とかあんな写真とか皆撮ったのだろうなー。」と思うと、何だかとても羨ましくなってしまいました。

 「一体何年ダイビングをやっているのですか?」と言われそうですが次からは、絶対に潜れる時は潜ると決めた日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月23日(金)

  今日も抜群の透明度!


 クジラ岩はサンゴだらけです。


クジラ岩にはクモガニがいつもいます。


 今日はウーちゃんと遊びました。

 曇 と 雨  気温32度    水温28度   透明度40m  
 
 曇りの天気です。
日差しがきつくなくとても有難く感じます。

 さて今日もクジラ岩に行ってきました。

2つ離れた40m近く有る根が見えています。

クジラ岩には様々なサンゴが有りますが、リュウモンサンゴやセンベエアナサンゴは凄まじい生命力を持っています。

 枝サンゴなどが有るとその上に覆いかぶさってしまうのです。
岩にかぶさればその岩の形になりますが、枝サンゴなどが有ると枝サンゴの上に覆いかぶさるので枝サンゴの形になります。
 また、サンゴは夜になると隣接しているサンゴにスイーパー触手を伸ばして、相手にダメージを与えま

相手がひるんだ隙に自分が勢力を伸ばしていきます。

 サンゴ同士が隣接している場所では戦いが有り、その最前線では、サンゴが死んでいます。
 ま上の写真では、上側にいるセンベエアナサンゴと下のコブハマサンゴが激しくバトルしているようです。

境界線は、サンゴが死んでいるいわゆる戦いの最前線です。

 水玉サンゴにはいつもオラウンタンクラブが2匹着いています。

水玉サンゴのフワフワした感じがとても気持ちよさそうです。

 そして、今日はウツボのウーちゃんがいました。

 ボーちゃんほど大きくなく、せいぜい腕ぐらいの太さです。

 ウーちゃんは普段自分から寄って来る事は少ないのですが、今日は自分から寄ってきました。

 顎を撫ぜて上げると、とても気持ちよさそうにしています。

そのうちお腹が痒いのか「お腹を掻いてほしいよオ!」と言わんばかりにゴロンとお腹を出してきました。

 こんな和やかな光景に、皆さん見に来られました。

ボートに戻っても「まるで関さんのペットですね。」と言われましたが、確かにボーちゃんやウーちゃんはには、ただの魚ではない特別な思いが有りますが、「でもウツボに感情をもつなんて 何だか変かなー。」とも、思ってしまいました。

 ウーちゃんやボーちゃんにしてみれば私のことはホンソメワケベラと同じ体を掃除してくれる、「でかい生き物。」ぐらいにしか思っていないと思います。

 「体を掃除してくれるので、手の上に顎を乗せて来たりするのかなー?」と本当に思ってしまうのです。

 時々甘噛みされる時も有ります。
初めはびっくりしたのですが、でも本気で噛まないのです。

 ウツボの気持ちは分かりませんが、ボーちゃんとは今日は会えませんでしたがもう付き合いも10年近くなりこれから先どの位元気でいれるのか、もういい年なのでこれからも長生きしてほしいと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月22日(木)

  間違いなく曇りの日の海の中ですが・・・!


 曇りの天気で暗いはずの水中ですが!

 歯医者にでも行っているようです。


 曇 と 雨  気温32度    水温28度   透明度30m以上  
 
 天気は良くありません。
風は無いので海は意外と静かでダイビングには、問題が無い様です。

水納島に行きましたが、曇り空の影響で水中が良く見えません。
今日は透明度はあまり良くないのかなー?

・・・と心配になりましたが、海に入って周りを眺めてみると海の中はとても透明度が良く驚いてしまいました。

左の写真の様に20メートルも離れているダイバーがこの曇り空の水中でもはっきりと見えています。

途中コンゴウフグと出会いましたが、上手く向き合う事が出来ず、写真は没となってしまいました。

また新たにクマノミの卵が産みつけられていました。
 産まれたばかりの小魚が、ひしめき合いニジョウサバとカスミアジが群れをなして襲いかかっていました。
 瀬底度までは、ジョーフィッシュが顔を出していました。

 目をキョロキョロさせて、憶病なんだけど巣穴から顔を出して周りが気になって仕方が無いと言う感じです。

まるでかくれんぼをしているようです。
 また、すぐ側では、本当にすぐ側でジョーフィッシュから3メートルしか離れていない所でハナヒゲウツボの子供が顔を出していました。

 大きく口をあけている様子は、まるで歯医者に行った患者の様です。

これだけ口を大きく開ければ歯医者さんもとても楽だろうなと思ってしまいます。

大きく開けた時はほぼ180度近くになっている気がします。

雨に降られたりしながらも、穏やかな海と色々な生き物の出会いでとても充実した一日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月20日(火)

  天気の良い日はでいビングもとても気持ちいいです!

悠然と泳いで行きました。














時間が掛りましたがやっと見つけました。

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 昨日は、波浪注意報と雷注意報が出ました。
また、朝から激しい雨に見舞われ、ゲスト様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、ボートダイビングは中止とさせていただきました。

 今日は、波もなく穏やかな晴天に恵まれ、とても気持ちの良い朝です。

ゲストのリクエストも有り、クジラ岩に行きました。

この場所には亀の家も有りますが、今日はサメが悠然と泳いでいました。

普段は夜行性なのですが、お腹にコバンザメのお供を連れていました。
  クジラ岩には、沢山のサンゴがひしめき合っています。

ハナガタサンゴが数種類、その他リュウキユウキッカサンゴやダイノウサンゴ、トゲサンゴ、ハナヤサイサンゴ、リュウモンサンゴ、ユビエダハマサンゴ、コブハマサンゴ、センベエアナサンゴ、その他キクメイシも数種類、クサビライシなども沢山いて、まさにサンゴのパラダイスです。
 サンゴがこれだけあるのでチョウチョウウオも色々とみる事が出来ます。

瀬底島では、ニシキフウライウオのいる場所が有りますが、しばらく行っていなかったので、ちょっと心配でしたが粘って捜しまわった結果やはりいました。

「このフウライウオほど、捜すのが厄介な魚はいない!」といつも思ってしまいます。

「途中で何度も、もういなくなったのでは!」と、捜すのを諦めてしまいそうになるからです。

 その疑念を振り払い「必ずいる。」と言う強い信念を持って捜さないとて見つからないのです。

普段ダイピングでは根性とか信念とか出さないのですが、今日ばかりは根性と信念を持った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月18日(日)

  のんびりとしてダイビングで!


 のんびりとセジロクマノミを!


 のんびりとカクレクマノミを!



 時々橋の上から釣り糸が垂れています。

 曇そして雨   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 最近は、時々もの凄い滝の様な雨が降る事が有ります。

本部は山が多いので、海面で温められた水蒸気が風に運ばれて本部の山に沿って上昇し、そして山の上で冷やされて、とんでもない積乱雲を作るのです。

 水納島からでも本部の大雨を見る事が良く有ります。
雨が近づいてくるのが分かるのです。

景色がカーテンの様に白く霞掛った様になり、その範囲はものすごいスコールなのです。

 さて、そんな今日なのですが3連休と言う事も有り、ボートの上はまさに夏と言う感じです。
 
 連休で混み合うのは仕方ないのですが、同じポイントでもコースを代えると全く誰もいない事が有ります。

 のんびりとクマノミ5種類を1ダイブで見るなんとも贅沢なダイビングを楽しみました。
 未だに、クマノミが取られたりする事が有り、この場所のクマノミたちもこうして定期的に見て回り、無事だととてもほっとします。
 アミメアカヤギに囲まれて伊勢海老が堂々として触角を伸ばしていました。

この、割れ目はアミメアカヤギの赤色が一段と眩しいくらい鮮やかです。

 黄色の物も有り、とても幻想的な感じがします。
 また、ダイビング中にゲスト様が指をさしている方を見ると何とすぐ側に亀がいました。

 あまりの近さにびっくりし、両手でOKサインを出したら、亀は大慌てで泳ぎ去ってしまいました。

あんな速度で泳ぐカメを見た事が無かったのでびっくりです。

両手で作ったOKサインが何か大きい生物の目に見えたのかな?と考えてしまいました。

 3本目のダイビングが終わる頃は、晴れ間も出てきました。

シードアー号は帰路に就く為、瀬底大橋の下を気持ちよく走りぬけていきました。

シャワーを浴びて、ゲストとログ付けをしながら今日を振り返った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月17日(土)

  海の中では、生死を賭けた水中戦が!


 群れを作りスカシテンジクに襲いかかるカスミアジ!


最高の天気に恵まれました。


 クジラ岩には大きな水路が有ります。

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 最近の水納島は、生まれたばかりの魚たちが根に群れています。

群れていると言うよりも溢れ返っていると言う表現の方がぴったりかもしれません。

今日の根にもスカシテンジクやまだ何の魚か判別もつかない透き通った稚魚たちが群れを作っています。

 よーく見るとグルクン(クマザサハナムロ)の幼魚もいたりこの時期はベビーラッシュとでもいう時期なのです。

 根の周りを広々とそしてゆったりと泳いでいた稚魚たちが突然根に集まり身を潜めました。

 その瞬間数匹のカスミアジが、私たちダイバーを全く気にせず、スカシテンジク達に襲いかかりました。

 パニックを起こす小魚たちと、パニックを起こさせ逃げ遅れた小魚を食べるカスミアジの動きは、全く対照的でした。

 とりあえず、餌を取ったカスミアジは周りを伺いながら悠然と泳いでいます。

遠くの方に去って行きます。

小魚たちが又安心して根の中から出て来て、泳ぎ始めます。

でも、カスミアジ達はこの瞬間を遠くから狙っているようです。

 全てが計算づくなのでしょうか、小魚の群れを襲った後は一度遠くに退散し、小魚たちを安心させ、根から出て来た瞬間を逃さず考えられない様なスピードで又小魚たちに襲い掛かります。

 水中でまさに弱肉強食の激しい生存競争が繰り広げられていました。

 その後クジラ岩に行くと、皆さんから「サンゴの多さにびっくりしました。」とか「こんなにすごいサンゴが、本部に有るなんて。」と、とてもびっくりされていました。

 昨日、離島で潜られたゲストもこのサンゴを見て「ボートでわずか15分程度でこんなにすごいサンゴを見られるとは思っていませんでした。」とびっくりのご様子です。

 天気にも恵まれ、自然の営みを感じ、ダイビングはやっぱり面白いとつくづく感じた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月16日(金)

  最初はだれでもビギナーだから!


久しぶりのダイビングで更にダイビングが好きになれたご様子です。


体験ダイブでも安心して潜れました。


 海は大好きです!

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今日はも天気に恵まれ海はとても静かになり、体験ダイビングとファンダイビングのゲストにとって最高のコンディションとなりました。

 Cカードを取ってとても久しぶりのファンダイブのゲストの方には、連休前と言う事も有り、ボートに私たちだけと言うとてもリラックスできる場となりました。

 マスククリアーや上手な潜行の仕方などゆっくりと時間をかけ説明させて頂きました。

 さあ、いよいよ海にエントリーです。少しドキドキされているのが分かります。
こんな時は私たちインストラクターも「大丈夫かな?」と、ドキドキしているものです。
説明したとおりに海にエントリーして、マスククリアーなどの練習も難なくこなし、潜行もとてもスムーズにでき、久しぶりにゲストの方々は海の中の世界を堪能されました。

本部の海はお2人が想像していた通りの様で、ダイビング後も、ずっと海の事が忘れられないようでした。
 
体験ダイビングのゲスト様は、Cカードを持っておられるお姉さまと共にダイビングにご参加されました。
 以前、海外でとても大変な思いをされたという事で、体験ダイビングを今回はシードアーで試して頂く事になりました。
 
前回の経験からかなかなかレギから手を離す事が出来なかった様子ですが、金地洋が次第似とれてとてもリラックスしてダイビングを楽しまれていました。

ゲスト様の体験ダイビングのログデータ

潜水地   ゴリラチヨップ
開始時間 10時49分        
終了時間 11時28分
遊泳時間  39分(練習時間を除く)
最大水深  8.6メートル 
透明度   15メートル前後
見た生物 
ソラスズメダイ・ロクセンスズメダイ・フウライチョウチョウウオ・クマノミ
・ミスジリュウキュウスズメ・コブハマサンゴ デバスズメ・ユビエダハマサンゴ
・マダラトラギス・マンジュウヒトデなど他多数


最初は、誰でもビギナーです。
ダイビングで上手く出来なかった事があっても、海が好きで「゛ダイビングを続けたい!」と思う人は必ず上手になっていきます。

海が逃げる訳ではないので、自分のペースでのんびりダイビングを楽しんで下さいね。

そしてお姉さまはこの体験ダイビングで50本記念となりました。

これからはご姉妹でダイビングがもっと楽しめますね!と思った1日でした。
 
本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月15日(木)

  瀬底中学校男子 スノーケリング安全講習会!開催!


男子中学生の負けない様、栄養剤でパワー補給!


水納島の海で授業が始まります。


 閉講式に生徒代表から挨拶を・・!

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今日は瀬底中学校男子生徒のスノーケリング安全講習会です。

全員野球部と言うスポーツマンの集まりの生徒たちなので、生徒のパワーに負けない様、生徒たちが来る前にスタッフだけで栄養補給です。

 海は穏やかで、心配していた波の高さも1.5mそして、南の風 、風速7メートルと言う予報です。

 この予報だと水納島の島影に入れば、海はべた凪です。
 昨日、既に1回実施しているので私たちスタッフも要領良く動く事が出ました。

 男子生徒は女子とちがい、何人か既にスノーケリングを経験していました。

 ただ予想していたような、元気さがあまって指示を無視する様な生徒た
 ちは1人もいませんでした。

水中を覗くと、大きなハマフエフキがすぐ側に来たり、ヤマブキベラなどは生徒達の手が届く程近くまで来たり、大喜びでした。

 水納島のリーフの上では、ミドリイシと言うとてもきれいなサンゴが見事に増えて来ています。

 10年近く前、世界規模で起こったサンゴの白化現象でこの辺りのサンゴも壊滅的なダメージを受けました。

 あれから10年たち、サンゴたちは自力で見事に復活を遂げています。

この子供たちに水納島のその様なサンゴの歴史を伝えたり、家庭の排水やごみ問題等の環境問題にも触れた内容となりました。

約2時間30分の授業で、どの程度子供たちに伝えられたかは、分かりませんが特に元気な男子生徒たちは、この夏間違いなく瀬底ビーチやどこかの海で遊ぶはずです。

 夏休みが終わった後も元気姿でまた会える事を祈った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

追伸:今回瀬底中学校のスノーケリング安全講習会にご協力頂いた下記ショップ様
    本当に有難うございました。

    本部町 字山川  美ら海ダイバース 
    本部町 字瀬底  ノーチラス沖縄   


 2010年 7月14日(水)  おまけ

  ダイコンがゼロに!


 ヒストリーのダイブトータルが0に!

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今使っているダイコンは、2008年7月4日に初めて使いました。
そして昨日潜水本数が999となりました。

約2年です。

楽しみなのは1000と表示されるのかなー?
そんな今日、記念すべき1000本目は、瀬底中学校のスノーケリング授業でちょっと素潜りしただけで達成していまい、「なんという1000本目になってしまったのだろう。」と思ってしまいました。

気がついて水面に上がり、ダイコンの表示を確認すると何と又「1000本目は0になっていました。」

「まっ!いいか、これで自分のダイビング人生が0になる訳でないから、これからはダイコンの好きな様にさせようと思いました。」


本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2010年 7月14日(水)

  瀬底中学校女子 スノーケリング安全講習会!開催!


 ボートの説明を真剣に聞く子供たち


水納島の海で授業が始まります。


 スノーケリングが出来るようになった子供たち!

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 自分が小中学校の時、泳ぎはとても下手で水泳教室は大嫌いでした。

泳げないから、とにかくプールや海も大嫌いでした。

そんな自分ですが、スノーケルと言う便利なものを友人から教えてもらった時、「水泳みたいに息継ぎしなくても泳げる!」と言うのが第一印象でそれからというもの今まで泳げなかった分、スノーケリングにとてもはまっていましい、気が付いたらスキンダイビングもとてもできるようになっていました。

 泳げないから息継ぎが下手なので息を止めて泳ぐのはとても上手だったのです。

その息を止める癖は他の誰よりも長く息を止めていられることが分かりました。

それがスキンダイビングに適している時が付くのにそんなに時間はかかりませんでした。

それが゜きっかけで海が好きになり今の自分が有る様に思えます。

そんな40年も前の事ですが、ちようど目の前にいる子供たちと同じ様な年齢だった気がします。

 「きっとこの中にも泳げない子がいるはず!」そんな思いから、海の面白さと安全にスノーケリングを楽しむ方法を子供たちに教えたいと思い、今年でこの教室も3年目となります。

 学校の授業の一環では有りますが、毎年ボランティアで開催しているので、応援してくれるスタッフも「子供たちの為ならと。」気持ちよくボランティアに参加して協力してくれました。

 港から20分、本部の沖に浮かぶ宝石の様な水納島は生徒たちには近くてもなかなか遠い島なのです。

 その水納島に今日は瀬底中学校の生徒12名と先生5名を乗せてシードアー号は向かいました。

 ライフジャケットが有ると5キロのウェイトを持っても沈まない事を見せたり、1.5リットルの空のペットボトルを溺れている人に投げるだけで助かる事や、安全なスノーケリングの仕方などを学習し、そしてサンゴ礁の多い沖縄では、事故の発生し易いリーフカレントが発生する場所などを実際にボートで見てみました。

 ボートに乗りなれない子もいてい少し船酔いした生徒もいましたが、実習が終わり生徒と先生方からとても感謝されました。

 四方を海に囲まれている沖縄はマリンスポーツのメッカでもあります。

その分、内地に比べ水難事故の発生件数も飛びぬけています。

 大丈夫と思う油断が全て事故の原因となっています。

観光客の皆様もこの夏、無理をしないで安全に楽しい思い出を作って下さい。

さあて、明日はいよいよ瀬底中学校男子です。

元気一杯なのでとても楽しみな1日です。


本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月13日(火)

  トウカムリ大好き!


 いつも撮ってしまいます。


名付け親はとてもセンスがいいですよね。


奥に潜むハタが分かりますか?

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今日も水納島と伊江島でのダイビングとなりました。

しかし頭の中では、瀬底島のニシキフウライウオがどうなっているのかとても気かがりです。
 
 何しろ瀬底島のその場所は波が当たって今は殆ど潜れないからです。

でも水納島に潜り水深が20メートルを超えた所からトウカムリ貝が「ノーッソ、ノーッソ」と歩いているのが見れます。

カボチャほども有る大きなトウカムリ貝は、とても大好きで( 食べるのが好きなのでは有りません。見るのがですっ!!!)砂地の白と海の青とトウカムリの色合いがとても絶妙で何故な「海底2万マイル」と言う40年位前の映画を思い出してしまいます。

 そしてパンダダルマハゼはいつもの所にいるのですが、このネーミングを考えた人は素晴らしいセンスの持ち主だと思いました。

自分がもしも名付け親になれるチャンスが有ったなら、「ヒレグロ」とか「ツマグロ」がいいかなー!とかどのような名前を付けたか考えると、時間があっという間に過ぎてしまいました。
その後、伊江島に行きました。

オーロラと言うポイントは30mの落差が有るドロップオフがオーロラの様にうねっている事から付けられたそうです。

 そのドロップオフには人よりも大きなイソバナが有ります。

更に進むと壁に穴が空いています。
 その穴の中をダークバスターと言う強力なライトで照らすと、何と大きなハタが潜んでいました。

 すぐにライトをハタから背け、ゲストに穴の中に巨大なハタがいる事を伝え、ライトで照らしだすと、大きな体が音もたてず静かに穴の奥へと隠れてしまいました。

 この話には続きが有り、実はこの穴は別の出口が有り、そこから別のダイバーチームが入って来るのを見ていたのです。

 直感「ハタはこの穴から出てくるぞ!」

その直感は当たりました。

しかし、何とゲストに伝えているうちにハタは穴から出て行き写真も撮る事が出来ませんでした。

呆然とハタを見送る私たちを横目に、ハタは悠然と深場へと姿を消していきました。

トウカムリにパンダ、そしてハタと色々有った1日ですが、本当にダイビングは面白いと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月12日(月)

  マクロとワイドな1日!


 明日にもハッチアウトしそうです。


ここから降りてくるのです。


 ここから出てくるのです。

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今日も心地よい南西の風が吹いています。

さて、気になっていた水納島のクマノミを見に行来ました。

親クマノミは、こんなに頻繁に産卵しているのに、毎回卵をとても大事に大事に育てています。

明日にも巣立ってしまいそうです。7/8の写真と見比べてみて下さい。

 巣立ってしまうと後の面倒が見れないからでしょうか、せめて卵から孵るまでは私達親の責任と言わんばかりに一所懸命です。

この子たちもきっと明日にはこの場所からいなくなっているかもしれません。

 そう思うと巣立つ前の子供たちに最後の愛情を降り注いでている様にも思えます。
います。

頑張れ、親クマノミ!子クマノミ!

 さて、南西の弱い風が吹いている時は伊江島でのダイビングも絶好です。

伊江島のオホバno.1と言うポイントに出かけました。

 水深5メートル前後のリーフの上にぽっかりと穴が空いています。

その中をスカイダイビングで飛び降りて来るように下に降下するのです。

下から見上げると、入口から差し込む光がとても眩しく感じます。

そして、底に着くと既に水深は25m近くになっています。

 いきなりディープダイビングの世界が待っています。

底から出ると浅い所とは全く異なる景色です。

サンゴも少なく、生物が少ない殺風景な感じがするのでディープダイブをしていると実感できます。

しかし水面にはエントリーしてきたボートがとても小さく、しかしはっきりとみる事が出来透明度の良さを教えてくれます。

 伊江島のダイナミックな世界に気を取られてしまいましたが、何故かクマノミの卵がとても気になった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2010年 7月11日(日)

  夏の空、夏の海、夏の人達に囲まれて!


 ボートの上は夏の人達が・・・

「嬉しいー。」と心の中で叫んでいました。

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 日に日に夏を実感しています。

もう7月なのだから当然かもしれません。

ボートの上も1か月前に比べると夏の人達で賑わっています。

スーツを脱ぐと皆それぞれ日焼けした肌が夏の到来を知らせています。

海の色も、強い日差しに照らされ、一層濃いブルーになっています。
空を見上げると、天高く雲が聳え立っています。

 最近は突然激しすぎるほど激しい夕立が有ります。

ボートから本部の山々を見ると本部の山が雨で見えなくなる事もしばしば有ります。

 今日は、弱い南西の風が吹いています。

3ダイブ目は、伊江島へとボートを走らせました。

潮が引き始めた事も有り、意外と静かでした。

港へ戻り、今日のゲストの「皆さんから一緒に写真を!」とお誘いを受けどういう顔をしていいのか分からないまま、写真を撮って頂きました。

「幾つになっても、女性の方から『「写真を一緒に。』とお誘いを受ると嬉しくなってしまうなあー。」と思った1日でした。

すみません。のろけ話で・・・

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月10日(土)

  シードアーを試しに来られた方も!


 海が私の居場所です。


 ボーちゃんは、すぐ顎を乗せてきます。


 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上 
 

 天気は、とても良い夏日です。

今日は、ダイビングが久しぶりのご夫妻が来られました。
以前、ダイビング中にトラブルが有り、それがトラウマになってしまいしばらくダイビングから遠ざかられていたそうです。

 さて海の中はとても明るく透き通っていました。

30m先も当たり前のように見えています。
キホシスズメダイが見事なシンクロナイズドスイミングの様にみんな揃って泳いでいました。

 ヨスジフエダイの群れがダイビングから遠ざかっていた久しぶりのダイバーを歓迎しているようにも思えます。

今日はウツボのボーちゃんも顔を
見せてくれました。

ボーちゃんを撫でて上げると気持ちよさそうにしています。

そんな光景が久しぶりにダイビングされた方の心をどんどん癒していきます。

結局、1ダイブで終了されるご予定も2ダイブされそして私のログブックに「トラウマが解消する事が出来ました。親切なガイド有難うございました。」と福田様ご夫妻より暖かいお言葉を頂けました。

 シードアーを試して頂き本当に有難うございました。

これからは、海を存分に堪能できますね。

今日も喜んで頂けて、とても嬉しい1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 9日(金)

  今日は、ずっと船長をしていました。


水納島は今日もぽっかり浮かんでいました。

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今日はとても静かになってきました。

今日は3ダイブですが、1日中船長です。

皆が潜っている時、ボートの当たり前ですがとても静かになります。

ボートの上を駆け抜ける風の音や波が静かに砕ける音がとても心地よいのです。

でもボートの上はとても暑いのです。

潜っている皆がとてもうらやましくなる時が多いのです。

汗もかくので水分の補給もとても重要です。

今更ですが日焼けも多少は気にしています。

皆が潜っている泡を船上から追いかけて、「あっ! あのチームはきっと今頃カエルアンコウを見ているのだなあー。」とか想像してしまいます。

皆が潜り始め、50分経過する頃ダイバーの皆さんがボートに戻って来ます。

「ふうーっ」と言う人、「すっごいキレーイ!」と言う人、皆さんが上がって来て何て言うのかがとても気になる部分です。

ボートに上がって来た最初の一言で、このダイビングが良かったかが大体分かるからです。

言葉が少なくても、笑顔の方もいたり、今日もきっと楽しめたに違いないと思った1日でした。


追伸・・とっても暑かったので今日のビールは最高においしいはずです。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 8日(木)

  もう、卵がうみつけられていました。


 何回来られたか分からない黒須さまです。
右端にはスイスから来られたビューらーさんもいます。
 

 狙いを定めて襲いかかっていました。


初チャレンジでこの出来栄えでした。


 晴   気温31度    水温28度   透明度15mと30m以上  
 
 少し風が収まり、ボートは 水納島へと向かって行きました。

途中、大きく揺れる事も有りましたが、水納島に着くととても静かな海が私たちを待っていました。

 今日がラストダイブとなる黒須様はシードアーに何回来られたのか分からないほど、よく来て頂いています。

 超熱血ダイバーの田端さんも(昨日Tシャツ・短パンで潜っていたのでこう呼ばせて頂きます。)や並木さんも本当に良くシードアーをご利用下さいます。

せっかく遠く本土からわざわざ来て頂いているのに海の状態が良くないのでとても、申し訳ない気持ちになりました。
ところで7/5にクマノミの卵が孵化して、産卵床の石には何もなかったのに、3日しかたっていないのに既に新しい卵が石に産みつけられていました。

これはひょっとしたら、前の卵が孵化して巣立ったらすぐに次の卵を産み付けれる様、雌の準備が出来ていたのかなー?

そうとしか思えませんでした。

 こんなに沢山の卵が巣立っても、生き延びれるのは極僅かだろうから次から次へと卵を産み、子孫を残そうとしているのかなー?と考えしまいました。

そのクマノミのいる根には最近、スカシテンジクダイも群れていて、そのスカシテンジダイを狙ってカスミアジが徘徊しています。

今日も、スカシテンジクダイなどの小魚を狙って悠然と根の周りを回っています。

明らかに捕食のチャンスを伺っていて、何もしない様な素振りをしていても、「絶対に食べてやる。」と言う様な貪欲な感情らしきものが伝わってきます。

ダイバーが側にいても、カスミアジはスカシテンジクしか目に入っていない様で全く気にしていません。

 命をつなげようとするクマノミと、小魚を狙うカスミアジが同居する根はとても不思議な感じがしました。

 さて、黒須様のラストダイブは、わずか4名ですがチェーンを作られました。

何の打ち合わせもせず、最初のチャレンジできれいにチェーンが出来、皆様のダイビングスキルの高さが現れていました。

 今日はスイスから来られたビューらーさんご夫妻と黒須様ダイビングチームの皆様とご一緒させて頂きました。


 又皆様とお会い出来る日がとても楽しみになった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 7日(水)

  田端さん! 寒くないのですか? 


こんなに大きなイソバナが瀬底島にも!


第2ブイには数え切れないデバスズメダイ!


 田端さん! 貴方はすごい!
 晴   気温31度    水温28度   透明度30m 
 
 天気はとても良いのですが、カーチベエーの様な風が収まりません。

とうとう波浪注意報が出てしまいました。

 平年だと梅雨前線は九州にいる頃のはずなのですが、未だに九州と沖縄の間を行ったり来たりしています。

 その為、カーチベエーの様な風が収まりません。

 そんな時でも、瀬底島にはイソバナポイントが有ります。
ここは波も無くとても穏やかです。

 この場所だけ、やたら多くのイソバナが密生しています。

数え切れないほどのイソバナを見ていると何故ここだけこんなにイソバナが有るのかとても不思議になります。。

 さて、風は強いものの気温は高いので、港などではとても暑いのです。
だからと言って、海パンTシャツで潜る田端さんは、とても普通には見えませんでした。

 寝る時には、パジャマに自然に着替える様に、海に入る時はウェット無しでは考えられなくなっているからです。

 「本当は寒いのでは?」とお聞きすると、「全く大丈夫です!
と笑顔で返されると、思わず信じずには居られません。

こんなに海に出ているのに、ここ数年海水浴をした事が有りません。

知らないうちに自分の中で水着で海に入る習慣が無くなっている事に気が付きました。

 だから、夏とはいえ水着で海に入る人を見ると「すごいなあー!」とか「さむくないのかなー?」等と真剣に思ってしまうのです。

 以前、うっかりしてウェットスーツを持ってくるのを忘れた事が有りました。

仕方なくTシャツと短パンで11月に潜った時は、お客さんにウェットを忘れた事を知られたく無くて、「今日は暑いし、こんな恰好がちょうど僕にはいいのです。」と我慢して潜っりましたがゲストから「鳥肌立ってますよ!」といわれ、正直にウェットを忘れた事を告白した事が有りましたが、やはり寒かったです。

 田端を見て自分が20代の時の正月にTシャツ・短パンで伊豆で潜って「寒中水泳している。」と言われた事を思い出した1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 6日(火)

  お子様思いのご両親と魚の中でダイビング! 


 家族の体験! 


 グランブルーに包まれて!


海の中にいるというより魚の中にいる!

 晴   気温31度    水温28度   透明度15mと30m以上  
 
 好天に恵まれ、今朝は榎原様ご家族の体験ダイビングとスノーケリングで始まりました。

 お父様は消防でダイビングのご経験も有るのでとても上手です。
息子様もダイビングの練習でもの見込みが早く、とてもスキルをマスターするのが上手でした。

 スノーケリングされていたお母様とお嬢様方も水がとても好きなようで、1回終わった後、更にもう一度スノーケリングされていました。

 ご家族5人での海での休日は、最高の思い出になったに違いありません。

午後からは、リピーターの大坪様ご夫妻が来られました。

このご夫妻もとても海が好きで、今日の午後からでもいいからダイビングしたいという海大好きご夫妻です。

 そんなご夫妻なので、私たちが午前中体験ダイビングをしている時も、瀬底ビーチでがっつりのスノーケリングをされていたそうです。

それでも疲れを知らないこのご夫妻は、午後からのダイビングにご参加されました。

真っ青な海に包まれているご夫妻を見ると、「やっと、自分の居場所に戻った!」 そんな感じがしました。

 天気は良いのですが波はまだ高い状態が続いておりますが、水納島についてみると、真っ白なビーチが輝いて見えます。

午後からのダイビングと言う事も有り、ボートの数もまばらになり、ダイビングポイントは私たちだけで、まるで私たちの為に海が有る様な気がしてしまいます。

 更にダイビングを続けると今あちこちで孵化した魚の子供たちで海の中は小魚で一杯です。

 海の中にいるというより、魚の中をダイビングしているとっても過言ではありません。

 海の色も夏の日差しがますにつれ、青が一層濃くなった感じがします。

いい時期が今年も来たと思った1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 5日(月)

  祝! クマノミの赤ちゃん巣立ちました!


 何と可愛い! 


写真に命を吹き込む作業が続きます。


 昨日までいた卵が一つも無くなっていました。
※ポインターを乗せると卵の写真が見れます。
 晴   気温31度    水温28度   透明度15mと30m以上  
 
 昨日は、波浪注意報が出てそれはそれは波がとても高い1日でした。

その名残で今日も波がやや高くなっていました。

 とりあえずとても気になるのがクマノミの卵でした。

そろそろハッチアウトする時期なので水納島に行きました。

 水納島では、色々な生き物が見れますが、ミナミハコフグの幼魚がいました。

大きさはサイコロ程度でヒレがまだ小さく、思うように泳げないという感じです。
泳ぐと言うよりも漂いながら何とか小さなヒレで方向を定めている感じです。

 そして今日が最終日のニコノスRS様は、今日も全身全霊で気にいる写真が撮れるまで、微動だにしません。

 見ている私も思わず力が入ってしまいます。

シャッターを押すのは、「今かな?」   「いや、違った!」  「あっ!指が動いた!」
今度こそシャッターを押すのでは・・・見ている私も汗が出てきそうです。

当然、こんなに集中しているのでご本人も疲れていると思ったら、満面の笑みがこぼれてきます。

 さて、お目当てのクマノミの卵を見に行ってみました。

何と、卵がひとつ残らず巣立っていました。

昨日は目が金色して黒い瞳が見えていたのですが、一つも残っていません。

数時間差で巣立ちが始まっていたようです。

ハッチアウトの瞬間を逃したのは残念でしたが、巣立っていったクマノミたちがどこかで大きく育つ事を祈った1日でした。

そして、ニコノス様から忘れかけていた「写真に命を吹き込もうね。」と言う気持ちを教えられた1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 4日(日)

  目がキラキラ☆ ☆ びっくり!


 何と! 目がキラキラ輝いていました。


納得がいくまで水中


 食欲旺盛です。


孵化寸前です。!
 晴   気温31度    水温28度   透明度15mと30m以上  
 
 今日は、体験ダイビングとファンダイビングです。

体験ダイビングにご参加された方は、伊豆大島でも体験ダイビングに参加された事が有るダイビング好きの素敵な女性の方たちでした。

ビーチで写真を取ると何と目がキラキラと輝いています。
まるでアニメの様です。

そんなお2人が見たサンゴや魚はとてもきれいで、更に目がキラキラと輝いていました。

魚が思ったよりたくさんいてもとても喜ばれていました。
ゲスト様の体験ダイビングのログデータ

潜水地   亀の浜
開始時間 11時5分        
終了時間 11時46分
遊泳時間  41分(練習時間を除く)
最大水深  7.2メートル 
透明度   15メートル前後
見た生物 
ソラスズメダイ・ロクセンスズメダイ・フウライチョウチョウウオ・クマノミ
・ミスジリュウキュウスズメ・コブハマサンゴ デバスズメ・ユビエダハマサンゴ
・マダラトラギス・マンジュウヒトデなど他多数


 ファンダイブのチームでは、気になるのが水納島のクマノミのハッチアウトです。

様子を見に行くと、まずガーデンイールが砂地からストローのような体を出してあちこちで食事をしていました。

よーく見ると本当に小さな流れてくるプランクトンを食べているのが見える時も有ります。

 体をヒョイ、ヒョイと身軽に動かしながら流れてくるプランクトンを食べる様子は、まるでパンチをかわすボクサーの様にも見えます。

 さて、クマノミの卵に到着し、よく観察してみると少し前までは、黒かった眼が金色に変わってその中に黒い瞳が有るのが分かるようになりました。

こうなるといよいよ巣立ちです。

こんなに沢山の子供は巣立った後どこに行ってしまうのかなー?

多くは、ほかの魚たちに食べられてしまうのかもしれませんが、とても気になります。

クマノミの卵が産みつけられてから、今日で約1週間です。

親に面倒を見てもらえるのももうわずかだと思うと、この子たちが立派に育ってくれたらと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 3日(土)

  命を写真に吹き込む作業でした!


 控え目なポーズのニコノスRS様。


 納得がいくまで水中でもセッティング!


 納得がいくまでシャッターは切らない!
注)RSさんが左手を掛けている部分はサンゴではなくただの岩の部分です。
 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今年もニコノスRSさんが来られました。

ご年齢は、関口よりも20年も人生経験を長く積まれています。

 命の次に大事ととおっしゃるニコノスRSをわが子の様に大事に大事にされています。

 デジカメとちがいフィルムなので撮り損じはそのまま没になってしまいます。

ですから、被写体を見つけてもシャッターを切るまでとにかく納得がいくまでシャッターを切りません。

近くで拝見していて「あっ! シャッターに指が掛った。 シャッターを半押ししたあー!
いよいよかなーっ」と思うとシャッターは切りません。

 「まだ納得いかないんだ!」と気付きます。

そして「あっ! 又シャッターに指が掛った。 シャッターを半押ししたあー!いよいよかなーっ」と思った瞬間「パシャッ  キュウ―ーー。」とあの懐かしいフィルムを巻きあげると音が聞こえてきました。

 今のデジカメはとても良く出来ていてシャッター音も本物そっくりと思っていましたが、アナログカメラーの機械から発せられる音は、人工的に作ったデジカメのシャッター音とは全く違って聞こえました。

 関口は楽器を弾くのがとても好きです。
クラシックギターを40年近く弾いています。

今は電子楽器がとても進んでいますが、関口は単純な6本の弦から流れてくる音がとても好きです。

電子楽器で作ったクラッシックギターの音とは似ても似つきません。

そんなアナログで育った私には、今手元に有るデジカメはとても重宝して手放す事は出来ないのですが、でもこのデジカメがこんなに重宝しているのはアナログカメラのおかげの様な気がしてなりません。

 ニコノスRSさんはとにかく写真を取るのに時間が掛ります。
本当に時間が掛るのです。

でもその作業は私たちが何気なく写真を1枚撮るのとは全く違い1枚の写真に命を吹き込んでいる様に思えます。

毎日、ダイビング日記を更新する為にデジカメを使い何十枚も写真を撮る私とは全く違っていました。

1枚1枚がRSさんが撮った写真はわが子の様な物なのです。

 久々に忘れかけていた事を思い出した1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 2日(金)

  アドベンチャーとのんびり!


ボートの下でくつろぐ?カエルアンコウ!
(右にカエルアンコウがいます。)


ウコンハネガイはとてもきれいでした。


 まるで妖精の様です。

 晴   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今日は、昨日の嵐がうそのよう天気が良くなりました。

波も少し静かになったようです。

 久しぶりに伊江島にも今日は行きました。

オホバno.1と言うリーフの上にポッカリト穴があいていてその穴を抜けるとドロップオフの外水深約30メートル近くに出てくるダイナミックなポイントです。

 流れが有り、少し大変では有ったようですがとてもアドベンチャーな地形に堪能できました。

 水納島に戻ると流れが無く穏やかな海に戻る事が出来皆ほっとした模様です。

のんびりダイビングが始まりました。

ボートの下てのんびりしているカエルアンコウを見ているだけで、のんびりしてしまいます。

 また、ウコンハネガイの赤いひげが見えました。

岩の奥に引っ込んでいるのでなかなか見るのが難しいのですが、カメラをそっと忍ばせてシャッターを切りました。

 なのでこの写真は、液晶画面を見ながら撮った訳でなく、大体の感で撮った写真なのですが、きれいに映ってくれました。

 ハナミノカサゴの子供もいました。

ヒレがまだ細く、そしてしなやかな感じはまるで妖精の様です。

左下の写真ですが、全長はまだヒレの先端まで入れても6~7センチ程度です。

人間にもまだ慣れていないのか、ダイバーに見つかりどうしたら良いのか分からないという感じでおどおどしているようにも見えましたが、ダイバーが近づくと必死にヒレを立てている所は、立派なハナミノカサゴだと思ってしまいました。

 久々の伊江島のダイビングとのんびりとした水納島のダイビング、メリハリの有る1日でゲストも喜ばれた1日でした。
 
本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 7月 1日(木)

  大雨・洪水・雷の警報と注意報が突然!


 やっぱりいました!


 今日で4日目の卵。!


 あんまり動きたくなさそうでした。

 雨のち曇   気温31度    水温28度   透明度30m以上  
 
 今日も天気は良くない予報ですが、朝7時に確認した時は注意報は出ていませんでした。
 
港での準備が整いもむ出航しポイントにつくと、「誰かがカメラのストロボを焚いたのかな?」とピカッ!ボートのキャビンを照らす光が見えました。

 そのうちにゴロゴロと音がしてきました。

「今日は何にも注意報が出ていなかったのに。」と思いましたが、だんだんボートは黒い雲に包まれ、やがて雨も激しくなりました。

 ダイバーは一斉に海の中へと消えて行きました。

海の中は当然、穏やかですが、時折稲光が水中まで届いてきます。
「透明度がいいから当然だなあー。」と思いました。

 4日前にクマノミが新たに卵を産んでいました。

今日見てみると、もう目が黒くなっています。

育つのがとても速く思われます。

こんなに沢山卵が有っても、大人になるのはごくわずかだと思うと、「自然界は厳しいなあ。」と思わざるを得ません。

 ハダカハオコゼは、相変わらずサンゴの中がとても居心地がいいのか、20日間近く同じ場所でくつろいでいます。

 赤いサンゴに白いハダカハオコゼはとてもおめでたく感じてしまいます。

 又50センチ以上も有る大きな石の塊の様な大きなフグがじっと体を休めています。

 息を潜め静かにそしてそっーと近づいて行くと全く逃げようとしません。

 正面から近付いているのですが、逃げないのです。

おかげでかなり近くから写真を撮る事が出来ました。

 そんなダイビングをしていたのですが、耳をすませると水面をたたく雨の音が聞こえてきました。

 「あっ! そうだった。外は大雨なんだ!」と気付かされました。

海の中にいると本当に海の中に集中してしまい、その時だけでも色々な事から解放されるから心が安らぐのかな。と思ってしまいました。

 ダイビングが終わり夜になると、雨と雷は一層激しさを増し、と注意報から警報へと変わっていきました。

 
明日は是非良い天気になってほしいと思った日でした。
 
本部でダイビング!   GO  DIVE!


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