シードアーのダイビング日記  2011年 11月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2011年 11月 30日(水)

 色々な天気が凝縮たされた日!


  午前6時40分 瀬底大橋から見た本部








  晴天、暑い、透明度抜群 最高!










 午後からは、晴れ間が出てきて気分が上昇!
  晴→豪雨→晴        気温 25度      水温 25度  透明度 15m 

 今日も、高校生72名のオープンウォーターコースの続きです。

午前7時の集合になったので、今朝は周りも明るく準備が順調に進んでいきます。

午前7時ごろになると、決まって1羽のクロサギがビーチやってきます。
昨日も、この時間にやって来て、海を見ながら餌をさがしていました。

午前8時30分になると、急に騒がしくなり、いよいよ生徒さんの到着の様です。

天気がとても良く、気温は、25度という予報ですが、27~28度ぐらいありそうです。

日差しも強く、サングラスが無いと目が痛いほどです。

先生方も上着を脱ぎ、Tシャツ姿になっています。


海はとても澄み、太陽の日差しが海底をはっきりと照らし出しています。

生徒さん達のテンションもどんどん上がって行きます。

1ダイブ目が終わり、2ダイブ目に入り皆が潜っている頃、急に周りが暗くなり始めました。

また、風も強くなり出し、雨がパラパラ降り始めました。

 「うーん・・・! とりあえず予報通り!」なので慌てる事は有りませんでしたが、生徒さん達潜行した時は最高に天気が良く真夏の沖縄だったので、生徒たちが浮上して周りを見るとびっくりするだろうなと思ってしまいました。


やがて生徒たちが海から上がってきましたが、この生徒たちは天気は関係ないらしく
雨の中でもハイテンションで海に飛び込んだり、大はしゃぎなのです。

 
何をやっても楽しい年頃なのでしようか、全くの余計な心配でした。

「昼はカレーだ! 早く食いたい!」「俺は、大盛り御代りり2杯するっ!」と雨の事など全く気にならないようです。

生徒たち海から上がり昼食を食べに行っている時、激しい雷雨になってしまいました。

大雨ではなく豪雨です。

 対岸の恩納村はすっかり見えなく何りました。

バケツをひっ繰り返した様な雨は、まだ続き稲光も瀬底島に落ち、「凄い天気になったしまった!」と午後の講習が心配になりました。

しかし、午後2時ごろになると急に雨が弱くなり、川の様になっていた道路も水が引きました。

生徒たちは、さっきまでの激しい天気も「全く関係ない!」という感じで午後からも海に入って行きました。

午後4時 全ての生徒たちの講習が終え、今日の講習は終了しました。

それにしても、強烈な日差しの晴天→一面の雨雲→豪雨→雷雨→洪水の様な雨→晴、となんてあわただしい1日だったのだろうと思いました。

いよいよ、明日 72名のオープンウォーターダイバーが誕生です。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 29日(火)

 今年も高校生たちがやってきました。


午前6時 瀬底大橋から見た本部の街は真っ暗でした。。

  






 総勢 約80名のオープンウォーターコース。

  曇        気温 26度   水温 25度  透明度 15m   

いよいよ、高校生約70名のOWダイバーコースの日が来ました。

現地の集合が午前6時30分なので、午前5時に起きて支度をはじめました。

会場が本部なので、私はかなり恵まれている方で、那覇から来るスタッフの人は午前4時起きで、午前4時30分には、那覇を出てきたそうです。

さて私も準備が出来て出発してもまだ周りが暗いのです。

瀬底大橋から見た本部の街は、まだ昨日の続きの様です。

思わず三線居酒屋に行けば、まだ営業しているのではと、思ってしまいました。

そして午前6時20分には会場に着いたのですが、まだ真っ暗の中、話し声が聞こえるので人がいる事がわかりました。

とりあえず相手が誰だかわからないのですが「おはようございます!」と言うと「おはようございます!」と返事が返ってきました。

その声は「関さんですか?」と聞かれ、「はい、そうです。○○さんですね。」とお聞きすると「そうです。」と、とっても妙な挨拶から今日がスタートしました。

午前6時50分頃になるとやがて明るくなり、周りが見えるようになりました。

ここからが準備で大忙しです。

何しろ真っ暗だったので準備が何も出来なかったのです。

そして、ミーティングが始まり、生徒様は約80名と分かりました。

今年で12年のお付き合いの学校様なのでお会いする先生ともすっかり顔なじみです。

体育科の生徒さんなので、身体つきはみなさんマッチョが多いです。

体育課の規律の厳しい中で育っているだけあって、とても礼儀正しく見てみいとても清々しいです。

私は今年も、潜るインストラクター20名様の、色々なお手伝い役という事で陸上班になりました。

周りから「番犬ですね。」と言われたので明日はシーサーの様な顔で椅子に座っていようかと思いました。

今日は、曇り空ですが、風もなく海はべた凪で水もとても透き通っていて、水に入りたくし仕方有りませんでした。

明日もダイビング器材だけは持って行くようにします。

とりあえず、日は、ひょっとしたら海に入れるかもしれません。

海から上がってくる生徒たちを見ていると、上手く出来た生徒さんと、まだコツがつかみきれない生徒さんと様々です。

「明後日までには皆さん上手にダイビング出来るようになるから、大丈夫ですよ。」と、声を掛けた1日でした。

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 2011年 11月 28日(月)

 OMSB シュノーケリングディレクター検定コース後半。


   風の音と海の荒れ方が一致していました。






  
 
 OMSBシュノーケリングディレクターコースの検定が終わりました。
  雨 のち 曇        気温 25度      

風の音が凄く、目が覚めるとまだ回りは真っ暗でした。

サトウキビが「ザワワ」ではなく「ビュービューッ!」と音を立てています。

明るくなり出すと雨も混じっている事がわかりました。

「こんな日のダイビングは、ゲスト様も私たちスタッフも大変だなー!」と、思いつつも今日は座学なので少しホッとしました。

今日はOMSBのシュノーケリングディレクター検定コースの後半を開催させて頂きました。

OMSBは、「沖縄の海を守りたい。」と言う理念に基づいて、設立された財団法人で、沖縄県マリンレジャーセーフティービューローと言い、その頭文字をとってOMSBとなって"おむすび"と呼ばれています。

またOMSBは、マリン関係の優良事業所の認定もしており、シードアーも優良事業所に指定されています。

ここ数年沖縄では、シュノーケリングがとても盛んになり、その手軽さゆえ一般の方々も簡単に楽しめる事から、シュノーケリングの事故が多発してきています。

今年も、沖縄の離島で4名の女性がシュノーケリング中にリーフカレントに捕まってしまい、沖に流され何時間も漂流した事故は記憶に新しい所です。

その様なシュノーケリングの事故を防止する目的で、シュノーケリングインストラクター制度がOMSBにより作られました。

関口は、2005年からOMSBのシュノーケリング名誉ディレクターとして、任命されています。

受講されている方は、ベテランのインストラクターの方でわざわざ私が検定などしなくても、と思うのですがこれもやはり決まりなのでしっかり検定させて頂きました。

最近も、シュノーケリングの少し上手な民宿のスタッフの人等が泊まっているゲストを連れてシュノーケリングさせたりして、トラブルに有うケースも増えています。

そして、きちんとした講習を受けていない為に、正しい対応が出来ずに事故やトラブルに発展するケースが有る為、民宿等のスタッフの方々に正しい知識を持って頂き、シュノーケリングの安全な楽しみ方を指導して、一定の基準に達した人たちをシュノーケリングインストラクターとして認定する制度です。

そしてこのディレクターになる方々は、シュノーケリングインストラクターを養成、認定していく方々です。

約2日間にわたる検定コースでしたが、何の問題もなく終了し、最後に記念写真を撮りました。

さて、明日からはいよいよ、高校生約70名のOWダイバーコースが始まります。

今年で12年目になるでしようか。

毎年恒例の行事の様になっています。

明日は天候も少し回復しそうなので、ホッとした1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 27日(日)

 今日も驚くほどの透明度でした! そして、グリーンベルト大作戦実施の日


  中央の水路を入ったりします。


   
  ここはいつも、わくわくしますね!


   
  午後からは、海をきれいにする活動に参加しました。
  晴        気温 23度       水温25度  透明度 30m 

すっかり秋も深まった沖縄ですが、まだ気温も25度あり、今日も絶好のダイビング日和です。

北東、又は東の風の時は瀬底島はべた凪になり、まるで湖の様です。

瀬底島のラビリンスは、入り組んだ地形が多く色々な生物の宝庫になっています。

 最近は、ジョーフィッシュもいつも顔を出しています。

驚くほど近づく事が出来るので、ジョーフィッシュの写真を撮りたい方には、最高の場所です。

ジョーフィッシュの巣穴も、良く見るとあちこちに点在しています。
 ラビリンスと言う名の様に、ここはリーフのあちこちに亀裂が有り、迷路の様になっています。

亀裂の中に入って行くと、アカマツカサやミナミハタンポなども群れています。

イセエビ等も良く見る事が出来、そして赤いイソバナも沢山あります。

このイソバナがとてもきれいで原色の様な赤色を見ると自然の生き物とは思えません。
 ここには、とても小さいカクレクマノミが3~4匹ほどいます。

去年までいなかったのですが、今年は台風が多かったせいか、どこからかイソギンチャクごと流されてきたようです。

このイソギンチャクも、まだ少し移動したりして微妙に場所が変わったりしています。
 大きなクレパスに入って行くと、水面から差し込む光が幾重もの筋となってクレパスの中に差し込んで来ます。

すると光の筋が水面の波によって揺れてキラキラと光り、風に揺れるカーテンの様に見えるのです。

ハナイカもいたそうなのですが、私は見れませんでした。

残念ですが、潜ってさえいればいつか出会えると思い今日のダイビングは終わりました。

午後からは、「グリーベルト大作戦」と言って、赤土の海への流出を防ぐために、木を植えるボランティア活動に参加してきました。

グリーンベルトは植物などの「みどり」で作った緑地帯の事で本部では主に傾斜地の土砂流出を防ぐ目的で設置されています。

畑でのグリーンベルトは水の流れを止めたり、又は弱めたりし、赤土の流出を防いでくれます。

地元の子供たちも多く参加して、「海を大事にしよう。」と言う海への関心の高さがうかがえます。

グリーンベルトの植栽に使われる植物は、「ゲットウ」「サトウキビ」「レモングラス」「リョウノヒゲ」「ベチバー」等です。

今回は、約1000本の植物が植えられました。

植栽は、赤土の流出だけでなく二酸化炭素の吸収等の役割も果たしてくれるので、何役もこなしてくれます。

子供たちも、何故植栽を植えたか理由を知る事によって、海を守る意識も高まり、とても良い活動だと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 26日(土)

 練習も楽しみの一つ!


  わざわざ那覇からいつも来られます!。












 とても良い透明度に感激です。



  晴        気温 23度       水温25度  透明度 30m 

今日は、天気も比較的穏やかでダイビング日和の土曜日になりました。

ゲスト様はいつも遠い那覇から来られ、感謝の気持ちでいっぱいです。

もっともっと上手になりたいという、向上心をお持ちの方で、潜行をより磨きを掛ける為に来られましたが、お聞きしているよりもずっと上手に潜行されていました。

海の中は、透明度が良く日差しが出ている為かとても明るく、綺麗でした。

 海底にはとても大きな貝の通った足跡が残っていました。
 その足跡を辿り捜してみると15センチほどの大きなタケノコガイが出てきました。

そっーと戻し、ダイビングを続けるとユビエダハマサンゴの群生が見えてきました。

ネッタイスズメダイやはクロスズメダイの幼魚、ナミスズメダイ等もいてサンゴが一段とカラフルに見えます。

2ダイブ目では、透明度が更に良く30mは見えていました。

何しろボートの上から水深20メートルの海底が見えている訳ですから、当然かもしれません。

エントリーして下を見ると何とナポレオンが泳いでいました。

まだ子供の様ですがそれでも1m近くありそうで、他の魚とは一線を画していました。

貫禄充分のその体格は、頭こそ出ていませんがナポレオンの名にふさわしいでした。

そして奥へと進んでいくと、もスカシテンジクダイがぎっしり詰まった岩が有ります。
岩の中は大きな空洞になっていて、その中がスカシテンジクダイだらけなのです。

そしてそのスカシテンジクダイを狙ってハナミノカサゴが10匹近くも集まっていました。

ちょっと小さなハナミノカサゴがスカシテンジクダイに近寄ろうとすると、大きなハナミノカサゴが追い払いに来ます。

縄張りを持っているように見えます。

「部外者のハナミノカサゴは、寄せつけない!」そんな様子なのです。

天気にも透明度にも恵まれ、気持ちの良いダイビングが楽しめた1日でした。

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 2011年 11月 25日(金)

 海上保安庁と潜水事故対策訓練!


  今日の訓練の基地となる巡視船「くだか」


   
 説明が終わり、各々位置に着きます。




 研修生だった玉ちゃんのレスキューのデモです。



 吊り上げ訓練も大事な訓練の一つです。



 信号紅炎は、火傷をする時が有るので必ず手袋を付けて下さい。




  「海猿」で有名になった本物の潜水士の方々です。



 巡視船「くだか」の船長からの訓示です。
  晴        気温 24度       水温25度   

今日は、慶良間で海上保安庁と潜水事故対策訓練が有りました。

瀬底を朝7時に出発して、慶良間には11時30分に到着しました。

慶良間に来るのは、慶良間にオニヒトデ駆除に来てから10年ぶりかもしれません。

  24~5年前には、随分と阿嘉島に通ったのでとても懐かしく思えました。

しばらくすると、巡視船「くだか」の姿が見えました。

「くだか」をバックに1枚写真を撮ってもらいましたが、にやけている自分を見て、「緊張感が足りないっ!」と思ってしまいました。
 実はこの船に乗るのは、4度目くらいで慣れているからかもしれません。

とても大きい船で、後部甲板にはヘリポートも有ります。

今日の参加者は、沖縄各地のダイビングインストラクターや、消防関係のレスキュー隊の方々です。

この後、飛び込み訓練やクレーンでの吊り上げ訓練、意識不明者の救助訓練や信号紅炎の使い方、そして緊急用フロートの視認性を確認する等の訓練が始まります。

参加者と打ち合わせが済み、巡視船「くだか」の甲板からフル装備で飛び込み訓練が始まりました。

 海面まで約4mあります。

スクーバフル装備で4mの高さからのエントリーは、入水時にそれなりの衝撃が有りますが、インストラクターの皆さんは慣れたもので全く不安なく次々へと海に飛び込んで行きました。

「海猿」と呼ばれる海上保安庁の潜水士は、入水する前に必ず「水面 良し!」と確認してから入水していました。。
参加者の中に、今年の夏シードアーで研修に励んでいた玉ちゃんがいました。

玉ちゃんは、水面で意識不明者の引き上げの救助者役で溺者に人工呼吸しながらボートまで曳航していました。

その他、意識のあるダイバーをクレーンでボートに揚収する訓練も有りました。

大げさでは、と思われるかもしれませんが、過去に沖縄中部のシュノーケリングのメッカでシュノーケリング中の人たちが、海が急に時化て来てエントリー場所に戻れなくなった事が有り、近くの岩場に這い上がり、ヘリからのワイヤーで吊り上げられて救助された事例が有ります。

その時に、ゲストを引率していたスタッフが吊り上げ訓練の経験者だった為、非常にスムーズに救助が進んだ事が有りました。

 今回行われた訓練で、無駄と言う訓練は一つも有りませんでした。


次は、万一、本当に緊急事態になった場合に118番通報する訓練が有りました。

実際に118番に通報し、第11管区海上保安本部が電話を受け、どの様な電話での応対をするのか通話内容をスピーカーで皆が聴いて、確認する訓練です。

実際に118番通報し「訓練通報です。」とまず断りを入れて開始されました。


保安本部に,①通報内容(事故、水難者発見、その他)を通報し、②自分の氏名と担当(ゲストダイバー、又は船長等)を連絡します。 ③現場の位置 ④事故の状況  ⑤自分の連絡電話番号 等を通報します。

大事な事は、「変だな!」と思ったらすぐに通報する事です。

通報後、もし問題が解決したら、「問題が解決しました。」と伝えたら済む事で、本当に万一の場合は通報が遅れると事態がさらに悪化していきます。

「変だな!」と思ったら躊躇せずに通報する事なのです。

そして通報後は、慌てず落ちついて明確に伝える事です。

訓練はまだまだ続き、次は信号紅炎(発煙筒)の使い方です。

信号紅炎はキャップを被っているので、キャップを外しキャップについている紙やすりの様な部分に信号紅炎をマッチをするように擦ると発煙します。

火傷をする場合も有るので、必ず手袋をはめるようにし、発煙するとかなり光が眩しいので、直視しないようにします。

また、花火と同様に不発の時は、絶対に発火部分を覗きこまないようにし、すぐにバケツの中に入れます。
次の訓練は、緊急用フロートがどの位い遠くまで見える?と言う訓練です。

救難艇がフロートを引きながら母船からどんどん遠ざかっていきます。

フロートの見え方は太陽光の当たり方によっても変わりますが、関口は800m位まで見えました。
 しかし、フロートが無ければ500m離れたダイバーさえ見つける事が出来ないかもしれません。

訓練も終わりに近づき、後ろを振り向くと潜水士の皆さんが整列していました。

30年前は、自分は潜る事がとても楽しく、潜る事だけしか何も考えていませんでした。

そして、海上保安庁と言う名を聞いた事はあっても、この様な仕事をしている方々とは全く知りませんでした。

「何故、自分は若いころこんなに何も知らなかったのだろう?」と、思う事があります。

彼らを見ていて、もし自分も若い頃この様な仕事が有る事を知っていたら、どんな道に進んだのだろう?と思ってしまいました。

彼らはとても輝いて見えました。

それは人の命を守るという尊い仕事をしている潜水士としての誇りからだと思いました。

そして、最後に総指揮官の巡視船「くだか」の船長からの訓示を頂き今日の訓練は終了しました。

訓練が終わり、帰りの車の中で潜水事故を無くすには、どうすればいいのか考えてしまいました。

このテーマは、普段からいつも考えています。

結局は、いつも答えは「油断」という結果に終わってしまいます。

今年も多くの油断ダイバーの方を見てきました。
①シュノーケルを付けていないダイバー。
②ホースからエアーが噴き出ているダイバー(注意したら、「大丈夫です。知ってます。」と返事が返ってきました。)この人のホースが水中で破裂したらインンストラクターはこの人に付きっきりになり、他のゲストのアシストが出来なくなりますよね。
③BCDの不具合のある人。
④ダイブ前のブリーフィングで単独潜行しないようにお願いしても、単独潜行する人。
その他まだまだありますが、事故は予想できない状態から起こるものです。
上記の様な油断が事故を誘引するのは間違いありません。

たかがシュノーケルと言ってもシュノーケルが無いだけでも起こる事故はありますよ。

荒天になってしまった状態でシュノーケルの無いダイバーがエア切になって浮上し、そしてシュノーケルが無いのでインストラクターが付きっきりになった為、他のビギナーダイバーにインストラクターが手を貸せず、ビギナーダイバーを見失う。と言う事故も考えられますね。

シュノーケルの無いダイバーに事故が起こる場合も有りますが、シュノーケルが無いダイバーのせいで一緒にいる他のゲストが事故に遭う場合も有るのですね。

たかがシュノーケルと言っても、油断しない事が一番重要なのです。

さあて、明日から、又ダイビングです。

今日の事を忘れず、初心に戻りダイビングに取り組もうと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 23日(水)

 とても、良い天気で水納島は、海に浮かぶ宝石のように見えました!


  水納島を背景にゲスト様!






   瀬底島は、地形の変化が楽しめます!
  晴        気温 24度       水温25度   透明度 30m

朝から晴れ渡りとても気持ちの良い日になりました。

天気予報では、24度の予報ですが実際はもっと高そうな気がします。

久しぶりに水納島に来てみると、波もなくとても穏やかで水納島がまるで宝石のように見えました。

多少流れが有りましたが、海の中はとても澄んでいて透明度も30m以上ありそうです。

 流れに向かってキンギョハナダイがせわしなく尾びれを振っています。

 キンギョハナダイの数はとても多く、まるで紙吹雪の様に乱舞しています。

最近は、ノコギリダイやキホシスズメダイも増え一層華やかになっています。

浅場に戻ると、オビテンスモドキの子供がいました。
ヒラヒラと風に吹かれる枯葉の様に水中を舞っていました。

リーフ付近では、タマンが何匹も群れを作っていました。

そして安全停止が終わり水面を見上げると、キビナゴが沢山キラキラ光っていました。

ボートに戻り休んでいると、さっきのキビナゴが一斉に水面から飛び出し右往左往しています。

キビナゴを追いかける黒い大きな影が水面に現れました。

正体は、ニジョウサバなのかカツオなのか分かりませんが、素晴らしいスピードでキビナゴを追いかけていました。

2ダイブ目は、瀬底島に行きました。

細いクレパスには、アカマツカサが沢山じっとしています。

私たちが近付いてもあまり動こうとせず、水族館の中にいるみたいに思えます。
 トンネルの中では、イセエビもいました。

天気にも、透明度にも恵まれ「本当に11月の下旬なのかなー。」と思った1日でした。

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 2011年 11月 22日(火)

 OMSB シュノーケリングディレクター検定コース開催。


  1キロ以上、泳がれました。










 水深5メートルにマスクを落としても、何事もなかったように拾いに行くベテラン!





















 ウェイト無しで水深8メートルまで潜って行くのは、少し大変なのです!
  晴        気温 24度       水温25度   透明度15m

今日は、とても天気が良く暖かい朝となりました。

そして今日はOMSBのシュノーケリングディレクター検定を開催させて頂きました。

OMSBは、「沖縄の海を守りたい。」と言う理念に基づいて、設立された財団法人で、沖縄県マリンレジャーセーフティービューローと言い、その頭文字をとってOMSBとなって"おむすび"と呼ばれています。

またOMSBは、マリン関係の優良事業所の認定もしており、シードアーも優良事業所に指定されています。

ここ数年沖縄では、シュノーケリングがとても盛んになり、その手軽さゆえ一般の方々も簡単に楽しめる事から、シュノーケリングの事故が多発してきています。

今年も、沖縄の離島で4名の女性がシュノーケリング中にリーフカレントに捕まってしまい、沖に流され何時間も漂流した事故は記憶に新しい所です。

その様なシュノーケリングの事故を防止する目的で、シュノーケリングインストラクター制度がOMSBにより作られました。

関口は、2005年からOMSBのシュノーケリング名誉ディレクターとして、任命されています。

今日は、シュノーケリングディレクターになられる方の検定をさせて頂いております。

とは言え、参加されている方はダイビングインストラクターとして、すごい経験をお持ちの方です。

そんなベテランの方なのですが、とりあえず規則は規則なので、しっかり検定コースを受けて頂きました。

今日の午前中の検定種目は、泳力と潜水能力です。

800mの泳力検定をまずさせて頂きました。

水温が少し低いので、ウェットスーツを着て頂きましたが、ウェットスーツの浮力を相殺する為、ウェイトを付けて頂きました。

500mほど泳いで頂いた時、何が原因か分かりませんが、ウェイトベルトが体から落ちてしまったのです。

本当に申し訳ないとは思いながらも、「あの~ 、えーっと~ 、ウェイトが落ちてしまったので申し訳ないですが、ウェイトを付けなおしてもう一度最初から800m泳いで頂けますか?」と丁寧に優しくお願いしてるのですが「、私の言っている事はどれだけ厳しい事か!」と思ってしまいました。

結局、1300mも泳いで頂きました。

「お疲れ様です。」

検定の合間の休憩時間に、海の中のゴミ拾いをしました。

破れた投網と釣りの重り、ポロ雑巾、カレンダーの留め具などを回収しました。

本部のゴリラチョップは多くの観光客や釣り人が来るので、海の中のゴミもそれなりに多い場所です。


しかし、釣り人に「海に引っかかった物を回収して!」とそんな無理なことは言えないし、私たちダイバーが回収すればいいのではと、思ってしまいます。

ゴミを回収する事にそれほど私は抵抗は無く、次に潜った時に海がきれいだと気持ちいいと思うと、ついついゴミを拾ってしまいます。


さて、休憩が終わり次にマスクを水深5m以上の海底に落とし、スキンダイブでマスクを水中で捜しその後、装着したり、水深8メートル以上の海底にウェイトを落としそのウェイトを取りに行ったりします。

5mの海底にマスクを落として拾いに行く。」と言う検定は、裸眼でマスクを捜しに行くので、水中のマスクがぽやけてなかなか見つけにくいのです。

 ベテランのこの方は魚眼なのか分かりませんが、マスクがはっきり見えているか何事もなかったかのように、平然とマスクを付けて上がってきました。


そして午後からは、学科講習です。

海から上がり冷えた体が温まり昼食を食べた後、特に今日みたいに暖かな日ほど眠気を誘うものはありません。

インストラクターのベテランともなるとここでも凄さを発揮します。

「あれ!眠ってる?」と思いベテランを見るとベテランの眼は開いているのですが、瞬間的に眠っていたように見えたのです。

そこで、ベテランに話しかけると、話の合うのがベテランの凄さでした。

「さすが!ベテランは隙を作らない!」と思いました。

でも、確かにあの落ちるような目線は眠っていたはずなのですが・・・・?

まあ「私ならきっと大胆に寝ているだろうな。」と思ってしまいました。

そんなベテランの方と検定とは言いながら、良い緊張感?で今日のコースが終わった1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 21日(月)

 2日ぶりに海に出ました。


  今日の皆様!


   



 水面はグルクンだらけでした!
  曇        気温 22度       水温25度   透明度10~30m

今日はどれだけ風が収まったかとても気になって朝でした。

昨日の様に風の音は、しなかったですが、とりあえず心配なので海のチェックに行きました。

瀬底大橋から見た海は、昨日よりもかなり穏やかになっていたので、今日は2日ぶりに出航する事にしました。

1ダイブ目は、、漁礁のある場所に行きました。

 ツバメウオが良く群れる場所ですが、流れが有るとツバメウオは皆、コンクリートブロックの中に隠れるように集まっています。

 正確に言うとナンヨウツバメウオですが、子供は枯葉そっくりでシードアー号の留っている港で良く見かける事が有ります。
  さて、コンクリートブロックの中に「これでもかっ!」と言うほどぎっしりツバメウオが集まっていいて流れを避けている為の様ですが、「窮屈でないかなー?」と思うほどです。

その周りには、対象的に矢の様にスマートなカマスがやはり沢山群れていました。

カマスは、ツバメウオと違い鋭い流線型の体が流れを全く感じないのか、余裕の泳ぎをしていました。

2本目で、潜った場所は、水面近くにグルクンが沢山群れています。

グルクンだらけです。
 少し泳ぐと又、グルクンという具合にとにかくグルクンだらけです。

この場所は曇や雨の時は、魚達が沢山群れます。

1本目と違い、ここは透明度もかなり良く、水面近くは多少濁りが有りましたが少し潜ると透明度も20~30mはありそうです。

ダイビングが終わり、港に戻る時に瀬底大橋の下を通りました。
瀬底大橋は、25年ほど前に開通した橋です。

800m弱あり、当時では沖縄で一番長い橋だったそうです。

この橋のおかげで、今では急病人が出たり、火事が起こってもすぐに救急車や消防車が駆け付けてくれるようになり、島民の生活も格段に向上したそうです。

瀬底島に住む私は、毎日この橋を通っていますが、橋の下から橋を見上げると「本当「大きい橋だなあー。」と感じます。

橋を見上げた時、青空が見え始め「明日からはもっと海が良くなるなあー。」と思った日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 19日(土)~20(日)

 海が荒れちゃいました! 外れなしのビンゴゲームに喜んだ日!


 残念! 仕方ないですね。
  雨        気温 22度      

この2日間、本当に荒れちゃいました。

その事をゲスト様にお伝えして、「無理はしないです。」とゲスト様からお返事を頂き、私も「無理はしたくないです。」と言う事で、お互い意見が一致し、この2日間欠航になりました。

19日は強い南風で、朝シードアーから水納島を見ると結構大きな波が出ていました。

20日は、強い北風で風速15m、波高も4mと言う台風の様な状態でした。

荒れた海を見ていると、どうせ潜って頂くなら、少しでも良い状態の海に潜って頂きたかったので、「ゲスト様に無理をさせないで良かったなあー!」と思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

●ここからはダイビングの話ではありりません。

夜は、「育心会」と言う瀬底小中学校のPTAの有志の集まりの忘年会が有りました。

各家庭の両親と子供たちも合わせ40名近い人たちが集まりました。

私は、本当にビンゴの下手な人間なのです。

今まで何度もビンゴゲームをした事が有りますが、1度も当たった事が有りません。


今回もビンゴゲームが用意されていたのですが、「どうせ当たらないから!」とあまり気にもせず飲んだり、食べたりしていました。

しかし、世の中、奇跡は起こるもので生まれて初めてというかビンゴゲームに当たったのです。

当然、ほぼ終わりの方ですがまだ商品が残っていたのです。

「人生悪い事ばかりでないなあー!」と思い、周りの人に「やったよー!当たった!生まれて初めてです。!」と興奮した口調で話していたら隣の人が「このビンゴは、外れ無しだから良かったね!」と言うのです。

奇跡ではありませんでした。
ただ、当たる順番がきただけでした。

それでも「まあ、いいかあー!」と外れ無しにしてくれた主催者に感謝しながら、夜が更けて行きました。

その後、いつも通りギターを弾かせて頂き、今晩は締めのラーメンを食べずに帰宅の途に着きました。

 2011年 11月 18日(金)

 相変わらず抜群の透明度です!


 海のブルーと黄色がとても似合います。




 瀬底島にもサンゴの綺麗な場所が有ります。
  雨        気温 26度       水温25度   透明度30m

今日は予報通り、雨の一日となりました。

心配だった風は、意外と弱く水納島に着くと、思ったより海は穏やかでした。

そして、ゲスト様が喜んだのは透明度がとても良く30m以上見えている事でした。

曇り空のせいで海の中は多少暗いのですが、ヨスジフエダイの黄色はとても鮮やかで、海の

上では雨が降っている事も忘れてしまいます。

アカヒメジもヨスジフエダイに混じり、更に黄色が海の中で目立っていました。

20m上の水面に浮かんでいるシードアー号もはっきりと見え、透明度の良さが伝わってきます。

海の中が白く霞んでいるように見えたのは、モンツキアカヒメジの群れのせいでした。
 ここは、ヨスジフエダイやモンツキアカヒメジ、そしてアカヒメジがいつも沢山群れています。 

2本目は、南東の風がやや強いので次に瀬底島に戻る事にしました。

ここは湖の様にべた凪です。

そしてアップウェリングの為、透明度がとても良く、ボートの上から水深20m下の海底の様子がはっきりと見えていました。

そして実際に海に入ってみると透明度は30mは充分に見えていました。
ここは、ユビエダハマサンゴが群生して、その周りをキホシスズメダイがお花畑の蝶蝶の様に乱舞しています。

 ハナビラクマノミが生息するとっても大きなイソギンチャクやアカククリ等もいて、色々な生き物を見る事が出来ます。

またここは洞窟も有り、イセエビがいる事も多いです。
 昨日は風がとても強く、今日のダイビングを心配されたゲスト様でしたが、雨も止んで、とてもきれいな海を潜って頂けた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 16日(水)

 チームワークのダイビングチーム「ナース」でした!


 チームワーク抜群! no.1


 チームワーク抜群! no.2



  
   来年もお待ちしています。
  晴        気温 26度       水温25度   透明度30m

ダイビングチーム「ナース」の皆様は、チームワーク抜群です。

出航前も、ダイビングの直前も皆が一つになっています。

そんな皆様を応援するかのように天気も今日は晴れてとても気持ち良い日となりました。

風が東風になったので、今日は水納島のクジラ岩に行ってきました。

クジラ岩は、サンゴが沢山あり、透明度もとても良い場所なのです。

そしてクジラ岩に着いて、海に飛びこむと遠くの山の様な大きな根まで、はっきり見えています。

水面に浮かぶシードアー号が全長15m有りますが、シードアー号の2倍以上遠くまで見渡す事が出来ました。

大きな根には、キホシスズメダイが何十匹も沢山群れてシンクロナイズドスイミングの様に、皆そろって一斉に方向を変えたりしています。
  ゲスト様は、どこでもとても陽気で気がつくとスピードスケートの選手の真似をしていました。

その写真が撮り終わると、今度は皆手を重ねて次のダイビングへの気合を入れておられました。
「皆揃って水中写真を撮った事が無いのです。」と言われたのですが、「水中で皆バラバラになっている訳でもないのに、何故だろう?」と考えてしまいました。

 その事を尋ねると「いつも誰かしら、船酔いしたりして、4人が揃って海に入った事が無いのです。」と言われた時に驚いてしまいました。

昨日だって4人で潜ったし・・・?
・・・と思ったのですが、今回初めて4人揃って元気に潜ったらしくびっくりしました。

そんな訳でログ付けの時に、私のログブックに「関さんのおかげで安心して楽しく潜れました。有難うございました。」と皆さんからコメントを頂いた時は、「この思いをずーっと大事にして行こう。」と思いました。

そして、最後に皆様と一緒に写真を撮ったのですが、こんなに多くの女性に囲まれる事は、2度とないだろうと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 15日(火)

 看護師の方が4人もいれば!


 「ハイ笑って!」と言わなくても笑う方々です!





    透明度がとても良いです。
  曇        気温 26度       水温25度   透明度20~30m

今回のタイトルは、去年5月22日のタイトルです。

今年も、ダイビングチーム「ナース」がお見えになりました。

とにかく笑い声が響く朗らか4人組の皆様です。

「看護師が4人もいれば、怖いものなし。」

今年は、慶良間にも行かれてそして、又シードアーにも来て下さいました。

  風はまだ止みませんが、瀬底島の西のリーフは湖の様に静かです。

 早速エントリーしてみると、20m下の海底がはっきりと見えています。

曇り空なので薄暗く感じましたが、海の中に入ると別世界の様に綺麗でした。

  水面を見上げると、シードアー号がはっきりと見えています。

そして、リーフのあちこちにあるクレパスに入って行くと、アカマツカサがじっとしています。

チームリーダーのゲスト様は、皆の写真を撮る撮影班とという役割を持っている様で、皆さんの写真をたくさん撮っておられました。

波酔いしないように次も静で魚も沢山見れる場所と言う事で、昨日も行った漁礁のある場所に行きました。
 今日も沢山のカマスが群れていました。

あまりの数に皆さんも足が止まってしまうほどです。

「一体どれくらいの魚がいるのだろう?」と考えているのはすぐに分かります。

 私も同じ事を考えてしまうからです。


この場所は年に何回潜っているのか、数えられないほど潜ってその度にこのカマスを見ている訳で、そろそろこのカマスに飽きてもいい頃なのですが、何度見ても飽きるどころかますます「凄いなあー!」と思ってしまいます。

テーマとしていたダイビングスキルも上手くマスター出来たご様子で、明日がもっと楽しみになった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 14日(月)

 ツール・ド・沖縄で来県されたゲスト様!


 ツール・ド・沖縄で来県されてゲスト様!






     
  気持ちよさそうに水中に漂っていました!
  曇        気温 26度       水温25度   透明度20m

沖縄の大イベントの一つ自転車レースのツール・ド・沖縄から一夜明けた今日ですが、今日は昨日のレースに参加された選手の方がゲスト様でした。

今日は、風が少し強くなりました。

久しぶりのダイビングと言う事なの「給油所下」と言う場所に行きました。

  ここはとても穏やかで、水深も比較的浅くビギナーの方やブランクのある方には安心して潜れる場所です。

この場所はこれからの時期はコブシメの活動が盛んになり、産卵やメスを巡るオス同士の激しいバトルが、観察できます。

ユビエダハマサンゴが沢山あり色鮮やかなスズメダイも数多く観察できます。

  私は、ビギナーの方やブランクのある方が来られると、とてもわくわくします。

 ダイビングのプロとなって27年経ちベテランと呼ばれるようになりました。

「ビギナーの方やブランクのある方にダイビングの自信を取り戻して頂く。」と言うベテランのプライドが有ります。。

ダイビングに不安のある方が、ダイビング後に自信を持って帰られるのを見ると、とても嬉しくなるからです。

ダイビングに今ひとつ自信が無い方は、是非一度シードアーをお試しください。
2ダイブ目は、「沢山魚を見ましょう。」と言う事で漁礁のある場所に行きました。

漁礁に近づいたのですが、カマスが見当たりません。

ごく稀に全くいない時もあるのです。

「あれっ!今日は外してしまったかな?」と少し焦りが出てきました。

目を凝らして回りを良く見ると「キラッ!」とかすかな反射光が見えたので、その方向に行ってみると目を疑うほどのカマスの群れでした。

やがて、私たちはカマスに囲まれてしまいました。


カマスだらけなのです。

そして、水面を見上げるとツバメウオが群れています。


ダイビングが終わり、一緒にログブックを付けながら魚の話などをしていると、ゲスト様の目がきらきらしているように思えました。

ダイビングを楽しんで頂けたと思った1日でした。 

本部でダイビング!   GO  DIVE!
 2011年 11月 13日(日)

 抜群の透明度の水納島でダイビング! そして、海への扉(シードアー)を開けたゲスト様!


 クジラ岩のサンゴの多さにびっくりされたゲスト様!




         手に頬を擦りつけてきたボーちゃん!




 Cカード 取得おめでとうございます。
   
  曇 晴       気温 28度       水温25度   透明度30m以上

天気予報は曇ですが、気温がぐんぐん上がっていきます。

そして今日はツール・ド・沖縄という自転車レースの日でもあります。

毎年ツール・ド・沖縄の日は天気が悪いのですが、今日は見事な晴天です。

波も下がり、久しぶりに水納島でのダイビングでした。

 クジラ岩と言うポイントに行きました。

この辺りには、伊江島・水納島・瀬底島と島が3つありますが、その中でもサンゴが一番多い場所だと思います。

水納島は、透明度が良いのですがこのクジラ岩は、その水納島の中でもさらに透明度の良い場所です。

 水面近くには、マダラタルミの成魚が群れていました。

ミズタマサンゴには、いつもオランウータンクラブがいます。


時々カマスの群れも入ってくる事も有ります。

  水納島には、人に良く慣れたドクウツボのボーちゃん(私が勝手に名前を付けて呼んでいるだけですが・・)がいます。

 最近はホンソメワケベラがいつもそばにいてボーちゃんの体の掃除をしています。

ボーちゃんに「おいで!おいで!」をするとボーちゃんが岩の中から出てきて、私の手に顔を擦りつけていました。
ゲスト様は、今日はチンアナゴの写真に挑戦中です。

 多少流れが有り、チンアナゴの餌がどんどん流れてくるせいか、私たちが近付いても、あまり引っ込みません。

ただでさえここのチンアナゴは、度胸が据わっていて人が近付いてもあまり引っ込まないので、かなり良い写真が期待できそうです。
ゲスト様は、今回は目的にしていた写真が撮れてとても良いダイビングが出来たようです。

そして、今日は新たに私たちダイバーの仲間の入りを果たしたゲスト様がおられます。

私の子供の恩師で私と同年のご主人さまと奥様です。

忙しい、時間を割いてダイビングスクールにご参加されました。

ダイビングは長年の夢だったそうです。

スキルが出来るまで、何度も練習していただいたり、初めての水中体験なのでご苦労された事も有ったと思いますが、見事に今日、Cカードを手にされました。

本当にお疲れさまでした。

そしておめでとうございます。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 12日(土)

 のんびりダイビングした日。


 毎晩「大鷲」に行ってます。




 オニダルマオコゼ団!


   
  曇       気温 26度       水温25度   透明度25~30m

昨日は、念願のニシキアナゴの写真を上手く撮られたので、今日はジョーフィッシュにチャレンジされました。

今日も天気が悪いので海の中が少し暗いです。

こんな時は案外ラッキーなのです。

 近づくには多少コツもいりますが今日もかなりジョーフィッシュに近づく事が出来ました。

気がつくと30㎝くらいまで近づいていました。

  オニダルマオコゼ団地では、相変わらず沢山のスカシテカンジクダイが群れています。

夏に比べるとオニダルマオコゼの数も減ってきて、今日は2匹しか見つけられませんでしたが、スカシテンジクダイは数が増えてきているように思えます。
縦横高さ2メートル程のこんなに小さな根に、多い時はオニダルマオコゼが何と8匹も隠れているのです。

少し驚きですよね。


 また。ゲスト様は、トウアカクマノミをゆっくりと満足いくまで写真を撮られていました。

 トウアカクマノミも何箇所かにいるので、好きなトウアカクマノミを撮る事が出来ます。
 風がまだ強い1日でしたが、のんびりダイビングがてきた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 11日(金)

 '11年11月11日は、荒天でした。・・が目指すニシキアナゴをゲットされました。


今年もニシキアナゴの写真をゲットしに来られました!













   
   ヒレナガハギの黒目は体の模様と同じ!


   
  曇       気温 26度       水温25度   透明度15~20m

今日は2011年11月11日で11(イイ)が3つも着く日です。

・・・が久しぶりと言っていいほど、の荒天となりました。

朝から、恩納村や北谷のダイビングショップから「ゴリラチョップは潜れますか?」との問い合わせです。

北西の風が強く、一昨日の大雨でまだ濁りがあまり取れていないので、良い返事が出来ませんでした。

 しかし、悪い事ばかりではないのです。

こういう天気だと水底生物に近寄りやすいのです。

ニシキアナゴがライフワークと話されるゲスト様にとっては、今日の天気は幸運をもたらしました。

今までゲスト様が撮られた写真は、ニシキアナゴと分かりまずか、全く満足されていません。
  しかしこの天気のおかげでニシキアナゴにかなり近づけたご様子で、とても満足されていました。

このゲスト様は、海が無い県からお越しですが、「家の近くにニシキアナゴがいるのです。」と話されるのです。

しばらく考えてから「あっ!分かりました。きっと近くのお菓子屋さんがニシキアナゴパイを作ったのですね!」と言うと「違います。」と言うので考えていると、携帯電話に収まっているご自宅の近くにいるニシキアナゴを見せてくれました。

良く見ると、踏切の遮断機で製作途中らしく、黒と黄色に塗られる前の下地の白と黄色の遮断機でした。

「なるほど、是非、目と口を書いておいて下さい。」とお願いしました。

それほどニシキアナゴが命のゲスト様なのです。

ですから上手く、撮り終えた後の笑顔は、最高の笑顔をされていました。

 ニシキアナゴとチンアナゴの写真ですが、確かに比べてみるとチンアナゴは顔がつぶれて犬のチンの様に見えますね。

 そして、自然の驚異を感じるのはヒレナガハギです。

ヒレナガハギの黒目は何と体の模様と同じ幅です。

目を攻撃さると、どんな魚でもひとたまりも有りません。

しかし目がこのような模様だと、外敵からは目だとは分からないかもしれないですよね。

まだまだこんな身近な魚ですが、驚く事が沢山あります。
 2本目は、とっても穏やかな場所でのんびりと潜りました。

ユビエダハマサンゴを住処とする魚たちも、海が静かな為かとてものんびりとしているように見えました。

魚達がのんびりしていると私たちまでのんびり出来てとてもリラックスできます。
 明日は、風も今日よりも収まりそうな予報となっています。

「その予報を信じたいなあ。」と思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 10日(木)

 海に優しいゲスト様!


  あっという間の3日間でした。



 水納島リーフの見事なサンゴ群!


   
  曇       気温 28度       水温25度   透明度30m

南の風と言う予報なのに北から強いうねりが入っています。

沿岸では、昨夜の大雨で濁り水が入り、海が白濁していました。

新聞では、沖縄南部で道路が冠水し、崩れ落ちている所もあるほどの大雨だったのです。

しかし、今日は雨が止んで日差しも見えてきました。

 ゲスト様にとって最終日は、太陽が見れるダイビングとなりました。

 水面近くは、少し濁っていましたが下の方に行くと透明度は普段と変わらず、とても良い状態でした。

流れがゆっくりと有りましたが、流れに乗りダイビングを楽しんだりしました。

今日は、ハナヒゲウツボの幼魚を見つける事が出来ませんでしたが、成魚が顔を出していました。

そして、リーフの方に行くと見事なサンゴ群が太陽に照らし出されていました。
  セジロクマノミを見たり、サンゴに負けずとカラフルな魚たちが群れて、まるでカーニバルの様です。

 沖の方に行くと根がボゥーッとかすんでいるように見えました。

近づいていくと、スカシテンジクダイが根を覆うように群れている為、根がかすんで見えると言う事が分かりました。

根の中はキンメモドキもぎっしり集まっていました。

浅場の根では、キンギョハナダイがまるで紙吹雪の様に舞っています。

キンギョハナダイに混ざってケラマハナダイもいました。

 何度もシードアーにお越し頂いているゲスト様ですが、海に着底する事がほとんどなく、いつも中性浮力を取って浮いている海に優しいゲスト様です。

 私たちスタッフにも、色々と気を遣って頂いたり、関口と船長の柏本氏のオヤジギャグにも、きちんと笑ってくださったりとても穏やかで紳士的なゲスト様です。

「 海に優しいと人にも優しいのだなあ。」と思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 9日(水)

  潜ると出会いはあるものでした!  今日も懲りずに又ライブ!


  私達は雨でも関係ないです。









 50匹近いカンパチが寄ってきました。



 私の排気を追ってトルネードになりました。



   
 居酒屋「海」で気持ち良くなり大将も一緒に!
  曇・雨り       気温 25度       水温25~26度   透明度15~25m

 今日は、一日中、雨でした。

港で器材のセッティングをする時も雨です。

港で器材をセッティングする時に雨が降ったのは、今年初めての様な気がしました。

大抵は、雨が降りそうでも何とか持ちこたえていたような気がするのです。

なので、雨の中の器材セットはなんだかとても大変です。

 今日は、天気が大崩れしそうなので、どこに行くか悩んでいましたが、無理せず穏やかな場所でダイビングを楽しみました。

 瀬底島はとても穏やかで安心してダイビングが楽しめます。

 洞窟の中は、イセエビがいたりハタンポがきらきら光ってとてもきれいでした。
  亀にも3回も出会え、荒天で水納島に行けないのに、何だかとてもラッキーなダイビングになっています。
 しかし、本当のラッキーはこれからでした。

 ダイビングを続けていると何と50匹近いカンパチの群れに遭遇しました。

ほとんどのカンパチは、体長が60㎝以上ある大きなカンパチですから、迫力満点です。

そして、このカンパチは私たちダイバーの周りをぐるぐると回り始めたのです。

慌てて何枚か写真を撮りましたが、全く慌てる必要がありませんでした。

ずっとを私たちの周りを泳いでいます。

私の排気の泡を追って、渦巻の様になるシーンも有りました。

どうしてこんなに私たちの回りを泳いでいるのか全く分かりませんが、「有難いです。」の一言に尽きます。

しばらくカンパチと一緒にいましたが、空気の残量が少なくなってきたので戻り始めると、何とついてくるではありませんか?

近くに知り合いのダイビングショップの人がいたのでついてきたカンパチを、教えてあげました。

きっとカンパチは、その方々と又遊んでいたのではと思いました。

荒天で、水納島にも行けないのにと思っていましたが、潜ると色んな出会いが有ると思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


●ここからはダイビングの話ではありません。

今日は、ゲスト様とご一緒に食事 (と、言えば聞こえはいいですが、飲み会です) をしました。

居酒屋「海」の"ポテトもずくの目玉鉄板焼き"大好物です。

生ビールのとても美味しい事。

水分を取らずに我慢した甲斐が有りました。


食事が終わり、「海」も大将も交え一緒に写真を撮り、ついつい2次会に行ってしまいました。
ここは島唄ライブのお店で、マスターはプロの三線のミュージシャンなので、抜群に上手いのは当然なのですが、とにかく抜群なのです。

気がつくと踊っている私がいました。

お酒の力は偉大で、シャイな私がマスターに「ギターを弾かせて下さい。」と頼んでいたのです。
私のせいでは無く、お酒のせいなのですが、しっかり自宅から楽譜まで持ってきて実はやる気満点だったのです。

挙句の果てには、マスターが唄おうとした時に「ペースを私が弾きます。」とまた、お酒が悪さをしてしまいました。

すっかり自己満足したわけですが、お店から帰る時に、皆に向かってマスターが、次回は「関さんとジョイントライブをやりますから、見に来て下さい。」と言ってくれました。

プロミュージシャンのマスターに認められるのはとても嬉しい事なのです。

そして、帰途に着く途中、隣のローソンで「カップラーメン」を買って、家族のみんなが寝ているのに一人でラーメンをズルズル食べた1日でした。

 2011年 11月 8日(火)

  今朝は、羽田空港にいましたが、今は沖縄の海の上です!


  この日を楽しみにしていました。













  久しぶりにボーちゃんが出てきました。
※ポインターを乗せると愛犬利マグに変わります。
  曇・雨り       気温 28度       水温25~26度   透明度30~40m

今年で2回目のリピーターのゲスト様が来られました。

「今年は、色々と有り大変でした。」と言われているのに2度も来て頂けて嬉しい限りです。

お2人のお顔を見ているとダイビングが本当に楽しみだったご様子で今朝は羽田空港にいたとは、思えませんでした。

当然今日は、午後からのダイビングになりますが、曇と言うか今にも降り出しそうな天気のせいで海も鉛色に見えます。

しかし、そこはさすが水納島でした。

水納島でも、特に透明度の良いクジラ岩は空の色とは関係が無い様に思えました。

とても透明度が良く、遠く離れた山の様な大きな根を見渡す事が出来ました。

水面近くにはマダラタルミの成魚が群れをなして泳いでいました。

十数種ものサンゴが群生しているこの場所は、まさにサンゴの楽園のように思えます。
  もうすぐ、コブシメの産卵の時期を迎えます。

そうすると♀を巡って激しいバトルを♂同士がこの場所で繰り広げます。

 2本目では、久しぶりにボーちゃん(ウツボのボーちゃんは私が勝手に名を付けて呼んでいるだけです。)が顔を出してきました。

最近、ボーちゃんの側にずっとホンソメワケベラが寄り添っているので、痒い所を掃除してくれるせいか、私が手を出してもあまり寄ってきませんでした。

今日は、私が手を出すと顎を乗せてきました。

アゴを軽く撫ぜて上げると、気持ちよさそうな顔をしているように思えました。
(魚には表情が無いので、ただ私が思っただけです。)

ボーちゃんは体の大きさに似合わずとても大人しいので、愛犬のマグ(ボーちゃんの写真の上にポインターを乗せて下さい。)とイメージが重なる時が有ります。


私には、ボーちゃんはただの魚でなく、マグと同じような家族のように思えてしまうのです。

ですから、何カ月もボーちゃんを見ないと、とても心配になります。

ドクウツボの寿命は、ある記事で35年くらいと見た事が有ります。

ボーちゃんとは少なくとも、10年以上こんな付き合いをさせてもらっています。

是非是非これからも元気な姿を見せてほしいと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 7日(月)

  3ダイブもあっと言う間に終わってしまいました!


  豪華客船が航行していました。








  
    今日も、こんなに透明度がいいです。


  晴と曇り       気温 28度       水温25~26度   透明度30~40m

 港を出てみると、とても大きな豪華客船がゆったりと走っていました。

とても大きい船ですが、引き波がほとんどなく「最新の技術を使っているのだなあー。」と思いました。

客船があまりにも大きいのでゆっくり走っているように見えましたが、結構スピードが出ている事が分かりました。

沖縄の青い海に白い船体はとても似合っています。

水納島に着くと多少風波が立っていましたが、海の中はとてもきれいで相変わらずの透明度の良さに、嬉しくなりました。

 透明度が抜群にいいので水族館の中にいるようです。

遠くの根もはっきりと見る事が出来ます。

ハダカハオコゼが最近ずっと同じ場所にいます。

10/21に見つけた時は、2センチほどの大きさで、分かりにくかったのですが今では体も大きくなり3センチ程度になっています。
  ハナヒゲウツボの成魚と幼魚もほぼ100%の確率で見る事が出来るので、今日もゲスト様はとても喜ばれていました。

 瀬底島では、最近イソマグロを良く見かけます。

今日も3匹ほどの小さい群れを作って泳ぎまわっていました。

あちこちをキョロキョロしている感じで何か餌をさがしいてるように思えました。
 スカシテンジクダイは相変わらず沢山群れています。

その周りをハナミノカサゴが羊を追う犬の様に取り囲んでいます。

 そばには、オヤピッチャが沢山群れて、あちこちに卵を産んでいました。
  オヤピッチャはダイバーが近付くと、産んだ卵を放置してその場から逃げてしまいます。

そうなるとフエヤッコやベラなどに卵が食べられていましうので、私たちもすぐにその場から離れないといけませんでした。

 色々な生き物を見る事が出来、水納島と瀬底島での3ダイブも、あっいう間に終わってしまった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 6日(日)

 久しぶりにお休みは、芋煮会でした! (ダイビングの話ではありません。) 

今日は、久しぶりにお休みを頂きました。

そして、今日とても楽しみなのは、同じ瀬底島のダイビングショップ「ノーチラス沖縄」のヨッシーから芋煮会のお誘いを受けていたのです。

午後6時のスタートが待ち遠しくて、日中から仕事が手に着きません。

いやー、今日は休みなので仕事が手に着かないではなく落ち着かないが正しいでした。

「芋煮会は、本当に今日だったよね?」などと心配して「ノーチラス沖縄」のヨッシーに電話したり、待つのが限界でした。

そして、午後5時30分ごろ他の仲間からも「今日、芋煮会だよね。」と私に電話がかかってきたり、他の仲間もかなり限界のようでした。

フライングとは分かっていたのですが、構わずに家を飛び出して「ノーチラス沖縄」のヨッシーのもとに行くと、何ともっと気の早い仲間が早速ビールを頂いているではありませんか?

思わず「早っ!」と言った私もまだ6時前なのでフライングなのでしてたが・・・

ヨッシーの料理の腕前は、確かなもので芋煮は最高においしかったです。

私がどれだけ早く「ノーチラス沖縄」に行きたかったかと言うと、デジカメを忘れ写真が1枚もない事で分かって頂けると思います。

私は、日本酒はてきめんに弱く、すぐにお酒が回ってしまうのですが、ヨッシーの用意した彼の地元のお酒はとても飲みやすく、凄く美味しく頂きました。

気分が良くなってくると当然ギターを弾くのが私です。
ヨッシーは何でも持っていてギターもギブソンのハミングバードと言うとても素晴らしいギターを持っていて、そのギターで色々と歌を歌いました。

フォークソング年代の私とフォークソング年代の仲間が多いのでとても気が合います。

6時に始まった芋煮会も、夜11時にうどんを入れて又ごちそうになり、仲間たちととても素晴らしい時間が過ごせました。

ヨッシー 今日は本当に有難うございました。  ごちそうさまでした。

瀬底で芋煮会!   GO  EAT!


 2011年 11月 5日(土)

  今日の天気は、覚悟していたのですが!


 ウクレレのプロミュージシャンのゲスト様ご夫妻と一緒に!








     全く逃げません!




  今日も、本当にこんなに透明度がいいのです。
  晴と曇り       気温 28度       水温25~26度   透明度40m以上

 毎日とても天気が気になっています。

今朝の天気予報では、「雷を伴ったり激しく雨が降ります。」と言う予報が出ているので当然心配になります。

 レーダー画像で6時間後までの雲の移動予想画像を見ても、本部半島は午前10時頃から濃い雨雲に覆われる予想となっていました。

 「今日は絶対に雨だなあー。」と覚悟を決めました。

そんな今日のゲスト様は、プロのウクレレ奏者の方でご夫妻でダイビングに全てを捧げておられます。

お互いに助け合って素晴らしいパディーです。

海では、カクレクマノミを見たり、やたらと大きなアオヤガラが出てきたりしました。

ミナミハコフグも大きかったりと気がつけば1ダイブがあっという間に終わってしまいました。
  2ダイブ目に行った水納島では、水中にセットしてあるボート係留様のロープを取る為に水中に飛び込むと、何と!亀がロープを結んである岩で休んでいました。

 私に気がつかないのか、それとも気が付いていても「私なんかどうでもいい!」と言う感じでとにかくじっとしたままです。

これ幸いと ゲスト様に「今なら亀が見れますよ。 そーっと梯子から海に入れば亀は逃げないので見れますよ。」とご案内するとゲスト様もそっと海に入りました。

「亀が見れた!」ととても喜んでおられました。

 ここではヤシャハゼなど゜も良く見れます。

とにかく度胸が据わっていると言えばいいのか、鈍感なのかかなり近づく事が出来ます。
 ここのチンアナゴもなかなか根性が据わっているので、同じようにかなり近づく事が出来ます。

 チンアナゴの名の由来は、犬の「チン」に似ているから、と言うことらしいですが、かなり近づけるので写真を撮って確かめる事が出来ます。

犬の様な毛のフサフサ感が無いので、微妙ですが、でも顔つきは確かに似ている気がしました。
  左の写真は、昨日の写真と似ていますが今日も昨日に負けずととても良い透明度でした。

ドクウツボのボーちゃんもいたり、「これでもかっ!」と言うほど大きなハナミノカサゴがいたりします。

ハダカハオコゼを見たり、イソマグロも出てきたり気がつくとやはりあっという間にダイビングが終わりました。

そしてついに、3本目のダイビングが終わるまで雨が全く降らない好天に恵まれゲスト様と喜んだ1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 4日(金)

  皆様の時間を大切にします!


 ザ・海の男という感じの古き友人のゲスト様ご夫妻!










   
    本当にこんなに透明度がいいのです。












  この透明度ウソではありません!
  晴と曇り       気温 28度       水温25度   透明度40m以上

 最近の天気を見て、一番ご苦労されているのは、天気予報士の方ではと思うこの頃です。

今日も、あまり良い予報ではなかったので、早朝から気になって起きてしまいましたが、夜が明けるにつれて晴天という事が分かりホッとした朝でした。

 昨日から、10年以上お付き合いしてくださっているゲスト様がいます。

アゴ髭の感じといい、不要な口数の少なさと言い「ザ・海の男」という印象は、10年以上前から変わりません。

ダイビングも人生も私の先輩に当たります。


とても尊敬できる方です。
そうかと思えば、偶然にも私が内地でダイビングの仕事をしている時に、23年前に私が講習させて頂いたゲスト様から「関口(私の事です。)を見つけましたあ!、23年ぶりです。」の様なメールを頂き、23年ぶりに再会したゲスト様もおられました。

昔はお互い若造でしたが、ゲスト様は今ではとても偉くなり大きな病院のトップになられておりました
 でも会話の内容は、昔ながらのレベルの話でとても安らぎます。

そのゲスト様のボートの上での休み方は、至極上等な休み方と言えばいいでしようか?

最高の時間が流れている様に思えました。

シードアーのボートでは、ゲストの皆様は「ボートに乗せてもらっている。」なんて考えないでください。

「ボートに乗って上げてる。」と思って頂いて良いのです。

そして、ボートの運航上、又ゲスト様の安全が確保されているならゲスト様はボートを自由に使って頂いて大丈夫です。

なので、こんな休み方もOKなのです。(でも器用ですよね!)
 海の話では、毎日波浪注意報が出ていますが透明度はとても良いです。

 写真の様に抜群の透明度の海が毎日続いています。

 昨日もそうですが、今日もグルクンの凄い群れが私たちの前を通り過ぎて行きました。

グルクンがどこかに移動するように思えまるで民族大移動の様に見え「季節の変わり目かな。」と感じてしまいました。
 「亀を見に行きましょう。」というとカメが居てくれ、「ハナヒゲウツボを見に行きましょう。」と言うとハナヒゲウツボが居てくれました。

ガイドとしては、感謝状を贈らなければという感じです。

 海の生き物などは、会えたり、会えなかったりが当然あります。

例えば、期待した生き物に出会えなくても、皆様が「シードアーのボートに乗って良かった。」とか「とても楽しかった。」と思って頂けるような時間をいつもご提供できるように努力したいと思った1日でし
た。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 11月 3日(木)

 ハナヒゲウツボに見惚れていて! 東日本大震災義援金のご報告。


   
  晴と曇       気温 28度      水温25度   透明度40m

 連日、良い天気予報でないので毎朝起きると外が気になってしまいます。

地面が濡れていたので雨が降ったようです。

午前6時はまだ日の出でないので、薄暗いのですが、徐々に陽が昇り始めると虹が出てきました。

晴れるかもしれないという期待が出てきました。

港に着きボートが出航するころには、すっかり地面も乾きダイビングに期待が持てるようになりました。

今日のゲスト様は、1950年代生まれのフィフティーズダイバーです。(もちろん私も入っています。)

年が近い皆さんという事も有り、自然と会話がはずみます。

まさにオールディーズです。


さて、そのオールディーズの皆さんとまずは水納島に行き、皆さんに「ハナヒゲウツボの幼魚と成魚、そして上手く行けば亀まで見てしまおう。」という美味しいツアーのご案内をして、早速潜り始めました。

少し流れが有りましたが、流れに向かって泳ぐこと約5分少し、お目当てのハナヒゲウツボの成魚がいたので、皆さんに「ハナヒゲウツボです。」と指さしました。

教えようと皆さんの方を見ると、皆さんは私の真後ろをとても慌てている様子で真剣な表情で指さしていました。

「どうしたのだろう?」と慌てて振り返るとトビエイの大集団が泳いでいました。

以前にも水納島でトビエイの大集団を見た事が有りましたが、今回も凄い数です。。

 ハナヒゲウツボを撮る為にマクロモードにしていた事もすっかり忘れ、ただひたすらシャッターを押しましたが、2枚しか写真が撮れませんでした。

 トビエイの泳いだコースを考えると私の真後ろを泳いでいたようで、オールディーズの方々も、同じ事を話されていました。

 「ダイビングの面白さを痛感した瞬間です。」ベテランだからいいものが見れるとは限りません。

ビギナーの方にもベテランの方にもチャンスは平等に有ってそして、運が左右するだけなのです。

とはいってもボードに「ハナヒゲウツボ」と書いている時に私の真後ろをそんな群れが泳いでいたと思うと、ため息が出てしまいました。

何匹いたのか、写真で数えてみましたが60匹を数えた時点でやめてしまいました。

それだけの凄い群れだったのです。

瀬底島に行くと、今度はイソマグロの群れです。

イソマグロと言っても、まだ子供の様でそれほど大きくはありませんが、力強い泳ぎと言い流線型のシャープな体は、とても魅力的でした。


 天気が悪いので、今日はダイビングも大変かな?と勝手に心配していた自分をすっかり忘れてしまった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


●東日本大震災義援金のご報告
3/12から始めた募金活動も一旦、9月末日をもって終了させて頂きました。

本部町ダイビング協会、全体で46,642円の義援金を皆さま方から頂きました。

本当に有難うございました。

遅くなりましたが、2011年11月2日に東日本大震災義援金として、振り込みさせて頂きましたので、皆様にご報告申し上げます。

今後は、各ショップ単位で活動していく事になりますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

本当に有難うございました。

本部町ダイビング協会 一同

 2011年 11月 2日(水)

 昨日よりも抜群の透明度でした。


 水納島では曇となりましたが、ダイビング出来て最高です。







 どこまでも続くグルクンの群れ!








  水族館の中みたいです!



  雨 曇        気温 28度       水温25度   透明度40m以上

 今朝は、雷が激しく鳴り豪雨の場面もありました。

雨音で起こされるのはは久しぶりです。

「雨の中での器材セッティングやダイビングの準備はゲスト様にとってもいやだろうなー!」と、思いながら顔を洗い支度していました。

次第に雨はやみ、朝日が出始め虹が見えました。

天気は、雨と曇りの予報ですが陽が出て晴れ間が見えてくると、とても外は急に暑くなりだしました。

ゲスト様が来る時間にはすっかり雨もやみ、晴れとなりました。

ダイビングの準備も整い、水納島に行くと信じられないほどの透明度の海が有りました。

以前メジャーを持って遠くの根まで距離を計った時に40mある離れた岩がはっきり見えています。

その岩よりも遠くがはっきり見えているので、びっくりしました。

  ゲスト様も私に続いて海に入ってきました。

ガラスの様に透き通った海に驚かれているようです。

今日は、グルクンの群れがとても多く、何度も私たちの側をグルクン達が通り過ぎて行きました。

大きい群れとなると、まるで大名行列の様でずーーーっと続いています。

そして、グルクンだけではなくツムブリの群れも現れました。
  ゲスト様は、今まで目の前でヨスジフエダイの群れを見た事が無かったそうなので、ヨスジフエダイやアカヒメジの群れを間近で見れてとても喜ばれていました。
  その後、クジラ岩に行きサンゴの大群生を見て頂きました。

サンゴ同士のせめぎ合いも観察する事が出来ます。

 十数種類以上のサンゴが群生するここは、キャベツの様(私は詩人なのでバラに見えますが)
リュウキュウキッカサンゴやすり鉢の様なスリバチサンゴ等の他ではあまり見られないサンゴも多数見る事が出来ます。
2ダイブ目が終わり、昼食は港の近くの美味しいおそば屋「海庭」に行きました。

評判が良いので、すぐに売り切れになるので今日も売り切れにならないか秘かに心配していましたが、間に合いました。

ゲスト様も「本当においしいねー!」と言って頂けたのでご紹介させて頂いてホッとしました。


3本目の瀬底島では、アカマツカサは私たちを横目で見ながら数十匹もじっとしています。

まるで水族館で魚を観察しているようです、と言うか私たちがアカマツカサに観察されていると言っても良いかもしれません。

ダイビングも終わりに近づき、ゲスト様の方に振り返るとゲスト様が沖の方を指さしていました。

「何がいるのかな?」と思いながら見てみると、亀がゆっくりと泳いで行きました。

距離が少しあったので写真は撮れませんが、やがてカメは水面の方に泳いで行きました。

今朝は、あまりにもひどい天気で、「今日のダイビングはどうしようか?」と考えて朝でしたが、抜群の透明度に恵まれ、ゲスト様にとても喜んで頂けた1日でした。

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 2011年 11月 1日(火)

 透明度は、抜群の日そしてやれば出来た!の日


 スカシテンジクダイも相変わらず沢山いました。




   
     瀬底島のクレバス





  
    700円で落札したジャンク!













    
  元通りになり、頬ずりしたくなりました。

  曇 雨       気温 28度       水温26度   透明度30メートル

 天気は、曇と雨というあいにくの天気ですが、透明度は抜群に良い日となりました。

空には雨雲が垂れ下がっているので当然海の中も多少暗いのですが、透き通っています。

沖の根には、スカシテンジクダイが無数に群れていました。

真夏よりも数が増えている気がします。

  これだけスカシテンジクダイが群れていると、色々な生き物がスカシテンジクダイに忍び寄ってきます。

 リーフに戻ると色々なサンゴが見事な色合いを見せています。

派手なサンゴに混じりアミメチョウチョウウオやヤマブキベラなど派手な魚が泳いでいるので一段と派手さが増します。
  2本目で瀬底島に行くと、ここはまた水納島と別世界で地形変化の多い場所です。

クレパスも至る所にあり、一つずつ探検するのもとても楽しみです。
 比較的浅い所にハナゴンベがいました。

一向に逃げる様子もなく行ったり来たりしていました。

水面では、イワシの群れがせわしなく泳ぎすぎて行きました。

ボートのアンカーの位置からボートの後部までは30mあります。
アンカーからボートの後部もはっきりと見えていました。

 雨曇りの天気でもとても透明度が良くゲスト様も喜ばれた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


ここからはダイビングの話ではありません。 私にとっては奇跡の話です。

7月に、とても大事にしていたストロボを水没させてしまい、落ち込んでいたのです。

原因は、スレーブ機能だけ利用して邪魔なケーブルはカットして防水処理をして海に持ち込んだのですが、防水処理が甘く水チョロチョロになってしまいました。

 中を開けて、基板を取りだし壊れている部品を探す事にしました。

 ダイオードがショートして、トランジスタの極性不良が見つかりました。

もちろん自分で見つけました。

左の部品です。
 しかし、25年前のとても古いストロボなので、部品が有るか心配になってきました。

トランジスタは、品番が記載されているのでインターネットで捜す事が出来るのですが、問い合わせてみると販売個数が、1000個以上まとめてとかで1個では、販売して頂けませんので全く話になりません。

そして、ダイオード(赤と黒の部品)は品番が記載されていないので性能が分からないのです。

薄く数字は書いてあるのですが数字を読み切れず、同じダイオードが捜せなくなってしまいました。

神に見放された気分でしたが、何とか助けたいという気持ちが有ったので捨てる気になれず、ずっと保管していました。

 するとある日、同型の水中ストロボのジャンクがオークションに出ました。

700円という値段に説明文も何も見ずに落札してしまいました。

しかしその後、現物の写真を良く見ると、蓋が割れ電池が腐っているように見えました。

水没品かどうか出品者の方にお尋ねしたのですが、「譲り受けた品なので分かりません。」という返事に愕然としてしまい、「もし水没品なら私のほしい部品も壊れているかもしれない。」と思ったからです。

品物が届き、封を切るとやはり予想通り水没品でした。

それも蓋は激しく割れて完全水没の状態でした。

しかしここで奇跡が起こりました。

私の必要としていた、ダイオードとトランジスタは生きていたのです。

ダイオードやトランジスタなどの半導体は熱に弱いので、半田ゴテを十分加熱してから、一気に半田を溶かし、部品を外しました。

そして、外した部品を愛する我がストロボちゃんにセットしました。

そして、電池を入れてスイッチを入れるとあの懐かしい「ウィーーン」とストロボが充電される音がしました。

いよいよクライマックスです。

スイッチをスレーブにして、ストロボめがけてカメラのストロボを焚くと、一瞬回りが真っ白になりました。

ストロボは機能を回復しました。

初めは水没品を送られた時、青くなったのですが出品者の方のおかげでストロボが元に戻りました。

出品者の○○さん、有難うございました。

ジャンク同様の品でも私の様な人間もいます。

今後とも宜しくお願いします。

そんな訳で、今とても美味しい島酒を飲みながらストロボちゃんを眺めています。

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