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今日は、本部町ダイビング協会の海底清掃日です。
ゴールデンウィーク前に海をきれいにして、皆様に気持ち良く海を楽しんで頂くようにしました。
ゴリラチョップのに名前で有名なこの場所は、ダイバーだけでなく釣り人も多く海底には釣り糸など色々な物が落ちています。
2月はここの場所の草刈りをしたので駐車場周りは今でもとてもきれいで気持ち良く使う事が出来ます。
今日も海に入ると早速釣り糸や重りが落ちていました。
海底がゴツゴツしたサンゴなので釣針や重りが引っ掛かりやすくすぐ切れてしまう事が多いようです。
私は、普段のダイビングでも海にゴミが落ちていれば必ず1つ拾うようにしています。
(ほとんど1つで終わる事は有りませんが・・・)
1ダイブでゴミが一つあれば必ず1つ持ちかえるというものです。(ゴミが無ければ持ち帰れませんが)1ダイブ1ピックアップ運動です。
ただ、ゴミを拾うといってもゲスト様のガイド中の時も有るので、ガイドに支障が出るように大きなゴミは回収できませんが、BCDのポケットに入るようなゴミならば持ち帰る様にしています。
今までで一番高価なゴミはダイコンでした。(ゴミではないですね。)
9年ほど前、瀬底島を潜っている時に砂に埋もれている黒いゴム片を見つけました。
早速砂の中から拾い上げると、ゴムのカバーだという事に気が付き、表を見てみるとダイコンでした。
まだ動いており、何時間水中にいたのか分かりませんが、減圧停止表示が出ていました。
左の写真は、2009年~今まで回収した釣りの重りです。
200個以上あります。
コンビニ袋や空き缶、そしてペットボトルなども何個回収したか数え切れません。
私たちが潜る場所は限られているので、このようにゴミを回収をずっと続けているせいか、ゴミが少しずつ減ってきているのが分かります。
ただ、台風などでゴミは必ずまたやってくるのでこの活動はとても大事なのです。
工事現場で見かけ標語に「分別しなければゴミ、分別すれば資源」というのが有ります。
空き缶や釣りの重りなども「回収しなれければゴミ。回収すれば資源」似たような事が言えると思います。
以前、テレビで有る湖で狩猟の為に打ったその散弾が湖に沢山落ちて、湖に住む魚たちが、泥の中に棲む虫と一緒に落ちた散弾を食べてしまい、魚などの生態にも影響が出ているという話を聞いた事が有ります。
海の魚が、釣りも重りの様な大きい物を砂ごと食べるとは考えにくいと思いますが、海を利用させて頂いている者として人が落としたゴミは拾いは、海への恩返しのつもりで回収するようにしています。
私が、ゴミを回収していると、一緒にゴミを回収して下さるゲスト様もおられます。
とても気持ちの良い瞬間です。
古い空き缶などは既に生物の住み家になっている場合が有り、回収を躊躇する場合も有りますが、ダイバー1人が1つゴミを持ち帰るだけで、100人いれば100個のゴミが無くなり、又資源として再利用されたり環境も良くなったり良い事が沢山出てきます。
私にとってダイブ毎のBCDに入るゴミの回収は、まったく負担になりません。
ゲストの皆様が拾われたゴミは、喜んで私が処理させて頂きます。
皆様も1ダイブ1ピットアップ運動をしませんか。
※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。
本部町ダイビング協会 加盟店 五十音順
アクアポポ・アシビーブルー・エムエムシー・シードアー・セリシャス・ファイブオーシャン・マザーアース
本部でダイビング!
GO DIVE!
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