シードアーのダイビング日記  2010年 12月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2010年 12月31日(金)

  昨日の予想が的中した日!


 大荒れです。。




八重岳では桜が咲いていました。
 雨→くもり→晴    気温12度    
 
 今日は、風の音で目が覚めました。

今日は大荒れになるので、昨日の内に今日のダイビングはキャンセルしていたので、それほど慌てることはなかったのですが、とりあえず海のチェックに行くと波高5~6mと言うのは、間違いなさそうです。

ゴリラチヨップもうねりが入り、ビーチダイブもとても出来そうも有りませんでした。

今年のダイビングは、終了です。

この瞬間、今年の関口のダイビング本数が483本と決まりました。
 左写真は、12/27にティーチャーズダイビングチームから沢山のコメントを頂いた時のログです。

この時で479本でした。

2009年よりも18本今年は多かったです。

今年も色々な事が有りました。

ダイビングインストラクターをして26年目になりますが、未だに勉強する事が沢山あります。

これからも、インストラクター経験が長いとはいえ経験に溺れず、努力して行こうと思います。
 

  本部の八重岳では、桜が咲いていました。

日本で一番早咲きの桜と言われていますが、「12月に咲いてしまうと一年で一番咲くのが遅い桜なのでは!」と、思ってしまいました。

 きれいな桜の花を見て、いつまでも自分もあの桜の様に花を咲かせるように頑張ろうと思った1日でした。

そして、今年2010年もシードアーをご利用頂いた皆様、本当に有難うございました。

また、来年も宜しくお願い申し上げます。

素晴らしい年が皆様に訪れますように心よりお祈り申し上げます。

有難うございました。

シードアー 関口正樹・由美・マグ

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2010年 12月30日(木)

 今日は荒れそうなのでビーチダイブを楽しみました!


 とても優雅な泳ぎを見せてくれました。


 ミズタマサンゴはフワフワして気持ちよさそうです。
 晴のち雨    気温14度    水温22度    15m
 
 今日は、凄い天気予報になってしまいました。

波の高さ 1メートルのち4m
風速     8m のち15m

さあて、どうしようかなー?
海はとても静かで、ボートは間違いなく出せそうなのです。
・・・・が、いつ波の高さが4mになるのか情報を集めなくてはいけません。

その結果、午前10時30分ごろ本部半島に雨雲が掛る事が分かりました。
これが前線なら、10時30分過ぎから風が急に強まり、波高も4メートル近くなる事が予想されました。

「今日は、ビーチ!」とすぐに決めました。

ビーチは、2番乗りでとても空いていましたが、1ダイブ終わりビーチに戻るとダイビングショップの車で一杯になていました。

さて、海の中はとても静かでゆっくりダイビングを楽しむ事が出来ました。

 おもしろかったのは、ノコギリハギの群れにシマキンチャクフグ1匹が混ざっていて、お互い仲間と思っている様子です。
 ミズタマサンゴには、バブルコーラルシュリンプが2匹着いていました。

ウミウシも多くなっていて、ミドリリュウグウウミウシが沢山いて、サガミリュウグウウミウシもいました。

ゲストはコブシメの写真を撮ったり、私の好きなクロスズメダイの幼魚も姿を見せてく
れました。

今日は、荒れ模様の予報になっているので2ダイブで゛ダイビングを終了しました。

昼前にやはり大雨が降り風が次第に強くなってきました。

やっぱり今日は、ビーチダイブで良かったと思いました。

明日からは、風速17m 波高6mと大荒れの予報になっています。

「今日のこのダイビングが今年のラストダイビングかなー?」と思うと、少し感慨深くなった1日でした。

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 2010年 12月29日(水)

  のんびりと年の瀬ダイビングを楽しみました!


 今日のゲスト様は笑顔のとても素敵なご夫妻です。


 横目で見られていました。。
 晴    気温17度    水温22度    30m
 
 今日も天気が良く、ダイビング日和です。

延岡マリンさんの紹介で来られたゲスト様は、ご主人がイチロー似でとても素敵なご夫妻です。

 ダイビングポイントのパンプキンは多少波が有ったのですが、海の中に入ると透明度はとても良いのでびっくりです。

 タテジマキンチャクダイやロセンヤッコ、ハナゴイやグルクンの群れなど次々と見れました。

 ドロップオフの地形は、ダイナミックでも有り、テングハギモドキが無数に群れる事も有ります。

 ヤギもあちこちから出て、ガラスハゼを撮る時は、シャッターを押すのが早いか、ガラスハゼが動くのが早いか、少し緊張します。

 ダイバーが近づくとヤギを行ったり来たりするガラスハゼですが、小さいのでどこを見ているのか気にした事も有りませんでしたが、撮った写真を拡大してみると、「ずっとこっちを見ていたんだ!」と思いました。
 
 その後トウアカクマノミのポイントに行き、カマスま大群を見たり、コショウダイを見たり、2ボートダイブの時間の経つのがとても速く感じました。

ボートからビーチのゴリラチヨップを見てみると、北谷や那覇からも沢山のダイビングショップの車が駐車していました。

 風が多少強く寒く感じたりもするのに、「ダイバーの方はこんな天気でもダイビングがしたいんだなあー!」とダイビング好きの人が多い事に嬉しくなった1日でした。

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 2010年 12月28日(火)

  偶然の出会いに感激の日!


  2007年5月 左 艇長  右 関口
 晴    気温20度    

今日は、海の話ではないのですが、那覇に用事が有り今日はダイビングをお休みさせて頂いておりました。

 那覇の港に着いて車を降りると、警察官の方がこちらに向かって来られました。

「あれ? ここは車を停めてはいけないのかな?」と思ってしまいました。

警察の方がだんだん近づいて来て、顔が分かる距離になった時、以前本部署の巡視艇の艇長をされていた方とわかりました。

シードアーの車を見て会いに来てくれたのです。

一昨年まで、沖縄県警の海上安全指導員をしていたので、巡視艇に乗せて頂き、一緒に海上警邏をした事もありました。

現在は、那覇署に栄転され同じく巡視艇の艇長をされています。

関口もとてもお世話になった艇長がニコニコしながら近づいて来られた時はとても嬉しくなりました。

用事で来ているので長話はできませんでしたが、一緒に海上警邏させて頂いた事や、トライアスロンの海上警備した事など色々な事を思い出した1日でした。

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 2010年 12月27日(月)

 やーっと 晴れた! のに写真を・ ・ ・ ・!


 


 
 晴    気温17度    水温22度   30m位
 
 今日は、待望の晴です。

ティーチャーズダイビングチームの中には、雨女や雨男と呼ばれる方が2人いるそうですが、今日はとても天気が良くなりました。

 ただ、昨日の風の影響で海は多少波が有りました。

ティーチャーズダイビングチームの皆さんは、今日も3本どうしても潜りたいと潜る気、十分です。

一体見このやる気はどこから出てくるのかな?

思わず昨日「ヤギ」でも食べられたのかなーと、思いました。

さて、瀬底島のパンプキンと言う場所で1ダイブ目です。

エントリーして海の中を覗いて見るとドロップオフの水深20メートル以上ある海底がはっきりと見えていました。

波が有るのに思ったより透明度が良いのには、驚きでした。

波のせいでボート上では、少し苦労されていたゲストも海の中に入ると「イルカ」の様です。

この場所は、グルクンが沢山群れる場所ですが、今日もグルクンが沢山いました。

 その後、2本目は波の無い静かなトウアカクマノミポイントに行きました。

ここでは、ツバメウオの群れを見たり、やはりウミウシなどをチェックしました。

 2ダイブが終わり、港で昼食を取りましたが、実は少し波酔いされている方がいましたがティーチャーズダイビングチームは、それでも3ダイブ目に行きたいと言われました。

2ダイブ目で行った波の無い静かなトウアカクマノミポイントでいいから、また行きたいと言うのです。

「同じ場所でいいのですか?」とお聞きしたのですが、「波が無く静かだからそこでいいです。」と言うご希望でした。

 2ダイブ目では、カマスの群れが見れなかったので、「3本目に期待しましょう。」と言う事で、またまたトウアカポイントに行きました。

3ダイブ目では、めでたくカマスの群れも見れて皆さん大喜びでした。

その後、アフターダイブで皆さんと一緒に居酒屋に行き「ポテトモズクの卵鉄板焼き」の美味しさに皆さん驚愕し、気が付いたらボトルも2本目になりました。

飲んで食べて楽しい時間があっという間に過ぎ、最後に皆で最高の笑顔で集合写真を撮りました。

 しかし、事件はその後に起きました。

家に戻り、今日撮った写真をチェックしていたら、ピンボケ写真が有り削除したくったのでピンボケ写真を次々と削除していたら、気が付いたら、「全削除」をしてしまったのです。

 シマキンチャクフグとノコギリキハギが一緒の写真とか、ツバメウオやカマスの群れの写真とか、トウアカクマノミの写真とか居酒屋で皆と撮った最高の笑顔の写真とか他に何を撮ったのかよく覚えていないのですが、今年最後のボケをしてしまいました。

そんな訳で今日、載せている写真は実は今日のではありませんので、ご了承ください。

同じ場所で撮った写真なのでこんな場合も「イメージ写真」と言うのかなー?

ティーチャーズダイビングチームみなさーん、撮った写真を送る事が出来なくなりました。

今度は、酔った時にカメラは触りませんから又、来て下さい。

今年ももうわずか、ボケも今年最後にしなければと思った1日でした。


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 2010年 12月26日(日)

  茅ヶ崎から、ティーチャーズチームが来られました!


 雨に打たれても、風に吹かれても信じた趣味に背を向けるな~♪

 ウミウシが増えてきました。


 ここにもいました。
 
 雨    気温17度    水温22度    15m位
 
 今日は、沖縄全県的に大荒れです。

こんな天気でも気持ちが荒れることなく、加山雄三と言うかサザンオールスターズと言うか茅ヶ崎から、先生ダイビングチームが来られました。

 今朝は、風の音と波の音で目が覚め、その時から「ボートは欠航にするしかないかなー?」と考えながらまだ薄暗い中、車を走らせて海の下見をして、「今日は欠航!」と決まりました。

 しかしながら、ビーチはとても静かで「これなら行ける!」とも思いました。

さあて、ここからがゲスト様次第です。
「ボートは欠航なのでビーチダイブになりますが、如何されますか?」とお聞きしました。

正直な気持ち天気も悪く、雨や風が強く寒いので「今日は止めておきます。」と言う返事を予想していたのでゲストの皆さんが迷うことなく「出来れば3ダイブ」と言われた時は、腰が抜けそうになりました。

今日のゲスト様は、「
ダイビング命!」と、背中に書いてある様でした。
  海の中は静かで、あるゲスト様は「こんなきれいな海は最高!です。」と言われ、風が強く、普段より濁りが有るのに喜んで頂けて涙が出そうでした。

しばらく沖に向かって泳いで行くと、ボラの大群が泳いでいました。

海底に頭をっ込み砂の中の餌を取っています。
 海底から、ボラが水面近くに行く時に、海底の砂を一気に鰓から吐き出していました。

 部長の大瀬さんは、ウミウシを捜すのがとても上手で、ミドリリュウグウウミウシやコンペイトウウミウシなど数種類見つけておられました。

 結局、今日は2ダイブが終わった所で海が濁ってきたので終了となりました。

 皆さんとご一緒にログ付けをしている時に、私が出題したクイズに正解された菅原さんが記念品をゲットされました。

 今日は、風速16mと言う予報でまったくその通りになりましたが、ごりらちよっぷは意外と静かだったので、北谷や那覇からも沢山のダイビングショップの方が来られていました。

 知り合いインストラクターも多く、挨拶を交わしたのも楽しい1日でした。

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 2010年 12月25日(土)

  荒天ですが、海の中はグルクンの天の川!


 何故こんな荒れた天気にー!


 天の川の様に群れるグルクン!


  
 雨    気温17度    水温22度    それでも30m位
 
 内地では、大雪などの暴風雪警報が出ているようです。

九州でも雪が降っているせいか、沖縄ではさすがに雪が降る事はありませんが、荒れた天気になりました。

 最高気温も17度と低めです。

12/22もそうですが、こんな天気でも本部ではダイビングを楽しむ事が出来るのでとても有難いです。

 水面は、パシャパシャしていたのですが、海の中にはいると透明度は予想以上に良くゲストも大喜びです。
  ハナビラウツボが、岩の間から顔を出して、周りの様子をうかがっていました。

 水面近くを見上げると、天の川の様にグルクンが群れていました。
 
 本当に今年はグルクンの群れが多いです。
 水深をどんどん下げて、20メートルまで行くと、ニシキアナゴ達やヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ等を見る事が出来ます。

 ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウを撮ろうとゲスト様がそおっーと近づくのを見ていると「頼むから引っ込まないでね!」と思わず息をのむ事が多いのですが、ここのヤシャハゼやヒレナガネジリンボウは意外と近くまで寄る事が出来るのでとても有難いです。

 水面では、相変わらずグルクンの天の川が続いており、突然の出現にカメラが間に合わ無かったのですが、時々イソマグロも現れたりしました。

 ボートから本部のゴリラチヨップを見てみると、何とダイビングショップの車が20台近く留っていました。

 北風が強いと沖縄の中南部では海が荒れてダイビング出来なくなるので、北谷方面からも多くのダイビングショップがこの本部に来ていました。

 「本部って、いいなあー。!」と改めて思った1日でした。

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 2010年 12月24日(金)

  水納島のサンゴを褒められて、うれしいっ!


 相変わらずの透明度に感激です。


 相変わらずの透明度に感激です。

確かに「豚」の字が着く様に太っていました。
 晴   気温22度    水温22度    30m以上
 
天気の良い日が続き、今日は水納島2ダイブと瀬底島1ダイブの3ダイブを楽しみました。

 水納島に着いた時、ゲストの皆さんはあまりの透明度の良さにびっくりされていました。

 昨日、別の所でダイビングをされた皆さんは、「もう昨日の所に戻れない!」と、ちょっと大げさではと思うような話をされていました。

 確かに透明度は、30メートル以上あります。
 潜ってすぐに気になっていたのが、クマノミの卵でした。

 クマノミの卵は、もう孵化しても良いくらい大きくなっていて目もはっきりとして力強さを感じました。

 親が一所懸命、ヒレで卵に水を掛けて、まるで「早く、巣立ちなさい!」と言っているようでした。
もう明日には卵は皆巣立っていると思いました。

 1ダイブ目が終わり、ボートの上でゲストの皆さんが、私がクマノミの卵を見ている時に、ドクウツボのボーちゃんらしきウツボがヌォ~と出て来たらしく、そしたらその瞬間いきなり近くにいたハナミノカサゴに「パクッー!」と噛みつき、食べてしまったそうです。

 「えーっ? ウツボはハナミノカサゴの刺をどうしたのかな?」そこまで見れませんでしたか? とゲストの方に聞きなおすと、「あっという間の事で写真も撮れなかったです。」と、ゲスト様。

 ボーちゃんは、私が可愛がっている手乗りウツボなのです。

ボーちゃん!なかなかやるなあーと思いました。

2ダイブ目は、水納島の灯台の方で潜ると、ハダカハオコゼがいました。

ノコギリダイも群れが一段と多くなり、ノコギリダイだらけです。

ダイビング終了間際の安全停止している時は、グルクンの大行進です。

無数という表現がぴったりでした。

 3ダイブ目のラビリンスでは、やはり「入り組んだ地形が多いのでいろんな生物の住処になっています。」と、昨日も書きましたが、今日は巨大ケショウフグです。

フグは 「河豚」と書きますが、まさに豚の様に丸々と太っていて、大きさも60センチほどありました。

 これだけ太っているとさすがに水の抵抗が大きいのか、早く泳げない様です。

泳いでいる時も、泳ぐと言うよりヒンデンブルグ号が浮いている様な感じです。

河豚は私の事をどう思ったか分かりませんが、私は河豚の漢字を思い出して思わず笑ってしまった1日でした。

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 2010年 12月23日(木)

  水納島のサンゴを褒められて、うれしいっ!


 水納島をバックに!


 お伽の国の様にサンゴが沢山ありました。
 晴   気温22度    水温22度    30m
 
天気が良いと本当に気持ちがいいです。

今日の1ダイブ目は、地形のダイビングで瀬底島のラビリンスに行きました。

べた凪でボートの上はとても気持ちいい日となりました。

自然と笑顔に包まれてしまいます。

ゲストの写真を撮らせて頂いて、「ピースサイン」ってなかなかいいなあー!

と改めて思いました。

とても暖かい感じがします。

今までは、親指を立てて、「浮上」のサインを良く出していましたが、これからはピースサインにしようと思いました。
 さて、ダイビングが始まり早速地形ダイブを楽しみに行きました。

 リーフに沢山の亀裂が有るのはどうしてなのか、考えると頭の中は遥か何万年も前の事を考えてしまいます。

 「大昔の酸性雨で、石灰質の台地が溶かされてこんな地形になったのかなー?」とか、想像をめぐらすのも
 とても楽しいです。

2ダイブ目は水納島にて行きました。

宮古島から来られたゲスト様は、「サンゴがきれいでそして、とても多くてびっくりしました。」と、私のログにコメントを下さいました。

宮古身島に行った事がない私は、宮古島の方がはるかにきれいだと思っていたので、水納島を改めて見直しました。

でも、どこかと比較してきれいとか言うのではなく、水納島のサンゴを見ると「本当にきれいだなあー!」と、独り言のようにつぶやく事が良く有ります。

水納島のサンゴは本当にきれいだと思いなおした日でした。

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 2010年 12月22日(水)

  冬至の今日はとても暖かでした。


イロブダイの子供はかわいい顔をしています。


 今日は近寄れました。
 晴   気温22度    水温22度    30m
 
 北風が多少強く吹いていますが、天気はとても良く暖かい人なりました。

本部は北風ガ強くても瀬底島がすぐ近くにあるので「ダイビングが出来ない。」事が少なくてとても有難い場所です。

 今日は、瀬底島を潜ってきました。
 瀬底島の西側はトンネルが有ったり、ドロップオフが有ったりして、地形の変化に富んでいます。

 伊江島よりも入り組んだ地形が多く、そんな訳から生物の種類もとても多いのです。

 早速、入り組んだ地形に進んで行くと、アカマツカサやミナミハタンポ等が出迎えてくれます。 
 影になった所をよーく見てみると、アオギハゼやイロブダイの子供、そしてキハッソクなど色々いました。

 その後、瀬底島の東側に移動しました。

東側は、なだらかな傾斜の場所や、全く砂地でトウアカクマノミがいる場所などありますが、今日は、パンプキンと言う場所で、ニシキアナゴを見に行きました。

水深21メートルくらいの場所にいました。

神経質なので、近寄るには気を使わなければいけませんでした。

遠くからまずはニシキアナゴかチンアナゴかわからなくても、ヒョロヒョロという姿が見えたら、ゆっっっくり近づきまずは、1枚写真を撮ります。

撮った写真をその場で拡大してニシキアナゴだったら、用心深くそっっと近づいて行きます。

 そして今日はニシキアナゴと分かる写真を撮る事が出来ました。

珍しいので、やはり写真が撮れると嬉しいです。

風が、強くゲストの方々はダイビングが出来ないのではと、心配されましたが良い写真が撮れた様でとても喜ばれた1日でした。

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 2010年 12月21日(火)

  久々の伊江島ダイブ!!と、午後からダイビングの安全対策についての会合で大忙しでした。


久々の南風で伊江島で2ダイブしました。


 地形のダイナミックさは素晴らしいです。
 晴   気温22度    水温22度    30m以上
 
久々の南風でこの時期としては、久しぶりに伊江島で2ダイブしてきました。

シードアー号が留っているる場所から、わずか15分でもう伊江島です。

今日潜ったのは、オーロラと言ってドロップオフの壁面がオーロラの様にうねりが有る事からこの名がつきました。

 海底は40mもありますが、水面から海底の様子が確認できるのが凄いですね。

泳いでいる時は、まさに宇宙遊泳の様な気分になります。
 グルクンの群れを追いかけてイソマグロなども見る事が出来ます。
 そして2ダイブ目はカナン崎と言う場所に行きました。

 ここは、水中ドームが有ります。

2階建ての一軒家がすっぽり入るくらい大きなドームです。

 天井には、アミメアカヤギがびっしりついて、とてもきれいです。

ドームの壁を良く見るとイセエビなども、沢山います。

久しぶりの伊江島でのダイビングでゲストも大喜びでした。

そして、午後2時に県庁でダイビングの安全対策についての会議が有りました。

「今年多発したダイビング事故を、来年からは起こらないようにするにはどうすればいいのか?」とか、「ゲストの皆様が沖縄で安心してダイビングを楽しんで頂くにはどうすればいいのか?」等など、結構大きなテーマでした。

この会合には、宮古島や石垣島、久米島、慶良間、本島各地域からそれぞれ会合のメンバーが招集されました。

県庁の方々も含め、40名近い方々が集まり、色々と意見交換をしました。

来年、ゲストの皆さまからもご意見を頂けるように県庁のホームページに私達がどのような事をしようとしているか、皆様にも見て頂けるようになります。

「沖縄県観光振興課」で検索して頂くと観光振興課のホームページが出てきます。

来年に、この内容がアップされますので、沖縄でのダイビングについて、何かご意見のある方は、是非お聞かせ下さい。

色々な方から色々な意見をお聞きして、皆様が沖縄に来てもっと安全にそしてもっと気持ちよくダイビングして頂けるようになればいいなあー、と思った1日でした。

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 2010年 12月19日(日)

  カエルアンコウが飛んだ日!!


久々に天気が良くなり、ドキドキします。


 竜宮城の様な景色です。


カエルアンコウが飛びました。


赤色で体の周りがくくられていました。



 晴   気温22度    水温23度    30m
 
 久々に天気が良くなりました。
こんな天気だと水納島に行けるのでとても嬉しいです。

水納島に行くまでにすでに嬉しくてドキドキしていました。

水納島に行く間も、波間の中からトビウオが飛び出したり、まるで夏の様な気持ちにになってしまいます。

 ポイントに着くととてもきれいで晴れ渡った空から降りそそぐ光は海底を地上の様な明るさに照らし出していました。

 水納島のリーフは、サンゴが復活して見事な景観を見る事が出来ます。

特にミドリイシの復活は凄く、今後のサンゴの産卵に期待できそうです。

ミドリイシはテーブルサンゴと呼ばれるように、大きなテーブル状のものも多く、このまま育てば、20年前の水納島に戻るのではと思ったほどです。

ダイビングが終わりに近づいた時の安全停止する深度でこのサンゴを沢山見る事が出来るので、とても有難いです。

そして沖の根にいとく、カエルアンコウがいました。

私の掌より少し大きいサイズです。

真っ黒なので、写真を撮っても黒い塊にしか見えないので、撮ろうかどうするか躊躇していると、
 カエルアンコウがモソモソと動き始めました。
 
「少し動くのかな?」と様子を見ていると、何と!

気球が浮く様にフワッ~と体が浮いたのです。

ヒレを使っている様には見えません。

本当に気球が浮いている様なのです。

やはり移動している時もヒレが動いている様には見えません。

前足と言うか、胸ビレは掌を広げる様に水中を浮いています。

よーとも見ると口を大きく開けて「パクッ!」 そしてまた「パクッ!」とまるで水を大きく吸い込む様にしていました。

何だか吸い込んだ水を鰓から吐き出してその推進力で進んでいる様にも思えます。

カエルアンコウは、動力源が不明なまま移動の旅が続いていました。

移動距離はわずか6mくらいでしたが、移動時間は1分近く掛った様な気がしました。
 さて、ダイビングも終わりに近づき安全停止していると、岩の隙間にアカククリがいました。

その名の通り、体表は赤い筋でくられていました。

 狭い所にいるのでなかなかカメラを構えられず、色々苦労している時に、
たまたま手をついた場所のそばには、ウミウシもいて今日は、
写真を色々撮れてとてもラッキーだと思いました。
 
それにしても、良い天気でボートの上もとても過ごしやすく、太陽に照らし出された水納島は、本当に海に浮かぶ宝石だと思った1日でした。
 
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 2010年 12月14日(火)

  「いよいよこのシーズンが来たっ!」と実感しました。


こんな所に入るのはドキドキしますよね。


 レックの中には色々な生物が住んでいます。


 海の中は静かそのもの!

 曇   気温19度    水温23度    30m
 
 天気は曇りで、気になっていたのが今夜のふたご座流星群が見れるかと言う事です。
 
 天気予報は、こんな時はしっかり当たっているようで曇りの天気が今夜まで続きそうです。

 一昨日までは、夏の様な天気と静けさが有りましたが今日は少し風が強いです。

だから海の中はどうかなー?と思っておりましたが、・・・静かでした。

瀬底のラビリンスを潜る度に、いつもドキドキしてしまいます。
 とにかく、この場所は亀裂が多く、色々な生物の棲む条件が整っているようにも思えます。
 
 バブルコーラルシュリンプは、フワフワしたミズタマサンゴの中で、とても気持ちよさそうにしていました。

セジロクマノミを見て、カクレクマノミが元気か確認して、ハナビラママノミとハマクマノミ、そしてクマノミの5種類を一気に確認しました。

その後、トウアカポイントに行きました。

ここは、コンクリートブロックの他に、戦後間もないころの車両などが沢山放棄されています。

 どう見ても日本の車両では無い様に思える残骸も有ります。

無造作に捨てられた車両などを見ると、戦争直後の慌ただしかった時代が感じられます。

その様な過去の遺産を住処としている生物も沢山います。

 マダラタルミの親子や、コショウダイ、ツバメウオが住みつき、カマスはいつでも群れで姿を見せてくれます。

 そして、レックから少し離れた所にトウアカクマノミが居て、これで今日もクマノミ6種を見ました。

 その他、ここはモクズショイがいたり、レックをきめ細かに見て回ると40~50分では時間がとっても足りません。

 そんなもっと潜っていたいと言う気持ちを押さえながらボートに戻りました。

 「あっ! 」忘れそうでしたが、今日の1ダイブ目で「クゥ~ッ、 クゥ~」と言う音が聞こえました。

 そうです。クジラの声でした。

「もうそんな時期になってなったんだ。」と思わず思った1日でした。
 
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 2010年 12月11日(土)

  今年最後の修学旅行生の体験ダイビングでした!


好天に恵まれ、最高の体験が出来ました。


器材を背負うのが少し重たそうです。

 晴   気温24度    水温23度    15m
 
 今日は、沖縄県海洋レジャー事業協同組合主催の修学旅行生の体験ダイビングのお手伝いをしました。

 毎年この時期になると本土から多くの修学旅行生が来て、マリン体験を楽しみます。

 修学旅行なのですが全くの娯楽(レジャー)の様にも思えますが、でも多感な高校生たちは、体験ダイビングをする事によって、環境問題に気がつく生徒さんや、高校生のみなさんと3~4歳ぐらいしか年齢が変わらないインストラクターをみて、自分の将来に重ねる生徒さんもいます。

 その様な意味から、たかが体験ダイビングとはいえ、とても意義深いものが有ります。

 この高校生の約3倍の人生を過ごしてきた私としては、高校生達の話し言葉にとても興味が有ります。

 若い人たちが使う言葉が、従来の日本語の話し言葉と変って来ているので、最新の言葉情報を収集するとても良い機会なのです。

 とはいえ、収集した言葉を私が言うと、周りの方から「とっても違和感が有る!」とはっきり言われるので使う事は有りません。

 さて、今日の私が担当した高校生は剣道部と言う事もあってかとても礼儀正しく、ハキハキしていました。

 水中で呼吸出来ること自体がとても新鮮なようでした。

私達、海に潜りなれている者にとっては普段見慣れている魚も、彼らには凄い興味の対し様でした。

 天候にも味方され、体験ダイビングが終わった生徒たちの顔は、「沖縄に来て、良かった。」と物語っていました。

 修学旅行の体験ダイビングだと、1つのグループに関わる時間はわずか1時間弱です。

わずか1時間弱の短い時間なのに、高校生達から「とても楽しかったです。本当に有難うございました。」と言われた時、思わず「ジーーン。」と胸が熱くなりました。

 「又、この高校生たちがいつか沖縄に来てくれるといいなあー。」
と、思った1日でした。
 
本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2010年 12月 10日(金)

  暦では、冬ですが夏の様な1日!


小指より小さくて、とっても可愛いです。


 悠然と泳ぐイソマグロ!


 一瞬ナポレオンの子供かと思うほど迫力ありました。

 晴     気温23度   水温24度    透明度30m
 
 移動性の高気圧が、西から東へとどんどんやってくるこの時期は、春先ととても似ています。

 2~3日前は寒かったのですが、今日はボートの上では水着でも平気な程陽射しも十分でとても気持ちの良い日です。
 海もとても穏やかで、これから向かう水納島が、次第に近づいてきます。

 鏡の様に静かな海に浮かぶ水納島は宝石の様に思えます。

 贅沢な事に、水納島についてみるとダイビングをしてるのは何と私達だけでした。
  海の中に入ると、太陽の日差しがそのまま海の底まで届いて、とてもきれいです。

 遠くまではっきり見えているこの光景は、海の中とは思えないほどです。

 ドクウツボの赤ちゃんがいました。
私の小指よりも小さくとても可愛いです。

小指を咬もうとしているのですが、咬む事が出来ませんでした。

10/13にもいましたが「ボーちゃんの子供かな?」と思ってしまいました。

 その後、瀬底島に向かうと、遠くから何か近づいてくるのが分かりました。

影が近づいてくるに連れて次第にはっきりしてきました。

私がいる事に気が付いているはずですが、イソマグロが近づいてきました。

 瀬底島の亀裂を潜っているとホホスジモチノウオがいました。

こちらのホホスジモチノウオも全く逃げようとしません。

 ここでは何度もナポレオンに出会っているのでナポレオン似の姿に思わず「えっ!」と思ってしまいました。

 12月に入り、暦の絵ではすっかり冬ですが今日の天気は本当に南国を思わせる1日で、ゲストの皆さんものんびりとした海と日差しを存分に楽しんだ1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2010年 12月 6日(月)

 私たち潜水士は高気圧業務健康診断を1年に2回受けています。 


下から、2段目に「就業可」の印を頂けました。

 曇と雨   気温28度        

 皆さまもダイビングを申し込みされる時に、ダイビングの病歴診断書を記入されると思います。

 そして、病歴書に該当する病歴や不安の有る病歴などが有ると医師の診断を受けておられるように、私たちも年に2回、潜水作業者用の高気圧業務健康診断を受ける事が義務付けられております。

 今日は、その潜水作業者用の高気圧業務健康診断の日でした。

本部地域では、名護の北部医師会病院の成人病検診センターで受診出来ます。

北部医師会病院は減圧症の治療も出来る再圧チャンバーや、北部の僻地医療には欠かせないドクターヘリが有ります。

 潜水時の障害にも詳しい医師の方も常駐されていて、私達ダイバーには欠かせない大切な病院です。

 さて、高気圧業務健康診断では、自覚症状や他覚症状などの問診が有り、骨や関節の運動機能、そして聴覚や循環器系の検査、そしてまた呼吸器系などの検査が有ります。

 それぞれの結果を総合的に判断して潜水業務に就く事に対して「医師の意見」と言う欄が有り、「就業可」と、判断されると潜水業務に就けるという訳です。

皆さんをガイドする人たちが健康でなければ皆さんがとても危険ですよね。
皆様を安全にガイドさせて頂く為にも、私たちも健康管理がとても重要です。

関口は、前回の6月の検査より血圧がかなり下がって来て、下が68、上が118という数値で医師の方から「じょーでき!」と言われました。

この血圧値は30代と同じだそうで、50代の関口としては本当にと上等な話でした。。

中でも至適正値と言うのに当てはまり、収縮期血圧(上の血圧、血圧上)< 120 mmHg、拡張期血圧(下の血圧、血圧下)< 80 mmHg と言うのは、年齢や性別(男女別)を問わず、この範囲に血圧が収まっていれば適正な血圧値だと言えるそうです。

最も好ましい血圧値で、ここに収まっている人は生涯中、高血圧になる確率が低いことが色んな臨床研究からもわかっているそうです。


そして、今回も医師の総合判定は「就業可」でした。

今も2~3日おきに、ウェイトトレーニングをしたり健康管理には気をつけています。

皆さんも、ガイドの人たちの体調を考えてみるのも良い事だと思います。

特に最近は、中高年の方の原因不明のダイビング事故が増えてきており、高血圧が原因しているなど、色々と考えられています。

中高年インストラクターも、例外では有りません。

もしも、ガイド中のスタッフが体調不良を起こしたら、一番困るのは皆様ですよね。

ですから、インストラクターもしっかりした体調管理をしています。

今日は空いていたので約1時間で終了しましたが、皆さんの安全を守る為にも、まずは自分の健康管理をと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!



 2010年 12月 5日(日)

  気温がグングン上がり、夏の様な日差しに「嬉しいっ!」


 


 水納島のダイブを終え瀬底島に向かいます。


 「あー!」と口を大きく開け掃除の番を待ちます。

 晴     気温25度   水温24度    透明度30m
 
 今日も風も穏やかでダイビング日和となりました。

しばらくご無沙汰していた水納島に行きました。

そういえば昨日本部町ダイビング協会で修学旅行の体験ダイブを水納島で実施していました。

久しぶりの水納島は透明度も良く気持ちのいいダイビングとなりました。

 真っ白な砂地には、相変わらずチンアナゴが沢山群れていました。

又、よーく見るとヒレナガネジリンボウやヤシャハゼなども見る事が出来ます。

海底が真っ白なか砂地なので、魚の色合いもとても分かりやすいです。
 久しぶりにサメ穴に行ってみると鮫がいました。

 本当に無駄のない形をして、とてもスマートでかっこいいですよね。

 かなり狭い所からサメ穴を覗いている訳ですが、覗かれたサメはソワソワして、落ち着かない様子で行ったり来たりしていました。
  その後、水納島から瀬底島に向かいました。

天気がとても良く海も穏やかなので、ボートでの水面休息時間も夏の様に過ごせます。

 天気があまりにも良いので、ゲストの皆さんは今日は3ダイブされました。

海に潜ると、グルクン達がホンソメワケベラに体を掃除してもらおうと、列を作って待っていました。

 相変わらず凄い数のグルクンが今も群れていますが、ホンソメワケベラのクリーニングステーションにそっっーとちが寄ったつもりなのですが、グルクン達はさあーっといなくなってしまいました。

5メートルほど離れて様子を見ていると、又グルクン達が「我こそは!」先を競ってホンソメワケベラに体のクリ―ニングをせがんでいました。

 久しぶりの水納島、そして瀬底島も今日は貸切同然でのんびりダイビングを楽しんだ1日でした。。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2010年 12月 3日(金)

  テックダイブを得意とする友人が来ました!


 タンクを両脇に抱えるのは、訳が有ります。


 カマスの眼はきれいでした。


 ツバメウオも近寄ってきました。。

 晴     気温23度   水温24度    透明度20m
 
 今日は、天気はとてもいいのですが風の強い1日となりました。

そんな今日は愛知県からテックダイブも得意とするダイブデポさんが来られました。

ダイブデポの山形インストラクターのタンクハーネスはサイドマウント式と言うタンクを両脇に抱えるシステムです。

 テックダイブで狭い洞窟をくぐり抜けたりする時にタンクが邪魔にならないように水中でタンクの位置を変えられるようにする為だそうです。

サイドマウント式の場合は、潜る直前にタンクをハーネスにセットするので普段私達が行うダイビングの様に事前にBCDにタンクをセットする様なことは有りません。
 潜る直前に、タンクをハーネスにセットするだけでいいのです。

 バディーの方は、ダブルタンクを背負われました。

 タンクとレギュレーターはDINヴァルブで固定されます。

これも通常のダイビングでは、見る事は少ないです。
 今回は器材の使い方のトレーニングで来られましたが、普段見ることの少ないサイドマウントの器材やダブルタンクの器材などがとても間近で見れて、ご一緒したドイツのダイバーは、とても興味津津と言う感じでした。

ドイツは、寒い海で潜る事が多い様でボートの上で「オ・キ・ナ・ワ・ハ・ナ・ツ・デ・ス・ネ!」と上半身裸でニコニコされています。

日本人と基本的な体の構造がちがう感じがしました。

 さて、海はと言うと波が有ったので無理はせず、穏やかな場所でのダイビングとなりました。

 潜っているとカマスが沢山群れているのが見れます。

どの位沢山かと言うと、大きな水族館でカマスの群れの中を泳いでいる感じです。

なので凄い数なのです。

この場所はいつもこのカマスの群れが見れるので、初めて潜るととても驚きますよ。

又今日はツバメウオも私達に近づいてきました。

ゲストの前でツバメウオがチョロチョロと遊んでいる様にも見えます。

荒れ模様の海でしたが、色々な生き物をのんびり見る事が出来た1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2010年 12月 2日(木)

  「安全第一」と改めて思った1日!


 皆さん、真剣に話を聞いていました。


 名護消防署の方を中心にCPRとAEDのトレーニングをしました。


 警察署長の挨拶が終わり懇親会となりました。

 晴     気温25度    
 
 今日は、本部町の隣の名護市で、マリンレジャースタッフ講習会が沖縄県警と沖縄県マリンレジャーセーフティービューローの主催で開催されました。

 今日の講習内容は、ボリュームが多く午後1時から午後5時までの内容です。

1時間目:「今年1年の海に関する事故の内容と推移」のダイビング事故についての話の中では、最近の特徴はシニア層の体調不良(本人の自覚症状が無いものも含まれます。)が目立ってきているようです。

 「特にシニア層のゲストの体調管理や健康チェックをしっかり確認して下さい。」と言う事でした。

 私達は年に2回の健康診断が義務付けられていますが、ダイバーの皆様も年に一度の健康診断は必ず受けましようね。

2時間目:「衛生環境研究所の方から海洋危険生物の対処方法」では、リングピアと言う有毒の海藻の話や、クラゲやオニダルマオコゼなどに刺された場合の対処法などま話が中心となりました。

3時間目:「沖縄気象台の方から気象や地震・津波に関する講義」では、意外と知られていませんが沖縄は地震が多い地域だと言う事を、初めて知りました。
 
今年1年で沖縄周辺で何と地震は14000回も有ったそうです。

津波に対する対処法などを勉強しました。

4時間目:「名護消防署の方から応急手当講習」では、CPRとAEDの講習です。

 私達ダイビングインストラクターは、常にトレーニングでしていますが、海水浴場のビーチスタッフの方などは、とても真剣にトレーニングに参加されていました。

約5時を少し過ぎた時間で今日の講習会が終了しました。

とても有意義な講習会で、安全第一で来年も頑張ろうと思いました。

そして夜7時から、本部警察署の忘年会です。

本部町水難事故防止推進協議会のメンバーなので、忘年会に出席してきました。

ホテルの食事は、とても豪華でお寿司や貝料理、刺身はもちろん、パスタや肉料理を楽しんできました。

余興では、署員の方々が交通安全や痴漢撃退法をコメディータッチに演じてくれたりして、とても面白おかしく余興を見せてくれました。

本部警察署の皆さんは、警察官と言うよりお巡りさんと言う感じです。

とても親しみがわいてきます。

 もっと遅くまで残り、2次会まで行きたかったですが、明日のダイビングが有るので今日は、9時で帰宅ました。

今日は、勉強でも忘年会でも「安全第一」を感じた1日でした。
 
本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2010年 12月 1日(水)

  今年も高校生たちがダイバーになりました。


晴       気温26度    水温24度    15m
 
 11/29から続いている講習もいよいよ最終日を迎える事になりました。

 体育科の生徒さん達なので基本的に体力はものすごいのです。

今年沖縄で開催された、美ら島総体にも「あっ!私出ました。」とか「俺もさいたまの代表っす!」と身体能力の高い生徒さん達の集合体なのです。

 
それだけの身体能力を支える為には、食事力も半端でない様です。

生徒さん達が宿泊していホテルの人が言うには、通常100人程度で米10キロあれば、食事は十分間に合うそうです。

・・・がこの生徒さんたちは80人で米を30キロ食べてしまうそうです。

おそるべし食欲。


 最終日の今日は、天候に恵まれ見事な快晴になりました。

気温もぐんぐん上がり26度です。

昨日の雨と風の中でも頑張った生徒たち、残された海洋実習の1ダイブに自信を持って海に入った行きました。

 また、照りつける太陽に写して出された沖縄の透き通った海に改めて感激していました。

にこやかな中にも、照れている感じがいかにもスポーツマンです。

 
最後のダイブともなると、生徒たちも感無量の様です。

・・・・と思えば、とても元気な男子生徒もいました。

とても賑やかに声が響き、あちこちで高校生パワーが爆発しています。

 最後のダイブ前に何かパフォーマンスをしようというチームも出てきました。

海猿の様に、タンクを背負ったままで腕立て伏せを始めました。

身体能力の高い生徒たちは、全く顔色を変えず繰り返していました。

もちろん担当インストラクターは、応援して見ているだけです。(ここまでは付き合えないと言う様子です。 笑い!)

その後、全員で海までダッシュして行きました。

最終ダイブが終わり、皆ダイバーとして認定されました。

嬉しそうに手を仲間と手を叩き合うチームもいます。

海から、次から次へとダイバーたちが帰ってきました。

「終わってしまったアー!」と叫ぶ生徒やインストラクターに「あっ!私あのスキルがもう1回練習したいから海に入ろう!」と戻りたがる生徒。

「沖縄 最高ー!」と叫ぶ生徒や「ハイサイ!」と言う生徒、「にふぇーでーびる!」と言う生徒もいれば、インストラクターにしがみつく生徒。

インストラクターも生徒も心が一つになっていました。

 わずか3日前から始まった事なのにとても長い間、生徒たちと一緒に過ごしている気がしました。

昨日の悪天候の中での講習でインストラクターの皆さんも生徒さんの為に、本当に悩み知恵を絞りそして考えていました。

 それだけ内容が濃かったのだと思いました。

最後の閉講式で、関口がインストラクター代表として挨拶をさせて頂いた時に、今年も多くのダイバーが誕生出来たのも、生徒さんの努力とインストラクターの皆さんの努力の賜物だと思った1日でした。



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