シードアーのダイビング日記  2011年 5月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2011年 5月 30日(月)

 うわあー!早く海に行きたいっ! でもその前に宿題を! 


 瀬底大橋から見た今日の海は、最高!















 「さあて、宿題をやらなければ!」






















  
仕事が終るととても気持ちがいいでした。
  ボートのブルーがきれいになったでしょう


 
  晴      気温27度      

 昨日台風が去って、台風一過とはよく言ったものです。

今日、瀬底大橋から見た海は、まだ台風の影響で白波は残っていましたが、オキナワンブルーが、とても鮮やかでした。

 リーフの浅い所と深い所のブルーのグラデーションは、見事です。

「早く、海に入りたい!」

気温も夏並みのです。

早速私は、手袋をしてマスクをして・・・と言うと「海に入りそうですが・・・」続きは、作業着を着て防塵フィルターをかぶり、ペンキを持っていました。

宿題のボートの船底塗料塗りです。

全長が15mも有ると、本当に一仕事で気合いが必要になります。

まずは一番塗りにくい部分の船台の下に潜らないといけない船底からです。

一番やりたくない仕事は真っ先に終わらしたいのです。

食事の時も一番嫌なものは一番最初に食べて、一番おいしいものは最後の回すと言う性格は、ペンキ塗りにも出てしまいます。

船台の下に潜って、上から垂れてくるペンキを避けながら、時々頭に垂れてくる事も有るのすが、この一番大変な部分は、本当に気合いで一気に塗らないと、残してしまうと次は塗りたくなくなってしまうのです。

まるで、スキンダイビングで深い所に潜る時に大きく息を吸って一息で潜っていくような気持ちで、一気に船底を塗り終えるようにします。

 塗り終えた時は、スキンダイビングで水面に上がりやっと息が出来た時の様に本当に「ホッ!」とするのです。

 天気が良いので、グズグズしているとトレーに移したペンキがどんどん乾いてしまうので、手を休める事が出来ません。

 思わず「台風は去ったばかりなのだから、もう少し曇ってくれてもいいのに!」と手を休める時間がほしくなりました。

 トレーのペンキを使いきっても、続きを塗らないとローラーが乾いて使えなくなってしまうので、結局手を休める事が出来ません。

途中で携帯電話が鳴るのですが、ペンキだらけの手では上手く電話にも出られません。

手袋はペンキだらけなので、手袋を脱ごうとしている間に電話が切れるといけないので、大変です。

ペンキが携帯に付かないように、肘を使い携帯を地面に寝かせ、そしてその辺に落ちている棒で受話器ボタンを押し、耳を地面にくっつけるように電話に耳くっつけて苦労しながら電話に出て「ハイ!シードアーの関口でございます。」と話すと「台風凄かったね?」という友人からの電話でした。

 私がペンキ塗りをしているのを知らないので仕方ないのですが、気合いが一気に抜けてしまいました。

ローラーをシンナーで乾かないようにして、手袋をはずし、防塵マスクと防塵メガネ、頭の手ぬぐいを外し休憩をする事にしました。

 「麦茶ってこんないおいしいんだ!」ごくごく飲んでしまいました。

一旦休憩を入れてしまうと、私の場合気合いを入れるのに随分と時間が掛りますが、しばらくグズグズしてやっと再びペンキを持ち宿題をする気持ちになりました。

気が付けば夕方の6時30分頃になっていました。

とてもきれいな夕焼けが空を覆っていました。

台風が接近していた2日前の28日の空からは想像が出来ません。

そして、やっとペンキ塗りが終えました。

明日、エンジンオイルを交換して宿題はおしまいです。

一日、船体を乾かしてボートを海に下ろそうと考えている時、友人の海人が来ました。

「きれいになったね!」と、声を掛けてくれたので「僕の事?」と冗談を返すと「アギジャビヨー!」と、返されました。

たわいもない話をして気が付けば午後7時30分、まだ辺りは明るかったので何時なのか気が付きませんでした。

 その後6/1にゲスト様の予約が入ったので、ボートは明日5/31の夕方の満潮に合わせて海の戻す事にしました。

 ダイバーも海に潜るからダイバーであって、ボートも早く海に降ろさなければと思いました。


5/31から潜っていないので、6/1がとても楽しみになった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

本部町ダイビング協会 加盟店 五十音順
 アクアポポ・アシビーブルー・エムエムシー・シードアー・セリシャス・ファイブオーシャン・マザーアース
                          
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 2011年 5月 28~29日(土~日)

 台風がやってきました!


 午前8時30分の瀬底大橋から見た海!





 シードアーのバナナは2本倒れました



  
   何本も木が倒れていました。



    
  ウコンは葉が無くなりましたが
 倒れる事無くしっかりと立ってました。
ポインターを載せると2日前のウコンが見れます。
 
  台風      気温27度      

 5/28の午後3時ごろから急に風が強くになり始め、愛犬のマグもそわそわし始めました。

次第に雲の色も薄灰色から黒へと変わり始めました。

台風2号の進路予報では、本部半島直撃をなんとか免れそうでほっとしました。

ただ、暴風域に入ると瀬底大橋が通行止めになるのでボートの見回りが出来なくなる為、5/28の日中にしっかりと点検をしておきました。

 やがて時間が経つに入れ、風の音が「ヒュウ~。」と言う音から「ゴゥォーッツー!」と言う音に変わってきました。

 夜の9時頃に暴風域に入ったようで外から聞こえてくる音は決して「風と音」と言うものではありません。

「バゴオーッ!」とか「ゴバァーッ!」とか家の中にいるのにマグも尻尾を足の間に下げて、私の傍でうずくまっています。

突然、外から「ガーンッ!」と言う音が聞こえてきました。

何かが飛んできて家に当たったようですが、見に行くことなど到底できません。。

窓ガラスが風圧で押され歪んでいます。

家の主として毅然としていなければいけませんが「これは少しビビリました!」私は普段「ビビル」とか、決して言わない人間ですが、これはさすがに「ビビりました。」

前の台風の時も窓ガラスが風で歪んだ経験がありましたが、あまり経験したくないです。

夜になり、気晴らしに「パイレーツ オブ カリビアン」を見ていたのですが、夜10時ごろ停電になりました。

想定内だったので事前に冷蔵庫の氷を十分に蓄えたり、ライトも用意していたので不自由はそれほどありません。

ただ、テレビが見れなくなり風の轟音が一段と気になり、窓ガラスも気になったり愛犬のマグは、尻尾を巻いて私の傍でうずくまっているという状態なので、もう寝る事にしました。

夜12時ごろが本部に最接近です。

・・・が気が付いたら朝でした。

いつも、私は寝てしまうと周り音が聞こえなくなります。

相当夜中は、風が激しかったようですが全く分かりませんでした。

 朝、風はまだ少し強いですが、すでに強風域も抜けて周りは静かになっていました。

まず、家の周りの確認をすると家のすぐ側にトタン屋根が落ちていました。

良く見ると、隣の「ヤギさん」の家の天井の一部が無くなっていました。

昨夜の「ガーン!」と言う大きい音は、隣のヤギさんの天井の一部が飛んできた家に当たった音だったのです。

あの暴風雨の中、天井が無くなり雨風に耐えて「ヤギさん! 偉いぞ! 良く頑張った!」と思いました。

しばらくして、ヤギの飼い主のおじさんが来て、天井の一部が無いのを見て、驚いていました。

家の周りはほとんど被害は有りませんでしたが、知り合いの東屋の天井が飛んだりして、私は寝ていて気が付きませんでしたが、夜中の台風の激しさが伝わってきました。

もう一つ心配なのは、陸揚げしたボートのシードアーシードアー号がどうなっているかです。

早速、車で港に行こうとすると、途中で大木が「バキッ!」と何か所も折れていました。

この光景にシードアー号は大丈夫かな?」と不安がよぎります。

 港に着くとシードアー号は、台風が来る前との全く変わらず「ガリバー旅行記」のガリバーの様にしっかりと固定されいました。

 5/29 の午後4時頃になり、やっと台風対策を元に戻す事が出来ました。

来ると分かっていた台風だから、被害を最小限にとどめる事が出来ましたが、思わず何の前触れもなく襲ってきた震災に遭われた方々の事を考えてしまいました。

 シードアーのウコンは、葉が無くなっていましたが、倒れる事無く頑張ってました。

 
明日からは、ボートのメンテナンスです。
6/2にボートを海に戻せるよう頑張ろうと思った1日でした。

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 2011年 5月 26日(木)

  今日は、沖縄県ダイビング安全対策協議会の理事会と総会で那覇まで、頑張って行ってきました!


 午前6時30分の瀬底大橋から見た海!





 遠く慶良間が見えました。










  午後7時 今朝から12時間経ちました。
 
  晴      気温27度   水温 24度    

 今日は、那覇で午前9時から沖縄県ダイビング安全対策協議会の理事会があります。

関口も理事の一人なので出席する為に午前6時30分に瀬底島を出発しました。

まだ薄暗かったですが、予報では「晴天」となっており、「ボートの船底塗料が塗りたかったなあ!」と思いました。

 沖縄の高速道路は全長50キロほどですがまだ無料で通行できる為、いろんな車が通っています。

制限速度の下限ぎりぎりの50キロで走る車も有り「きっと オジーかオバアーの運転かなー?」等と思う時も有れば、ミサイルの様に私を抜いていく車も有ります。

私は、ピッタシ80キロでいつも走る様にしています。

午前8時ごろ那覇の泊大橋に過ぎると遠くに慶良間が見えました。

「25年ほど昔、本土でダイビングの仕事をしている時に、良く阿嘉島に行ったなあ。」と思いだし懐かしくなりました。

さて、9時から沖縄県ダイビング安全対策協議会の理事会が始まりました。

午後から総会も有るので色々と審議事項の確認ですが、最近のダイビング事故の動向などの情報交換なども有りました。。

午後になり、総会が始まりと順調に審議事項や承認事項が承認され午後3時には閉会となりました。

沖縄県ダイビング安全対策協議会の総会の後は、いつも講演会があります。

今回は琉球大学法医学教室の先生がダイビング事故者に見られる身体的特徴(年齢や体格)等についての、講演がありました。

私はBMI23なのでそれほどメタボ体形ではなく、血圧も下が80、上が110なので特に心配はとておりません。

それでも私たちダイビングインストラクターは、年に2回高気圧健康診断を受けなければいけない規則があります。

その様な訳で6/6には高気圧健康診断を受けに行きます。

琉球大学法医学教室の先生が一番心配されていたのは、「ダイビングの申込書に正直に病歴を書くと、ダイビングが出来ない人が多くいる為、多くの一般ダイバーは本当の病歴を申告していないのでは!」
と言う事です。

面白いデータを紹介してくれました。

ある年代の一般人300人に病歴診断書に記入してもらうと、「95%近くの人が何らかの病歴に該当している。」というデータがあるそうです。

そこで同じ年代のダイバー100人に全く同じ病歴診断書に記入してもらうと、「病歴該当者は0.3%しかいなかった。」と言うデータです。

どう考えてもダイバーの方たちは「病歴の申告に誤りがあるのでは!」と言うお考えでした。

私もそう思いました。

時々、病歴に該当する方が「何か起こっても全て自己責任で済ませ、皆に迷惑かけないからダイビングさせて下さ。」と言う方がいます。、

実際、何か事故が起こるとその場に一緒にいる人たちもいろいろとに何時間も事情を聴かれたり、すぐに帰る事はできません。

決して、ご本人の自己責任では済まずその場に居合わせた多くの人達に迷惑がかかります。

沖縄では、1982年から現在までダイビング関連の重大事故に遭われた方が53名いるそうです。

病歴と正しく向き合い、医師の指示に従っていれば事故に遭わずに済んだ方もおられるようです。

ダイビングに携わる人は、インストラクターも一般ダイバー関係なく、病歴に正しく向き合う事が事故を減らす要因にも、なるはずです。

今回の講演でも、50歳以上の方の事故遭遇率がとても高い事がデータとして紹介されました。

シードアでは60歳以上の方は病歴診断書の病歴に該当項目が有る無しにかかわらず、過去1年以内の健康診断書の提示をお願いしております。

健康診断書が無い方は、大変お手数をお掛けしますが、医師がダイビングを許可した健康診断書をご持参ください。

健康診断書の書式はこちらでご用意させて頂きます。

原本をコピーさせて頂き原本はお返ししております。


私を含め特に中高年の方は油断することなく、健康に気をつけてダイビングを楽しみましよう。

講演会の話は、ダイビング事故を減らす目的で開催されているので、内容は少し重い事が多いですが、私たちにとってはとても重要な講演会でした。

午後5時に講演会が終わり、第11管区海上保安署救難課の方と挨拶を交わし、今日の予定が全て終わりました。

瀬底大橋まで戻ってきた時は、朝の薄暗さと違って空がピンク色でとても海もきれいでした。

元日祈願の様ですが、今年1年安全に気をつけてダイビングしようと思った1日でした。

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 2011年 5月 25日(水)

  そろそろ、ボートの化粧直しの時期になりました!


 瀬底大橋から見た今日の海!






 「台風も来る事だし、少し休んでね!」






















 ウコンです。

  
 
  曇と雨      気温27度   水温 24度    

ボートの船底塗料の塗り直しの為にボートを陸揚げしましたが、このタイミングで台風が来るとは想像もしていませんでした。

 ボートの船底塗料を塗ったのは、去年の1月の事でなんとそれから1年5カ月もそのままにしていました。


なんだかんだ言って忙しかったのだなあと、思いました。

ボートに塗料を塗る為に5/24・25の今日の2日間、ボートの下に潜りずっと船底にこびり付いたフジツボやコケなどをこすり落としていました。

 シードアーのボートは、全長約15mあります。

 このボートをきれいにしてあげるのは結構重労働なのですが、気持ち良く仕事をしてもらう為に丹念に船底を磨き上げました。

ボートを陸揚げしてみると、船底塗料がはがれた部分が白くなっています

 
 船底塗料を塗らないと、船底にコケやフジツボが付いて、速度が落ちるだけでなく燃費も悪くなります。

まるで毛糸のセーターを着て泳いでいるのと同じなのです。

船底を磨いて上げ塗料を塗るとコケやフジツボなどは付着しなくなり、燃費も良くなります。

今日は、天気が良くないので、塗料を塗ることはできませんが、船底掃除と言う大仕事をしたので仕事後のビールが進むこと!

最高においしいです。

最近は飲む機会がとても多く、アルコールを控えていたのですが渇いた喉にビールが届くと、干ばつ地帯に水が浸み込んでいくようにあっという間に吸収していきました。


私の喉は、しばらく干ばつ地帯のままで何本かビールを注いでやっと潤ってきました。

「1年5カ月も良く頑張ってくれたなあ!」とシードアー号に感謝の気持ちでいっぱいでした。

5/28の仕事に間に合うようにするつもりでしたが、台風でしばらくはシードア-号も休めそうです。

シードアーの畑には、ウコンも有ります。
 かなり葉が大きくなってきました。
 問題は5/28の台風2号です。
 むちゃくちゃにされそうですが、「ウコンよ! 君の強い生命力を見せてくれ!」

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 2011年 5月 23日(月)

  港から7~8分、そこはもう別世界です!


 ダイバーよりも大きなイソバナ!













  
 
  晴      気温28度   水温 24度    透明度 30~40m

 海が透き通っています。

昨日と同じように天気に恵まれ、最高のダイビングが約束されています。

今日は、ゲスト様が午後からご予定がり、早めにダイビングを終了したいという事で、近場でのダイビングとなりました。

ここは、港からわずか7~8分の近場です。

ですが、ここはダイバーよりも大きなイソバナがあります。
 そして驚く事に、何故かこの場所だけイソバナだらけなのです。

 数え切れないほどのイソバナが群生しています。

 イソバナが森の様に見え、その上を泳ぐ私たちは森の上を飛んでいる鳥の様な感じになります。 
  今日も透明度が良く20mの水深から水面のボートが見えています。

水面を波が通るたびに海底に光の帯が通り過ぎて行きました。
 2本目も港から近いのですが、洞窟があります。

そんなに深くないのでビギナーの方でもそれほど緊張せずにダイビングが楽しめます。

イセエビも暗がりの中で目を光らせていました。
トンネルの出口から差し込む光がシャワーのようにとてもきれいです。

ダイビングが終わりに近づき安全停止しているは所にも、サンゴの群落がありとてもきれいなのです。

港からわずか7~8のところにこんな場所があるなんて本部は本当に面白い所だと思った1日でした。

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 2011年 5月 22日(日)

  海は、穏やかな、穏やかな1日でしたが、海の中では子孫を懸命に残していました。


 午前8時30分、底大橋から見た海です。


  
 何だかゴジラ見たいなカエルアンコウでした。               







































  晴      気温27度   水温 24度    透明度 30~40m

 今日の予報も、曇のち雨でした。

しかし、空を晴れ渡り海はどこまでも凪いでウェットスーツで潜るのもとても気持ち良く感じます。

そんな今日は、ゲストのご希望でカエルウンコウを見に行きました。

波が無く、水も透き通っているので、ボートの上かにら海底がはっきりと見えています。

ボートを止めているロープが結んである岩まではっきり見ています。

夏になるといつもこんな状態ですが、梅雨時期なのでゲストの方もすごく喜んでいました。

今日のカエルアンコウは、左手を岩に掛けとても偉そうにしています。

こっちを見て「何か、用っ!」とでも言ってそうな気がしました。

機嫌が悪そうなので、ちょっと写真を撮らせて頂きすぐに退散しました。
 
  2本目は、久しぶりにクジラ岩に行きました。

キホシスズメダイが根の周りに沢山群れています。

そしてこの場所は、サンゴがとても多くありお花畑の様でとても見応えがあります。
 

そして、ユビエダハマサンゴに目を向けるとコブシメが7~8匹、群がっていました。

体長が70センチくらいある大きなコブシメのオスがメスと交接していました。

しかし、邪魔しようと他のオスが割り込んできました。

1匹のメスを3匹のオスが取り合っていました。

 
 結局一番大きなオスがメスと交接していました。

別のメスは、サンゴの隙間に卵を沢山産み付けていました。

私がコブシメから離れる時も、まだメスの奪い合いが続いていました。

海の穏やかさとは別に、生き物たちの生存競争の激しさが見えた日でした。



 おまけ   おいしい島酒用コップの作り方の巻 

今日は、海から帰ると瀬底小中学校のPTAのが集まり、バーベキューがありました。

さて、今日皆さんに紹介したいのは、ビールの空き缶でコップを作ってしまう人がいます。

瀬底島の人たちは皆こんな飲み方をしています。

ちょっと見てください。

①缶をライターで一文字に切る。
②周りをライターで削っていく
③④一周ぐるっとライターで削る
⑤出来ました。

この人は、コップ作りの私の師匠で、バンドのドラムを担当している学さんです。
特にオリオンビールの空き缶で作ったコップで島酒を飲むと、とても美味しく感じるのです。

注)缶の切り口で手を切る事があるので、必ず師匠となる人を見つけて指導のもとチャレンジしてください。

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 2011年 5月 21日(土)

   梅雨時期の天気は中々難しいですね!


 午後1時30頃、底大橋から見た海です。
ポインターを乗せると午前8時の海に変わります。



   

 1センチ足らずの小さな魚が漂ってたいました。
  曇のち晴      気温27度   水温 24度    透明度 25~30m

 今日の予報は、曇のち雨でした。

確かに朝起きてみると道路は濡れていて、空もどんよりしています。

午前8時瀬底大橋から見た海もどんよりしていて、重そうな感じがしました。

今日は、どんより空のダイビングのはずでしたが、次第に雲は取れて海の中が明るくなってきました。

そうなるとヨスジフエダイの鮮やかな黄色が一段と華やかに見えてきます。
 最近は、ヨスジフエダイの数が増えてきました。

更にその群れにアカヒメジの群れまで加わり、海の中が黄色一色です。

何故か天気が悪い時はテングハギまで群れてきて、まるで水族館の中の様です。
  ダイビングが終わりボートに戻ると、青空が広がっています。

次第に雨模様になるはずの天気が、崩れません。

瀬底島の洞窟ポイントに行くと、海面から差し込む光がとてもきれいです。

そしてここを潜る時は、ライトを是非ご持参ください。

ライトでトンネルや洞窟の中を照らして行くと、甲殻類の宝庫になっていたりします。

イセエビだげでなく、ゾウリエビなど変わった形のエビがいたり、皆さんのライトで照らしだされてきらきら光るミナミハタンポ等も見る事が出来ます。

小石をひっくり返すとキンチャクガニがいたりと、生き物を探し出すのがとても、面白い場所です。
  クマノミの種類も多く、1ダイブで5種類のクマノミを見る事が出来ます。

イソギンチャクを良く見るとイソギンチャクモエビがいたり、アカホシカニダマシなど色々います。

2ボートダイブも終え、ボートの下に戻ってくると水面のボートが太陽に照らされシルエットになって浮かんでいました。

「ポコポコッ!」と、吐いた自分のエアーがユラユラと揺られながら輝く水面に向かって行くのを見ていると小宇宙にいる様な気がしてとても気持ち良くなりました。

明日の天気は「曇」ですがまた晴れてほしいと願った1日でした。

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 2011年 5月 19日(木)

  ダイビングしない時に限って海の中では、色々な出来事がありました!


 瀬底大橋から見た今日の海です。




 本当にきれいなプルーです。






 
  雨のち曇        気温25度   水温 23度    透明度  25m

 今日の未明は、激しい雨が降っていました。

起きる時間になると、雨も小雨に変わり港に着くころには雨はやんでいました。

今日は、1日に船長なのでボートの上で過ごす事になりました。

1ダイブ・2ダイブは水納島でのダイビングでした。

今日のゲストの方々のお話をまとめてみました。

ゲストの方がダイビングを終えボートに上がってくると、ボートの下にグルクンが怯える様に群れていてたそうです。
 
 間髪置かず大きいカンパチが4~5匹やってきて、グルクンを狙っていて、カンパチはダイバーを全く気にせず3mくらいまで平然と近づいてきたそうです。

別の方は、イソマグロを見たそうでボートの下は弱肉強食の世界が繰り広げられていたという事です。


グルクンにとっては、天敵ともいえる大型魚が現れたので、怯えていたのは当然かもとしれません。

そんな話を聞いて、「やっぱり潜れば良かったー。」と、とても後悔しました。
そして、ゲストの方々にハナヒゲウツボの幼魚と成魚が見れる事を伝えると、是非見たいという事になりました。

昨日も潜った場所ですが、この場所は、おおきいカエルアンコウも見れるので今とても人気のある場所です。

  ヒゲストの皆さんは、ハナヒゲウツボやカエルアンコウも見れてとても満足されたご様子でした。

3本目は、瀬底島のトンネルのポイントに行きました。

トンネルの中にはアカマツカサが水族館の様にじっと微動だにしません。

ダイバーを横目で追いながらダイバーの様子を伺っています。

今朝は大降りでしたが、いつの間にか雨もやみ、ダイビングが終え港に帰る頃は陽射しさえ出てきました。

ゴールデンウィークも終え、海は人気が無くなり昔の沖縄の海の様に静かで穏やかです。

時間がゆっくりと流れて行くのが分かる様な日でした。

●おまけ
シードアーの畑では、ミニトマトが沢山出来ています。

バナナも株が増えて今年も大きく育つのがとても楽しみです。



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 2011年 5月 18日(水)

 久しぶりの日差しに島も海も空も輝いていました!


 瀬底大橋から見た今日の海は最高です。


 大急ぎでアカテンイロウミウシが動いていました。

    
    2匹まとまっていました。

  
  晴       気温26度   水温 23度    透明度  25m

 梅雨に入ってから、朝も薄暗いせいか寝過ごしし気味なのですが、今朝はとても明るく自然と目が覚めました。

シードアーから海を見てみると、宝石の様に水納島が輝いて見えます。

この時期の雨はとても大切なのですが、「太陽の光って、本当に有難い!」と思いました。

港に行く途中瀬底大橋から見た海は、一段と輝いて見えました。

「これが沖縄だよねー!」と心の中で呟いてしまいます。
水納島に着き目の前で水納島を見ると、ビーチが真っ白に輝いて居る様に見えました。

本当に海の浮かぶ宝石です。

海の中もとても明るく、生き物たちの本来持っている色合いが良く分かります。。
岩の間を大忙しでアカテンイロウミウシが動いていました。

最近は、黒のオオモンカエルアンコウが移動を始め、居所を転々としていましたが、久しぶりに今日はいつもの根に2匹そろっていました。

大きいカエルアンコウは私の頭ほどあり、エスカの大きさも2センチほどあります。

カエルアンコウがいる場所は少し深く24m前後あります。

しかし今日の様に日が差すと24mの海底でもとても明るく、深さを全く感じさせません。

水深を上げて12m前後になるとハナヒゲウツボがいます。

ハナヒゲウツボはいつもの根から少し移動していましたがすぐに見つかりました。

徐々に水深を上げてリーフの安全停止深度でサンゴを見ていると、赤や黄色そして緑や青色のサンゴなどがひしめきあっています。

サンゴを見ているとあっという間に安全停止の3分が経過してしまいました。

梅雨の晴れ間のダイビングを楽しんだ1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

本部町ダイビング協会 加盟店 五十音順
 アクアポポ・アシビーブルー・エムエムシー・シードアー・セリシャス・ファイブオーシャン・マザーアース
                          
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 2011年 5月 17日(火)

 瀬底島はドキドキします!


 ゆっくり見る事が出来ました。






    
   
  雨のち曇       気温25度   水温 23度    透明度  25m

 梅雨前線が南下し今日も北寄りの風です。

農家の方々は、この雨をとても喜んでいると思います。

私たちダイバーにとっては、晴れてくれた方が海の中もきれいでいいのですが、この時期の雨がないと夏は水不足になるので、私たちにとっても貴重な雨なのです。

今日も瀬底島のダイビングです。

ゆっくりゆっくりと近づいていくとジョーフィッシュにかなり近寄る事が出来ました。

時々ドアーを閉める様に巣穴を小石で塞いでいる事がありますが、今日は3個体出ていました。

水深18m~20mの間を捜して行くと、あちこちに巣穴があるのが確認できます。
近くには、こぶしほどの大きさのメレンゲウミウシがいました。

結構大きいので、動くのもとても速いです

その他にもレモンウミウシがいたり、今瀬底島はウミウシの種類も沢山見る事が出来ます。


また、洞窟や亀裂、トンネルの多い瀬底島は、地形の変化がとんでいます。

亀裂の奥に入っていくと、赤や黄色のサンゴがとてもきれいです。

壁の側面から、天井にかけてびっしりと生えています。

 アカマツカサ達がじっとこちらを横目で見ていました。

迷路の様に入り組んだ地形を泳ぐのはとてもドキドキして冒険心が蘇ってきます。

細いトンネルやアーチなども有ります。

なだらかに落ちる少し斜めのドロップオフなので深く潜っている気がしないのですが、ジョーフィッシュ探しに夢中になっていたりするとすぐに水深20メートルを超えてしまうので気をつけなければいけません。

水深20mの地点から水面に浮かぶボートが見えて、透明度もどんどん良くなっています。

ダイビングが終え、ボートに上がると雨もやみ空が明るくなっていました。

のんびりした時間と空気が流れる中で、自然と話し方もゆっくりとなる1日でした。

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 2011年 5月 15日(日)

  ダイビングを振り返る日! 自分ちのダイビングの安全度を振り返りましょう!


パディーシステムをしっかり守りましよう。












































水深24メートルにある瀬底漁礁


今日はいませんでしたが、漁礁の中には時々こんなのがいます。
  曇      気温25度   水温 23度    透明度  20m

もうすぐ6月になります。

そろそろ、休んでいたダイビングを始めようという方も多くなる時期です。

また、普段から潜っているダイバーにとっては、更にダイビング活動が活発になる時期です。

シードアーでは、毎年5/15を「ダイビングを振り返る日。」にしました。

ダイビングを仕事にして27年になります。

毎日毎日潜っている間に、基本を忘れたりしていないか見直す日です。

皆さんもダイビングシーズンに入り、是非ダイビングの安全ルールをもう一度も見直して、自分のダイビングスタイルと照らし合わせてみてください。

基本から少し外れてきている事などありませんか?

 シードアーのある沖縄は、日本でもトップクラスのダイビングの盛んな場所です。

 その様な地域がら海に関わる事故の数も全国上位になっています。

特急の課題の、ダイビングに関わる事故を減らす為の具体的な行動を現在起こしている最中です。

 事故を減らすには、インストラクターの努力だけでは限界があります。

インストラクターを含め一般ダイバー全員が、決められたルールを守っていく必要が有りますが、ダイビングに慣れて来ると以外に忘れがちなルールも有ります。

 潜水地域の情報はインストラクターがダイビング直前にブリーフィングで案内してくれるので大丈夫なのですが、問題は本来守るべきルールが忘れられているケースが多いのです。

特にダイビングでは、パディーシステムは基本中の基本ですが、以外と見過ごされている場合が多い様に思えます。

特に沖縄などでは、1人でダイビングに参加して当日初めて出会う人とバディーを組むことも有ると思いますが、バディを組んだら最小限以下の事を互いに気をつけましょう。
 ①バディで行動
 ②お互いの距離
 ③エアーの消費量

 特にビギナーの方とバディを組んだ場合は、エアの量は頻繁に確認して上げて下さい。
 「自分のエアー量が少ないです。」と、私たちガイドに伝えて来る方は多いですが、その時にバディーのエアー量も確認すると更に安全になります。
 
 例えばバディーのAさんとBさんがいます。
・Aさんが自分のエアーが100になったのでついでにBさんの残圧を確認したら50しかなかった。
・Bさんは自分の残圧確認を忘れていたけどAさんに残圧を聞かれて助かったというケースも有ります。

自分のエアーが少なくなったらバディのエアも確認しインストラクターに伝えるのも大事ですよね。

また、単独潜行はしないようにしましょう。
必ずバディー揃って潜行しましよう。

ダイビングツアーに参加する時に、申込書に記載されている内容は、とても大事な事が書かれています。

この大事なルールが、忘れがちになています。

今一度、ダイビングツアーに参加される時に申込書の基本ルールと自分たちのダイビングスタイルでずれてきている部分がないか確認しましょう。

少し重たい話ではありますが、多くの方が私たちに教訓を残して下さいました。

その教訓を無駄にする事無くことなく、今年も安全にダイビングしましょう。

・今日の潜水地は、瀬底漁礁です。
 1辺が1.5mある大きなコンクリートブロックが3段に積まれています。
 そのブロックの中に時々、度肝を抜くような大きなロウニンアジがいるのです。

 決してブロックの1辺の長さに引けを取らないボスと言う感じの主で、子分に数匹のロウニンアジを連れている時も有ります。

 24mとちょっと深いのでアドヴァンスの資格を持っている方が対象となりますが、今日は久しぶりに潜ってみました。

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 2011年 5月 14日(土)

  海の中は、とても忙しそうでした!


 とても穏やかな水納島でした。






 いつまでも続くグルクンパレード!
 







 ミズタマサンゴはとても気持ちの良いベッドなのでしようね。

 
 
  曇      気温25度   水温 23度    透明度 30m

沖縄の本部のシードアーです。

 今日の水納島はとても穏やかです。

曇り空のせいで、風景は全体的にモノトーンの様にも見えますが、ボートの上から海底がはっきりと見通せます。

海底近くを泳いでいる魚も見えています。

港を出発する時にウミンチュウから、「もうすぐグルクンの産卵時期なので、今グルクンはとても神経質だよ。」と、この様な話を聞かされました。
 
 水納島はもともとグルクンの群れを沢山見る事が出来ますが、今日はいつもよりもずっと大きい群れに出会いました。

先程のウミンチュウの「グルクンの産卵」と関係があるのかな?と思ってしまいました。

その凄い群れがクリーニングポイント立ち止まると、ホンソメワケベラは大忙しです。

グルクンが「私の体を掃除して下さいよ!」とたくさん集まってきました。

「私の掃除をお願いします。」と口を開けて待っているグルクンも居ます。

こんなにたくさんグルクンが集まってホンソメワケベラも飽きないのかな?と思ってしまいました。

いつものサンゴには白いハダカハオコゼが休んでいました。

 白と赤の色どりがとてもきれいです。

 ハダカハオコゼの目はガラス玉の様に透き通っているように見えます。

 
グルクンなどの他の魚の様に黒目が見えないので、どこを見ているのか全く分かりません。

宝石の様な眼をしています。

クモガニは、ミズタマサンゴのフワフワしたベッドの上で、気持ちよさそうでした。

カメラを近づけると大きな風船の様なミズタマサンゴの間に隠れて行きます。

ミズタマサンゴに棲むクモガニやサンゴの間で休むハダカハオコゼ、そしてホンソメワケベラに体の掃除をねだるグルクン等を見ていると、「魚やカニ達もうまく周りを利用したり協力しあっているなあ。」と思いました。

瀬底島では、ジョーフィッシュを見たり地形を楽しみましたが、あっという間に2ダイブが終わってしまったような1日でした。

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 2011年 5月 13日(金)

  台風一過の海!


 嵐の後の静けさ!




 


 本部の水中富士! 何百年生きているのでしょう?

 
 
  曇      気温25度   水温 23度    透明度  20m

  台風としては、かなりこじんまりとした台風1号だったせいか今日の海は、とても静かでした。

朝の海の下見でも瀬底大橋から見る海は、白波一つ立っていませんでした。

ホッと胸をなでおろしながら、ゲスト様にその事を伝え、今日のダイビングが始まりました。

ただ、うねりだけが少し残っていたので、無理せず静かな場所でダイビングを楽しみました。

 普段見慣れているクレナイニセスズメですが、いつ見ても鮮やかな色に目を引かれてしまいます。

 実際に写真を撮ってみると尾びれの先端や背びれ等は透き通っている事が分かります。

 またニシキツバメガイの派手な色も目を引きます。
  こんな色合いなのも何か意味があるのでしょうが、とても不思議でなりません。

港から10分足らずのポイントなのですが、サンゴがとにかく多くサンゴの大きな根にはスズメダイが沢山群れています。も
    
 私は見る事が出来ませんでしたが、ゲスト様は「ウミガメを見ました。」と、とても喜んでおられました。

この本部には、とても大きなコブハマサンゴがあります。

水中富士と呼んでいます。

この種のサンゴは、年間の成長速度が5㍉~1㎝だそうです。

直径6メートル以上あるこの大きなサンゴは、一体何年生きているのかなー?と、ここに来るといつも考えこんでしまいます。

 サンゴのとても多いこの場所ですが、サンゴの隙間を見るとコブシメの卵がハッチアウト寸前でした。

ぎっしりコブシメの卵が詰まったサンゴは、白い電球で飾られたクリスマスツリーの様でした。

台風が去ったばかりの海でしたが、思ったより静かで色々な生き物に出会え楽しめた日出した。


●今日の1ダイブ1ピックアップ運動
  タンクのビニールテープ  1枚 
  空き缶             1個

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 2011年 5月 11日(水)

  自然は予想が付かないものでした!


 朝5時30分 海は静かでした。
ポインターを写真に載せると午前9時頃の写真に代わります。





 午後4時頃の海




 夕方7時 東シナ海には夕日が見えました。
 
 
  雨      気温25度   水温 23度    今日はダイビング中止!     

  台風1号が接近していますが、大きさ、強さ、速度から考えて今日の午前中まで瀬底島の北側ならダイビングが出来ると思っていました。

 今日もゲストの方は、頑張って那覇から来られるという事なので、朝5時30分に海の下見に行きました。

 海の状態は
(左写真)悪くなく凪ぎに近い状態ですが、風かやはり強く今朝の台風情報では速度も上がっているので、ひょっとするとダイビング中に急に海が大荒れになる事も十分に考えらます。

こんなに早く北上してくるとは、想像もしていませんでした。

 午前5時40分と、とても早い時間でしたがゲスト様が那覇を出発される前に中止の連絡をさせて頂きました。

午後3時頃になると、雨、風が収まりました。

どうやら、台風の目に入ったようです。

シードアーの周りのサトウキビもまっすぐ立ったままで風に吹かれてもいません。

  もともと、996hPaという小型の台風なので最大風速も18mと控えめで助かりました。

ただ、台風の目が通り過ぎると急に返しの風が吹き始め海の荒れ始めました。

瀬底大橋から見る海はとても荒れていました。
念の為港に行きシードアー号を見守る事にしました。

お客様からは「大きいボートですよね。」と、時々言われますが、港の中とはいえ大きく揺れるシードアー号は、まるで小舟の様でした。

時折激しくふりつける雨に、車のウィンドガラスが雨でかすみ、シードアー号がは

っきり見えなくなる事も有りました。 

午後6時30分頃になると雨や風が静まりました。

どうやら台風の脅威は収まったようです。

本部を直撃するコースを取った台風1号でしたが、小型で助かりました。

家に帰ると何と夕日が出ていました。

足の速い台風は、想像以上の事が起こるので、神経質なくらいがちょうどいいのかもと思った1日でした。

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 2011年 5月 10日(火)

  せっかく来たので、とにかく潜りたいから!


 ダイビングの為なら苦労は感じません。


 
 
 
  曇と雨      気温28度   水温 23度    透明度 10~15m      

 天気は梅雨のせいなのか、遠く沖縄の南にいる台風のせいなのか分かりませんが、曇りと雨の天気となりました。

 こんな天気にもかかわらず朝早く那覇を出発されてゲスト様は本部まで来られました。

「おはようございます。那覇からお疲れさまでした。」と声を掛けると「本土ではダイビングの移動に2時間くらい掛るのは当たり前なので全く気になりませんよ!」と、とにかくダイビングの為なら苦労は全く感じないお2人です。

波浪注意報も出ているので、無理せず瀬底島の静かな場所でダイビングを楽しむ事にしました。

瀬底島は静かで、「本当に波浪注意報が出ているのかな?」と、疑うほどです。

 瀬底島はウミウシの種類も多く、マクロ派のダイバーにもとても嬉しい島です。

瀬底島はそれだけでなく、洞窟やトンネルなどもあります。
  また、瀬底島の北東には、ユビエダハマサンゴの大群落があります。

幅10mで長さが200m以上ありそうな帯状の長いサンゴの大群落です。

天気が良い時は、サンゴの周りを無数のデバスズメが舞い、まるで絵ハガキそのものです。
ニシキテグリ等も見る事が出来ます。

今日のこの薄暗い天気はニシキテグリ捜しには絶好の機会でした。

私たちは見つける事が出来ませんでしたが、一緒に乗船していた他のゲスト様たちは、ニシキテグリを見つける事が出来た様です。
 天気には恵まれませんでしたが、海の中では色々な生き物に出会えました。

本部に来られるゲスト様の多くは、伊江島や水納島のダイビングをご希望されますが、身近なこの瀬底島のサンゴの大群落を見て頂けて、本当に良かったと思った1日でした。 

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 2011年 5月 9日(月)

  台風1号発生? 今年は早いです。 


 今日は、遠くまで良く見えます。


 

  曇      気温28度   水温 23度    透明度 30m      

 今日は、曇り空の予報ですが、瀬底大橋からは遠くまで見渡すことが出来きました。

南東の湿った空気がいかにも南国の感じがします。

水納島は今色々な生物が見る事が出来ゲスト様からもリクエストがとても多いです。

ハナヒゲウツボの成魚と幼魚が見れたり、小指の爪ほどのヒメヒラタカエルアンコウがいたり、手のひら大のオオモンカエルアンコウがいたりします。

 
  1ダイブが終わり、浮上してラダーにつかまるとこっちを見ている変なものが浮いていました。

4~5㎝ほどの大きさのイカの子供でした。

ボートの上からは良く見る事がありますが、水中で1m足らずの距離で見る事は珍しいです。
 足の細さや体の大きさと比べ目がとても大きく見え、アンバランスに見えます。

2本目のダイビングでは、ヒレンナガネジリンボウがいました。

根性が据わっているというか、そっーとではありますが近づいてもなかなか引っ込む様子がありません。
  ヒレナガネジリンボウにとっては、どこまで人が近づいても引っ込まないで我慢できるか!
ダイバーにとっては、ヒレナガネジリンボウを引っ込まないようにどこまで近づけるか。
まさに、根競べでゲスト様とヒレナガネジリンボウの対決は、息をのみます。

そして、良い写真が撮れた時のゲスト様の笑顔は、マスク越しでもはっきりと分かります。

さて、水温も最近は、23度から24度へと移り変わりの時期を迎えています。

そして早くも台風1号が発生して、沖縄本島に向かっているようです。

夏が目の前まで来ているのを実感した1日でした。

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 2011年 5月 8日(日)

  濃霧注意報が出ているのですが、暑いっ!   夏っ? 


 濃霧注意報は今日も出ていますが・・・でも?


 


 ブイの根にいました。
  晴      気温28度   水温 23度    透明度 30m      

 今日も、濃霧注意報が出ていました。

・・・がとてもよい天気です。

海も穏やかで、気温もぐんぐん上がってきました。

梅雨のはずですが、晴天の太陽に映し出された海の中は、、一段と色合いがきれいに見えます。

 ムラサキウミコチョウの色もとてもきれいに見えます。

 チンアナゴも、海底が明るく周りのブルーとのコントラストも一層引き立ちます。
  1ダイブが終わり、ボートの上で休憩する時も海の中に入りたくなるくらい、天気に恵まれました。

ボートの上から海を覗くと海底がはっきりと見えています。
  ダイバーが潜行していく時も、ダイバーの様子がはっきりと見えます。

「あっ、今、耳抜きした。」とか、ボートの上から見て分かってしまいます。

 スタッフの私たちとしては、あまり変な格好で潜るとボートの上からゲスト様に丸見えなので「潜る格好も少し気
 をつけなければ。」などと、思ってしまいます。

 海の中が明るいと、部屋の中から外に出た時の様な開放感があります。

どこまでも遠くが見え、魚たちが近づいてくるのも分かり、水面に浮かぶボートも遠くから見えたり、何もかもが開放感で満たされます。

春の濁りも終わりを告げたようで、いよいよ本格的な夏が始まります。

今年もこのシーズンが来たと思った1日でした。

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 2011年 5月 7日(土)

  濃霧! とにかく濃霧でした!


 濃霧! 全く先が見えません。


 霧が晴れると水納島が現れてきました。。


 梅雨が明けたような天気になりました。
  曇      気温27度   水温 22度    透明度 25m      

 今日は、濃霧注意報が出ていました。

朝起きて外を見ると、まわりは白い世界でした。

瀬底大橋から海を見ても、海すら見えずただ橋の上を走っているだけでした。

こんな時に役立つのがレーダーです。

夜間はボートは停泊灯や、両舷灯等のライトを点けなければいけないので、船舶などがどこにいるか判断できますが、霧の場合はライトを点灯してもライトが見えません。

なので全く先に何があるのか分からないのです。

車と違って道路を走っているわけでないので、急にボートが目の前に飛び出してくる事も有るのです。

そんなわけで今日はレーダーが大活躍の日でした。

前方の障害物や、近づいてくる船舶もレーダーが有れば、一目瞭然なのです。

 
そんなわけで難なく水納島に行く事が出来ました。

ゴールデンウィークの最終日と言う事も有り、まだ水納島もにぎわっていました。

  水納島では、グルクンの大群が押し寄せてきました。

カエルアンコウも相変わらず居所を転々とし始めましたが、今日も見る事が出来ました。
 午前のダイビングが終わり空を見上げると真夏の様な陽射しに変わっていました。

 本部半島も朝の霧はどこかに消え、緑が青々としています。

空には、入道雲の様な積乱雲も見え始めてきました。
 3本目で潜った瀬底島では、太陽の強い日差しを浴びた瀬底島がとても元気に見えました。

アカヒメジや、もモンツキアカヒメジなどのむれ、 そして小指の爪カエルアンコウも居ました。

朝はとても天気を心配しましたが、夏空の様な天気に体が熱くなった1日でした。

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 2011年 5月 6日(金)

  透明度が良くなってきました。  応援しています。東北地方! 


 


 小指の爪より小さいカエルアンコウ!

 水納島のサンゴは、素晴らしいです。


 今日もやっぱり来ちゃった!
  曇      気温25度   水温 22度    透明度 25~30m      

 今日は、雨マークが付いていましたが、なんとか雨が降らず曇りの天気となりました。

春の濁りも徐々に少なくなってきて、日に日に海の状態が良くなっています。

梅雨空のせいで、少し暗い感じがしますが、実際に海の中を覗いてみると先に潜行した水深18mにいるダイバーが、はっきりとみえています。

 とてもわくわくします。

 
海の中では、久しぶりにハナヒゲウツボと出会いました。

人にあまり慣れていないのか、顔を少し出しているだけです。



 ダイビングを続けていると、何とも小さなカエルアンコウがいる事をフィールダイブの宮原インストラクターが教えてくれました。

私の小指の爪よりも小さいのです。

左の写真では、私の小指の爪はこのカエルアンコウよりも大きいのです。

・・・かと思うと5/3のブログでもご紹介しましたが、ダイバーがかぶるフードほどの大きさのカエルアンコウも居ました。
 ・・しかし今日は小さいものが良く現れます。

またしても私の小指のつめほどの小さなミナミハコフグがいました。

体の大きさに比べて、小さすぎる鰭で一所懸命方向を変えたりしています。
 泳ぐというよりも、ただ浮かんでいるといった感じのミナミハコフグの子供は、まるでシャボン玉の様でした。

 水納島のリーフは、色とりどりのサンゴがとてもきれいです。

梅雨空のこんな日でも、サンゴはまるで竜宮城を思わせるほどの色を発しています。

水深5メートル前後でも、沢山のサンゴが見れるので安全停止中もファンダイビングが続けられます。

ゲストの方々もこのサンゴに目が釘付けの様でした。

3日間のゲスト様のダイビングツアーも今日が最終日でした。
打ち上げに行った居酒屋で、ゲスト様と色々なお話をして、今回のダイビングツアー―でとてもリフレッシュ出来たご様子でした。

2次会の居酒屋で気持ちが良くなった関口は、周りの迷惑も気にせず、またステージに上がり込み、ギターを弾きながら夜が更けて行った1日でした。

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シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
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本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 5月 5日(木)

  久しぶりのイソバナポイントにうっとりしました! 


 ここは、一面に広がるイソバナがあります。


 人よりも大きなイソバナも有ります。
    真っ白な砂地がとてもきれいです。
 雨 後 曇      気温24度   水温 22度    透明度 25m      

 ゴールデンウィークも、前半のピークが終え今日は中休み的に少人数でのダイビングです。

久しぶりにイソバナポイントに行くと、一面に広がるイソバナに交じりダイバーよりも大きなイソバナが見えてきます。

一体、どれくらい生きているのか分かりませんが、相当の年月を過ごしてきたように思えます。

島の周りで同じような地形が広がる中で100m場所が違うだけでイソバナが全くないのに、この場所だけが、イソバナが群生しているのがとても不思議でなりません。

 洞窟も何か所かあり、ゆっくりと眺めて行くと、ツバメタナバタウオがいたりしました。

 そして、岩の窪みからはイセエビが顔を出していました。

 この時期は、ネムリブカが良く見れます。

 リーフエッジの岩の窪みなどを良く見ると、時々サメが休んでいたりするのが見れます。

アカマツカサは当然この様な場所が大好きなので、沢山見れます。
 少し長いトンネルを出ると、周りが急に明るくなり、ホッとします。

 周りは、根が点在して、コブシメが卵をうみつけたサンゴも沢山見れました。

 瀬底島にも水納島に負けないくらいきれいな真っ白な砂地が広があります。
 カメが、ソフトコーラルに甲羅をこすりつけて甲羅を磨いているシーンも見れました。

グルクンたちは、ホンソメワケベラに競うように体の掃除をねだり、30匹ほどのグルクンがホンソメワケベラの周りをうろうろしていました。

 ダイビングが終わり、ボートに戻ると太陽が見えました。

梅雨入り以来、久しぶりに太陽を見た気がします。

明日の天気も、雨模様となっていますが、明日は穏やかな海が期待できそうなので、とても楽しみになった1日でした。

※本部町ダイビング協会では、東日本大震災で被災された方々を支援するために義援金箱を設置しており、協会会員ショップに置かれています。
シードアーは売上の一部も寄付させて頂いておりますが、1コイン(100円)で結構ですので皆様方もご負担がない程度にお気持ちをご協力よろしくお願い申しい上げます。
集められた義援金は、本部町ダイビング協会から日本赤十字沖縄支社に送られます。

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 2011年 5月 4日(水)

  これが私の休日の過ごし方! 


 5/4 朝6時の海を瀬底大橋からチェック! 
・・・やっぱり雨!


 空は梅雨空だけど、皆さんは晴れ晴れとしていました。

     
    とてもきれですよ。
 雨 後 曇      気温24度   水温 22度    透明度 25m      

 朝6時の瀬底大橋からの海見は、とてもも気持ちいいです。

薄明かりの中に、見える海は普段私たちが潜っているとは全く別のように思えます。

神々しさ、さえ感じてしまいます。

この時間は、瀬底大橋を通る車もほとんどないのですが、ただ驚くのは橋の下を通る船舶が少ない事も有り、橋の上から釣りをする人たちがいるのです。

「この人たちは一体何時から釣りをしているのかなー?」と良く考えてしまいます。

さて、周りも明るくなり今日のダイビングが始まりました。

昨日に続き今日もダイビングクラブ「くじら組」の皆さんのダイビングが始まります。

ダイビングポイントに着くまでの時間も楽しみの一つなのかもしれません。

皆さんの表情は、雨にもかかわらずとても素敵な笑顔です。

 思わずカメラを向けたくなります。

私も普段写真を撮られる時に「ピース」をすることはめったにありませんが、何故かダイビングの時はピースを良くしてしまいます。

ダイビングをしている時は、私も気持ちが子供の様になっているのかもしれません。

 ダイビングをしている人を見ると、目がキラキラして永遠の少年少女のように、見えます。

ダイビングをしている時は、純粋に子供の時に戻れるように思う事が良くあります。
 
今日は、水納島のクジラ岩にも行きました。

相変わらず、緑の絨毯の様にサンゴで覆われていました。

またサンゴの隙間にはコブシメの卵がぎっしり詰まっていて間もなく生まれそうでした。

曇り空と言うか雨交じりの薄暗い海にも関わらず、ここを潜ったゲスト様は「雨でもこんなにサンゴが凄く見れるのだから晴れたら本当にきれいなのでしようね。」とよく言われます。

先へ進むとオランウータンクラブがいました。

その名の通り、毛むくじゃらでとてもカニとは思えません。

ダイビングも終わりに近づアンカーに戻るとキホシスズメダイが群れ、シンクロナイズとスイミングの様に全く列を乱さず、そろって泳いでいました。

リーフの亀裂のあるポイントではアオギハゼが天を仰ぎながら器用に泳いでいました。

 チンアナゴにかなり近づく事が出来、良い写真が撮れた方も沢山いたようです。

今日1日で、きれいな砂地ポイント・地形ポイント・サンゴ群生ポイントと3ダイブそれぞれ異なったダイビングを楽しみました。

明日から何が見れるかとても楽しみになった1日でした。した。

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 2011年 5月 3日(火)

  ちょっと待って!が言えませんでした! 


 5/3 朝6時の海を瀬底大橋からチェック!


 春は、恋の季節です。


 追い越し禁止!と言いたかった!せめてピントを合わす時間だけでも欲しかった―!

 雨 後 曇      気温24度   水温 22度    透明度 25m      

今日は、関東からダイビングクラブの方々が来られました。

 梅雨空と言う予報通りの天気だったので、それほど驚く事も有りませんでした。

・・・が、せっかく来られたゲストの皆様の事を思うと、ならば「私がテンションを上げよう!」と思われているガイドさんも多い今日の天気でした。

 私がテンションを上げるまでもなく、海の中は恋の季節でとても熱くなっていました。

ウミウシたちの恋のシーンもよく見かけます。

今日は、クロガシラウミヘビもペアでいました。
 人の頭ほどあるオオモンカエルアンコウを撮る時は、「うまく撮らないとただの黒い塊のオイルボールにしか見えないのでご注意を!」とアドバイスさせて頂きました。

しかし、お伝えした私が撮った写真は、オイルボールになってしまいました。

黒のオオモンカエルアンコウはつわものです。

 根の周りには、「これでもかっ!」と言うくらいノコギリダイが群れています。

あまりにも群れているので、写真を撮ろうかどうしようか?悩むくらいいるのです。

そんな事に悩んでいると、目の前をヤッコエイがあっちから、そしてこっちからとまるで、モグラたたきの様に目の前を通り過ぎて行きました。

 挙句の果てには、後ろから泳いできたカメに気づか、真横を素通りされ慌ててしまった私がいました。

「ちょっと 待って プレイバックバック! プレイバック!」は軽く無視され、ピントを合わす暇もなくシャッターを切りました。

 天気はぐずついていましたが、海の中は熱気であふれていた日でした。


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 2011年 5月 2日(月)

  私たちは、ダイビングが大好きなのです! 


 最高の笑顔のゲスト!


 正面の顔はどうしても豚に見えてしまいます。


 魚だらけになりました。

 雨 後 曇      気温23度   水温 22度    透明度 25m      

 天気は梅雨なのでぐずついていますが、風はかなり穏やかになり私たちダイバーの味方をしているようです。

 ゲストの方の笑顔は、「こんな天気はそんなの関係なーい!」と言わんばかりとても素敵な笑顔です。

誰でもビギナーの時代がある様に、この素敵なご夫妻もビギナーですが、間違いなくベテランへの道を歩まれています。

30年前にダイビングを始めた頃の自分も「きっとこんな素敵な笑顔をしていたのだろうな。」と想い出してしまいました。

何しろ30年前は、私は「サリーちゃんのパパ」と良く似ていたらしく良く「サリパパ!」と呼ばれていました。

そんな話はどうでもいいですね。
それくらい素敵な笑顔のご夫妻と言う事をお伝えしたかったのですが・・・なんか変ですね。

海の中では、サンゴが触手を伸ばして、プランクトンを食べている様子を見たり、細い洞窟の中で魚を見たりとにかくお二人には、インパクトが強かったご様子です。
そして、サメ穴に行くといつものようにサメがいましたが、今日は正面から見る事が出来ました。

誰でも、カメラ写りが良い角度がある様に、サメは横から見た姿が一番無駄のない流線型のスマートな体が見れるので、やはりサメは横の写真がとても好きなのです。

正面からサメを見ると、全く精悍さが伝わってこず何だか豚を見ているような感じがします。

豚をバカにしているわけでなく、可愛く見えてしまう感じがします。
 そして、ノコギリダイの群れやキンギョハナダイにら夢中になっていると、グルクンの大群がやってきました。

 ハダカハオコゼを見たり、ガーデンいーるを見たり、しましたが、ゲストの皆様はナンヨウハギがとても気に入られたようです。
ダイビング後、ゲスト様に「有難うございました。又来ます。」と書いて頂いた時、とても嬉しくなりました。

 今年も、素晴らしいゲストの方々とお会いできるのがとても楽しみになった1日でした。


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 2011年 5月 1日(日)

  激しい雷雨! ゲストの皆様には申し訳なかったですが今日は中止でした! 


 横殴りの台風の様な雨です。


 雷はとても苦手なマグ


午前6時、今日は強風と波浪注意報


 雨 後 曇      気温25度         

 梅雨入りしたのは昨日でした。

朝と言うには早い時間なのに、妙に周りがチカチカと明るいので目が覚めてしまいました。

稲光でした。

それもかなり激しく目を開けていられないくらいの閃光が走っていました。

その時、急に大きな音とともに周りの街灯が一斉に消えました。

停電です。

側にある携帯電話を開けてみると、午前2時でした。

愛犬のマグは雷がとても苦手です。(雷が平気な犬はいないのかもしれませんね)

外でうずくまっているはずのマグをすぐに家の中へと入れました。

庭の芝生を掻き毟ってめちゃくちゃになっていたので、相当雷におびえていたようでした。

雷と雨と風の音でマグが家に入りたいと吠えていても全く聞こえなかったのです。

マグにとても可愛そうな事をした気持ちになってしまいました。

家の中に入ったマグはホッとした様子でした。

その後も、激しい雷鳴と雨の音と風の音が混ざり、とうとうゆっくり睡眠を取る事が出来ませんでした。

 朝6時になり、海のチェックに行きました。

雨はかなり小降りになってきていましたが、風の強さは変わりませんでした。

瀬底大橋から見た海は、伊江島は全く見えず、橋の下も波立ってビーチに当たった波で海が濁り、その濁った水が瀬底大橋の下を通り過ぎていました。

瀬底島の北側は、比較的穏やかに見えましたが、濁りは避けられそうにありませんでした。

その様な事をゲスト様にお伝えし、今日は無理せず中止としました。

明日は、波の高さも3mから1.5mと半分に下がります。

梅雨なので、晴天は期待出来ないかもしれませんが、穏やかな海は期待出来そうだと思った1日でした。


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