シードアーのダイビング日記  2011年 12月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2011年 12月 31日(土)

  2011年 大変お世話になりました。 有難うございました。 

  イソマグロの群れがいました。  水納島


 第2ブイの見事なサンゴ群!  瀬底島


 水納島のカラフルなサンゴ群 


 私のログは、今年は495本でダイビングが終了です。
曇        気温22度       水温 22度     透明度 30m

いよいよ、2011年最後の日が来ました。

今日は水納島、瀬底島での3ダイブでした。

イソマグロや、カエルアンコウ、ニシキテグリなどを見て、今年のダイビングは終了しました。

今年のダイビングを振り返ってみました。

1月  
水納島でマダラトビエイ・瀬底島でカメが冬眠?いつも寝ていました>

PADIシンポジウムが東京で開催。
出席しました。

東京大学の先生と海水の水質調査ダイブ。
お茶の水博士を想像していましたが、とてもスポーツマンの先生方でした。

水温20~21度。

2月  
瀬底島のかめは 相変わらず冬眠?まだ寝ています。
    
水納島では大きなネムリブカがいました。

瀬底島に数百匹のテングハギもどきの群れ。

ハダカハオコゼ3兄弟。


本部町ダイビング協会で、ゴリラチョップのビーチ清掃

水温20→21度。
   
3月 
瀬底島で、百匹以上のツノダシの群れ。

東日本大震災の募金活動を開始。


本部町ダイビング協会で、ゴリラチョップのビーチ清掃。

コブシメの♀を巡る♂同士のバトルがあちこちで。


水温21度。

4月 
コブシメの産卵が、本部や水納島でピークになりました。
  
東日本大震災チャリティーコンサートの会場のステージ撤去のボランティアに参加。


本部町ダイビング協会で、ゴリラチョップのビーチ清掃

シロクラベラと言う見かけない魚に興奮。

水納島では、狭い隙間にサメが2~3匹も。

水温21度。

5月 
水納島でハナヒゲウツボがよく出てきました。
   
台風1号がとても強烈でした。

水温が上がり始めた為か急にグルクンの数が多くなってきました。。



水温22→24度。

6月
サンゴの産卵が有りました。

水納島の透明度が40mを越え始めました。

潜水士高気圧健康診断受診。

水納島ではウツボのボーちゃんが長期滞在して、沢山遊びました。

本部町水難事故防止推進協議会会合。

水温24→27度。

7月 
毎年恒例の瀬底中学校シュノーケリング安全講習会実施
  
この時すでに台風6号が発生。

大阪のおばちゃまに「電話ですよ!」とバナナを渡したら、本当に「ハイ、もしもし? なんやこれ! バナナやん!」と乗ってくれました。

透明度抜群で、カエルウンコウやハナヒゲウツボを見たり、最高のダイビングが続いています。

水温27度。

8月 
抜群の透明度で50m以上? 計りきれません。の透明度。

台風の多い今年ですが、南風になり伊江島でのダイビングも盛んになりました。

台風は12号まで数を増やしました。 

水温27度。

9月
瀬底島でナポレオンが、良く見られるようになりました。

水納島では、まだウツボのボーちゃんがいました。

カメも良く見る事が出来ました。

透明度は相変わらず最高で40mは当たり前です。

水温27度。

10月
スカシテンジクダイの銀河の様な渦が見ごたえありました。

瀬底島地区が本部町陸上競技大会で総合優勝。

ジョーフィッシュ3兄弟や、オニダルマオコゼ団地にムックダルマオコゼ(ガチャピン&ムックのムックにそっくりのオニダルマオコゼ)出現


水温27→26度。

11月
瀬底島でカンパチの群れに囲まれました。

次第に北風が多くなり、ニシキアナゴを見に行く事が多くなりました。

第11管区海上保安署とダイビング事故対策合同訓練に参加

ナポレオンも相変わらず出現。

水温26度→25度。

12月
今年で12年も続いているずっーーと同じ高校の、オープンウォーターコースに参加。
80名の生徒の認定に係る事が出来、感激した1日でした。

MSBマリンスタッフ安全講習会参加。

潜水士高気圧健康診断受診。

そして12/31はこのページです。

水温25度→21度。


2011年 大変有難うございました。

約30年ダイビングの仕事をして来ました。

「若いころの様にがむしゃらに潜って。」と言う事よりも、今の私の年齢で出来る事が沢山有る事に気が付きました。

若いインストラクターの方々に、今までの私の経験を伝えたり、年齢的に私達の様な年齢でなければ出来ない事に携わって行かなければと思いました。

皆様、2012年も何卒よろしくお願い申し上げます。

それでは良いお年をお迎えください。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 30日(金)

 瀬底島3ダイブ!

      水族館にいるみたいです。



  かなり近寄って写真が撮れます。


曇        気温22度       水温 22度     透明度 25m

 天気の移り変わりが大きく、今日は風が強い日となりました。

瀬底島の西側ポイントはそれでもとても穏やかで、波もほとんどなくとてもダイビングし易い海です。
 相変わらず、クレバスには沢山のうアカマツカサが群れています。

 ダイバーが通るのを横目で見ながらじっとしています。

群れでいるからでしょうか、ダイバーを全く怖がっていないようです。

 私たちは魚を観察しているのですが、逆に私たちを観察しているようにも思えます。
 別のポイントでは、ニシキアナゴが旬で沢山顔を出しています。

そのそばにはヤシャハゼがいたり、撮りたい被写体が多く、とても有難い場所です。


呼吸の排気音を静かにそっと近寄れば、かなり近くまで寄る事が出来ます。
 また、別の場所では、スカシテンジクダイやキンメモドキが今でも乱舞して
、その周りをハナミノカサゴが10匹近く集まっています。

ハナミノカサゴだらけで、打ち上げ花火が上がっているように見えます。
天気はそれほど良くありませんでしたが、それでも「もっと潜りたいです。」と、とても熱いゲスト様とご一緒した1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 29日(木)

 まるで湖の様に静かな海!

     
   まるで正座している様です!




 私のこぶしは約10センチありますがこのシャコガイは!


曇        気温22度       水温 22度     透明度 30m

曇り空ですが、紀要の海はまるで湖の様で、波一つ立っていません。

遠くで飛び跳ねる小魚が作る波もはっきりわかります。

でもこういう時はボートの運転を気を付けないといけないのです。

浅瀬が有っても波が立たないので、気お付けないとボートを座礁させる事が有るからです。

ポイントに着くと、曇り空ですが透明度は意外と良く30mほどありそうです。

今日は別のカエルアンコウをゆっくり撮ってみました。

まるで正座しているようで「来年も宜しくお願い申し上げます。」なんて言う言葉が自然に浮かんできました。
ソフトコーラルには、見事に体色を同化させたオニカサゴがいました。

 岩場に張り付くと、岩の様な色に体色を変えるし、オニカサゴも海の忍者の様です。

カエルアンコウは真っ黒なウミシダにぴったり寄り添っているし、擬態合戦です。
 2ダイブ目に行った場所には、とんでもなく大きなシャコガイが有ります。

私の握り拳の幅は約10センチありますが、このシャコガイは私の握り拳が5個ほどの大きさなのです。

大シャコガイの北限は沖縄だと言いますが、この貝がもし大シャコガイならとても貴重な貝と言う事になります。

「いつまでも取られませんように!」と心より願ってしまいました。

そんな事をしていると、コブシメのカップルがいました。

もう産卵しているようです。

サンゴの隙間を覗くと、産み落とされたばかりの真っ白な卵がぎっしりと詰まっていました。

刺激しないように、遠巻きにそっーと見守りながら、静かに、そして静かに、コブシメには全く興味無さそうにして、そーっと近づいて写真を取る事が出来ました。
コブシメの産卵は、5月ごろまで続きます。

べた凪の海で、とても満足出来た1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 28日(水)

 水納島・瀬底島 2島ダイブツアー!

  東京から来られたベテランのゲスト様!













 カエルアンコウなのですが、ただの黒い塊に!













 水納島の見事なサンゴ群!
 晴        気温22度       水温 22度     透明度 30m

 冬とは思えないほど暖かな1日がスタートしました。

太陽も、ぐんぐん日差しが強くなり、「暑い!」と呟いてしまいました。

冬至も過ぎ、これから陽が1日1日長くなって行くと思うと、気持ちもとても明るくなります。

日が長くなると言うだけでも、私の気持ちの中では冬はもう終わりです。
今日は、まさにそんな1日で波もなく風も収まり絶好のダイビング日和となりまし。
せっかく天気が良いので、今日は水納島と瀬底島の2島ダイブツアーとなりました。

瀬底島のクレバスに入って行くと、アカマツカサがいつものようにじっとして私達を待っていました。

クレパスから横穴に入って行くと、ハタンポの群れがライトに照らし出されてキラキラととてもきれいです。
そして、洞窟の中を良く見ると大きなイセエビがいました。

触角の先端から先端まで、80cmほどもありそうな大きなイセエビです。

ここにいるカクレクマノミは、まだ子供でとても大きなイソギンチャクの中を自在に動き回って遊んでいるように思えます。

2本目は、水納島に行きました。

この場所は、真っ黒なオオモンカエルアンコウがいるのですが、先月の10日以降この場所には来ていなかったので、まだいてくれるのか少し不安が有りました。

目指す根に行くとオオモンカエルアンコウはやはりいました。

「この体では動くのが面倒なのかなー?」と勝手にメタボ体形のカエルアンコウの気持ちになってしまいました。

しかし真っ黒と言うのは本当に有難く無く、写真を撮ってもただの黒い塊になってしまうのです。

「今日こそは!」と力を入れても結果はやはり黒い塊なってしまうのです。

そんな中、癒してくれるのはハナヒゲウツボの幼魚です。

やはり久しぶりだったので「いてくれるかなー?」と心配しましたがゲスト様にご紹介出来てホッとしました。

色も、真っ黒でなく少し青みがかってきて少しずつ成魚になりかけているのがわかりました。
 またここは、セジロクマノミも大きなイソギンチャクに包まれています。

リーフの上のサンゴは、赤や青、そして緑や黄色など色々な色合いのサンゴが群生して、その間を沢山のチョウチョウウオやスズメダイが乱舞しています。

少し珍しくなったテングカワハギも見る事が出来ます。

天気が回復し、太陽に恵まれ生き物にも恵まれとても楽しいダイビングが出来た1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 27日(火)

 瀬底島 3ダイブ!

   
  ハナイカの模様に夢中になっていました。


 この辺りでは珍しいゴマチョウチョウウオです。



 瀬底島は、入り組んで面白いのです。

 雨のち晴        気温22度       水温 22度     透明度 30m

 朝は雨でしたが、陽が登るにつれ太陽が出て、風も収まり絶好のダイビング日和となりました。

瀬底島の外海に出ても波もなく、湖の様に静かで最高のコンディションです。

ボートがポイントに着くと、20メートル下の海底がボートの上から見えています。

とてもわくわくしてきます。

この場所に来ると最近はハナイカ探しに夢中になります。

そして今日こそは絶対と思い、よーく探していると「見つけました!」とてもドキドキします。

見つけた時は、石の様な色でしたが、少し近づくと威嚇の表情なのでしょうか?シャボン玉のように体色を忙しく変えていました。
驚きはそれだけではありませんでした。

ハナイカに夢中になって、やっと何とか写真が撮れてホッとして振り向くと、マダラトビエイが優雅に泳いでいました。

カメラは、ハナイカ用のマクロモードになっていた事も忘れ、シャッターを切っている時に気が付き、「あたふた」とはこういう時の為にある言葉だと身をもって知りました。
そして、更に珍しい事に今日は、ゴマチョウチョウウオを見つけました。

本部近辺でゴマチョウチョウウオを見るのは私はとても珍しい事なのです。

大体のチョウチョウウオは見たような気がしたので、「あれ? これなんだっけ?」と、一瞬考えさせられるチョウチョウウオが見つかるととても嬉しくなります。

ホンソメワケベラにクリーニングしてもらっていて、ゆっくり観察する事が出来ました。

また、瀬底島は入り組んだり地形の変化が多く、色々な生き物の隠れ場としては、最高の場所なのです。

そして、3ダイブ目はカマスの群れを見に行きました。

相当数のカマスが群れていて、その数の多さには圧巻です。

有難い事にこのカマスたちはダイバーを見てもあまり逃げないのです。

あまりカマスを刺激しないように私たちもリラックスしているとカマスに囲まれる事もしばし
ばあります。

そっと静かに群れに近づけば1mよりも近づく事が出来ます。

カマスの目の動きまではっきりわかります。

カマスと一緒に泳いでいると時間の経つのを忘れてしまいそうなります。

太陽の日差しも海の中に届き、とても気持ちの良いダイビングが出来た1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 26日(月)

 やっと天気が回復し、1週間ぶりのダイビングでした!

 ホウセキキントキが、沢山いました。


 曇・晴        気温18度       水温 22度     透明度 20m

 12/23から12/25に掛けて大荒れの天気となり、瀬底大橋から見た海は大荒れでした。

無理せず「中止」とさせて頂き、市川様はじめ大変ご迷惑をお掛けしました。

そして、12/19から一週間経った今日の12/26は、風もかなり静まり太陽も出てきて、良いダイビング日和になってきました。
まだ外海は波が残っているので今日も無理せず瀬底島と本部半島間の内海でダイビングを楽しみました。

流れもなく、昨日までの荒天の割には、海は意外と綺麗でゲスト様にも喜んで頂けました。

 ホウセキキントキがあちこちに群れを作って泳いでいました。
2ダイブ目は、ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウも普段通り見る事が出来とても安心しました。 

また、ニシキアナゴも有難味が無いほどあちこちに沢山顔を出していました。
ただ、神経質なので近寄るには、結構神経を使います。

レギの排気音をなるべく静かに
、金魚鉢の空気ポンプから泡が静かに「ポコポコ。」と出る様な感じで、そっと排気して近づいていきました。

ここでも、ニシキアナゴの手前にヤシャハゼがいて、気が散ってしまいます。

さらにその向こうにチンアナゴまでいてどんどん欲が出てきてしまいます。
 「出来れば、ヤシャハゼもニシキアナゴもチンアナゴも全部まとめて写真に撮りたいなあ!」と言う事です。

「二兎追うもの一兎も得ず。」のことわざ通り、欲張ると何も撮れなくなります。

それでも、何とかチンアナゴとニシキアナゴのツーシヨットを撮れたので、まずまずの気分になりました。

明日はさらに、海は静かになりそうです。

穏やかな年末になりそうでホッとした1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!
 2011年 12月 21日(水)

 沖縄県「美ら海構築促進事業」第3回ワーキンググループ会合!

  午後からは、検討委員会が開催されました。  晴       気温24度      

今日は、とても天気が良く気温も24度で海も穏やかな予報です。

こんな日に限って海の仕事ではなく机の仕事となりました。

それも那覇市で沖縄県が推進している「ちゅら海構築促進事業」の会合が有ります。

平成19年の沖縄でダイビングを楽しんだダイバー数は概ね48万人と言う数字が出ています。


ダイビングに来らる方は、大体2日間ダイビングする方が多いので、48万人×2日間となると、約100万人近くの人がダイビングを楽しんでいるようです。

沖縄県は、せっかく沖縄までダイビングを楽しみに来てくれるのなら、思いっきりダイビングを楽しんでもらおうと、事故防止の安全対策等の実施や啓蒙活動に力を入れています。

その一環としてダイビングの事故防止や安全対策の強化を図る
沖縄県「美ら海構築促進事業」第3回目のワーキンググループ会合が、那覇市の男女共同参画センター「てぃるる」で開催されました。

県や離島を含めた県内各地のダイビング協会の代表が一堂に会し、ダイビングの事故防止や産業振興、安全対策の啓発事業や業者間のITネットワークの構築方法などについて話し合いがもたれました。

県に寄せられたダイバーからのクレームでは、「不当なキャンセル料を請求された。」とか「ダイビング中の安全管理が極めてずさん。(無資格ガイドだったケース)」等が多いようです。

インターネットが主流となり、店舗を持たないバーチャルダイビングショップが横行して、ホームページが立派だから予約をして被害にう遭う方が多いとのことです。

この取り組みの中では、「ゲスト様にまじめなダイビング業者を紹介出来るようにするには。」など、色々な事が話し合われました。

ゲスト様も以下の様に点に注意して下さい。

①ホームページにインストラクターの紹介が無い。(PADIやNAUI等の指導団体名やインストラクター番号の記載が無い)
※ショップスタッフがPADIインストラクターの場合は、このPADIの
サイトを開けてインストラクターのイニシャルとインストラクター番号を記入するとそのインストラクターが現役のインストラクターが失効したインストラクターか或いは、無資格者かが分かります。(私のインストラクター番号は800690です。イニシャルは 姓はSで名はMです。試してみてください。)

②ホームページに店舗の住所が無い。

③ダイビングに掛かる総額を確認する。

④帰る日(飛行機に乗る日)に、ダイビングを勧めるショップ(体験ダイビングを含みます。)
 ※安全よりも利益追求型のショップです。

以上の様な事にご注意頂くだけでも、楽しくダイビングをする事が出来ると思います。

午前9時30分から始まった「ちゅら海構築促進事業 第3回ワーキンググループ会合」も午後2時にら終わりました。

午後2時30分からは、更に海上保安署の方やダイビングに関係ある医師の方などの、有識者の方々が集まり検討委員会が開催されました。

これからも沖縄に来て頂ける皆様に楽しんで頂けるよう、頑張って行きたいと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 19日(月)

 瀬底の海は水族館の様です!

  水納島のこの透明度は、とても気持ち良いです。




  ライトの明りを避けようとするハタンポの群れ




 全く動きませんでした! まるで水族館の様です!
 晴        気温22度       水温 23度     透明度 30m

 今日は晴天でとても気持ちの良い日となりました。

気温も22度と言う予報ですが、実際は気温はもっと高そうに感じます。

波も落ち着いてきたので今日は水納島に行ってきました。

抜群に透き通った海で、海底をパノラマのように見渡す事が出来ます。

ここは、サンゴのとても多い場所で一面サンゴだらけです。

そしてウミウサギやカクレクマノミがいたり、スズメダイ等も乱舞していました。

ウミウサギはウミキノコを一所懸命食べていました。
2本目の瀬底島では、エントリーしてアンカーロープ沿いに潜って行くと、何か大きな物が沖合で行ったり来たりしていました。

何か分からないのがかえってドキドキしました。

やがて私の方に寄って来ると1m以上ある大きなイソマグロでした。

その大きさは雄姿と言う言葉がぴったりでした。
 洞窟に入ると、ハタンポが沢山群れています。

ライトを当てると光がハタンポに反射してキラキラ光りとてもきれいです。

私の行方を妨げるほど沢山いました。
そして上を見上げるとイセエビが長い触角を何かを探るように動かしていました。

 この洞窟の中には、いつもコクハンハタがいます。

ライトの光で直射せず、壁に当てた反射光で見るようにすると、かなり近くに寄る事が出来ます。

クレパスや洞窟の中は、比較的水の動きが
少ない為、底に堆積物が沈殿していますが、中性浮力をしっかり取って無駄にフィンキックをしなければ海底の堆積物を巻き上げる事が少ないので、良い写真が撮れます。

アカマツカサは全く微動だにせずじっとしているのです。

ただ面白いのは、じっとしていながらも時々横目でこちらを見ているのがわかるのです。

間違いなく私たちが気になっているのだけれど、じっとしているアカマツカサは相当根性が据わっているように思えます。

瀬底島に来る度、まるで水族館の中にいるように思える1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 17日(土)

  本部の海は、ダイバーの味方です!

 島のこの透明度は、とても気持ち良いです。



 水中富士のコブハマサンゴ!

     
    クロスズメダイの子供はきれいです!
  晴        気温19度       水温 23度     透明度 20m

 今日は、風が強く波も比較的高い予報です。

そんな荒れ模様の日でも、本部の海はダイビングが出来るのでダイバーにとってはとても有難い場所なのです。

沖合から、ビーチを見ると那覇や北谷そして恩納村などから来たダイビングショップの車で賑わっています。

北寄りの風が強いと、北谷や恩納村でのダイビングは海が荒れてしまうのです。
本部もダイビングのメッカと言う事がとても良くわかります。

ただ潜れるというのでなく、透明度も写真でも分かるようにとても良いので嬉しくなります。


そして、サンゴもとても多く、これからのシーズンはコブシメの産卵を見かける見事が出来ます。

 又、近くに塩川と言う場所があり、塩水の川が流れている国の天然記念物の川が有ります。

塩水の川は世界に2か所しかないそうで、一つは南米にあり、残る一つがこの本部の塩川だそうです。

その塩川の沖には、直径5~6mくらいの大きなコブハマサンゴが有ります。

富士山の様な綺麗な形をしています。

この大きさになるまで300年以上掛かるそうです。

 サンゴの上を色々なスズメダイが乱舞していました。

 グルクンも沢山通り過ぎて行き、カメが根の上で休んでいました。

 私はクロスズメダイの幼魚がとても色合いがきれいなので、大好きなのです。
成魚になると真っ黒になってしまいますが、幼魚は本当に綺麗です。

荒天の予報でしたが、無理する事もなく安全にダイビングを楽しむ事が出来、本部の海は本当に有難いと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 14日(水)

  一般の方にも心肺蘇生法が実施しやすくなりました!

  OMSB主催のマリンレジャースタッフ講習会




   2010年の新ガイドラインの紹介です。




 地元警察署の忘年会が有りました。


  曇・雨        気温19度      

本部町の隣の名護市にはオリオンビール工場が有ります。

その名護市で12/12にOMSB沖縄県マリンレジャー・セーフティー・ビューロー)主催のマリンスタッフ講習会が有りましたが、都合がつかず出席できませんでした。

そして今日60キロ離れた読谷村文化ホールで、沖縄中部地区で同じマリンスタッフ講習会があったので出席してきました。

今日のテーマは、以下の項目でした。
①沖縄県の水難事故発生の現状と対策。
②国際マングローブ生態系協会の講話
③気象・海象の基礎知識及び地震と津波について
④一時救命措置(心肺蘇生・AEDの使用等)
の4項目です。

OMSB(沖縄県マリンレジャーセーフティービューロー)は、「沖縄の海を守りたい。」と言う理念に基づいて、設立された財団法人で、沖縄県マリンレジャーセーフティービューローと言い、その頭文字をとってOMSBとなって"おむすび"と呼ばれています。

約50名のダイビングやマリンのインストラクターが集まりました。

毎年この時期に講習会が有りますが、今回は心肺蘇生法のガイドラインの変更が有り、その紹介を日本赤十字の方から指導がありました。

大きな変更点は、「インストラクターの様に定期的にトレーニングを積めない人でも実施しやすくする。」と言う事の様で、確かに以前の様に複雑の手順が省かれて、「次に何をすればいいのか?」と以前の様に色々と考えなくても済むようになりました。

またAEDの使い方なども定期的にトレーニングを積む事は、実際の現場での対応を素早くしてくれます。

気象の講義では、実際に沖縄気象台の予報官の方が来られ、天気図の説明や等圧線の幅によって、風速がどの程度の強さになるかなどの、興味深い話が有りました。

会場には、夏にシードアーに来ていた「玉ちゃん」もいて、真剣に話を聞いていました。

シードアーのある本部では、顔を合わす事のないとても古い友人のインストラクターとも出会え、相手の方も、「関さん! 元気でやっているんだアー!」と声を掛けてくれ、親交を深める事も出来ました。

午後6時近くに約5時間の講習会が終わりました。

その後は急いで本部(モトブ)に戻りました。

夜は、本部警察署の忘年会です。
私たち、本部町水難事故防止推進協議会のメンバーも出席しました。

本部署の中で地域課が、巡視艇「しゅれい」の艇長もいて、お互い色々と情報交換をしており私たちが一番関わりが有る課です。

夜9時に、忘年会も終わりました。

今日は水難事故防止にかかわる色々な会合に出席し、「来年も事故防止に頑張ろう。」と誓った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

●OMSBとシードアー
シードアーはOMSBの優良事業所に指定。
関口は、2005年からOMSBのシュノーケリング名誉ディレクターとして、任命されています。

 2011年 12月 12日(月)

  グルクンだらけでした!

      
   小さいですアオギハゼはとてもきれいです。









 すぐ隠れてしまいました。
  曇・雨        気温19度       水温 24度   透明度 25~30m

 今日の予報は、荒れ模様の予報で風速15mとなっていましたが、全く風が強く吹いていません。

とても静かで、朝までぐっすり眠る事が出来ました。

風速15mも風が吹くと大体風の音で目が覚めて、波の音がシードアーまで聞こえてくるのです。

そして、予報では波高4mと言う予報なのですが、波もほとんどなく、久しぶりに瀬底島の西側に行きました。

 ここはクレパスが沢山あり窪みにはアオギハゼが、います。

暗がりにいるので色はよくわからないですが、ライトを当てるととてもきれいな色をしています。
 ヘコアユの様にいつも逆立ちしている魚がいると思えば、アオギハゼの様にいつも直立不動の魚もいて、とても面白いです。

私は見れなかったのですが、別のゲスト様は「洞窟の中に大きなイセエビがたくさんいましたよ。」と教えてくれました。

カスミアジとヒメジが仲良く聞くっついて泳いでいました。
 どっちが、餌を見つけると急いでおこぼれを貰おうとしている様にも見えます。

雨雲が垂れこみあいにくの天気ですが、私たちの30m前を泳いでいる別のチームは、はっきりと見る事が出来ます。

天気が悪いとそれだけで透明度が悪い様な気がしますが、やはり沖縄の海はきれいなのです。

水面にはキビナゴが群れてダツが後を追っていました。
別のポイントに行くと、グルクンだらけでした。

 岩場の窪みにも沢山のグルクンが集まっていました。

ホンソメワケベラに体のクリーニングをしてもらう順番を待っていました。
  

口を大きく開けて、「はやく口の中を掃除して下さいよ!」
と、催促しているグルクンもいました。
「水温が下がると魚も少なくなるよ!」と、海人が言いますが、この場所は例外の様でいつも魚が沢山、群れています。

水族館に行ってもこれだけのグルクンの群れ見る事はできません。

水面近くを見ると、まるで天の川の様にグルクンが群れているのです。

天気予報では、「今日のダイビングは中止かなー?」と思っていましたが、3ダイブも楽しめゲスト様も喜ばれた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 11日(日)

  ダイビングに雨空は関係ありませんでした!

    
 いよいよダイビングが始まります。











 とっても楽しんで頂けました。
  曇・雨        気温19度       水温 24度   透明度 15~20m

 今日は、埼玉からゲスト様が来られました。

シードアーの体験ダイビングが丁寧だと聞かれて来られたそうです。

とても嬉しく思いますが、その言葉を聞いて「一所懸命しなければ!」などとは思わず、普段通りの体験ダイビングに、ご参加頂きました。

 シードアーの体験ダイビングは、まずショップで学科を30分ほど受けて頂きますが、その学科中も陽気なお2人から笑い声が響きます。

 ご参加頂いたゲスト様の緊張をほぐそうと思ってギャグなどを話す時も有ります。

ゲスト様に、かなり笑って頂けると、ゲスト様の緊張をほぐすはずなのに私の緊張がほぐれるという有り様でした。


学科のミニテストが終わり、いよいよ海に行きます。

ウェットスーツに着替えて海に着くと、ゴリラチョップには沢山のダイビングショップの車が止まって行くました。

車を止める所が空いていなかったのですが、他のショップ様にご協力頂き車1台を止めるスペースを作って頂けました。

本当に有難かったです

  さて、いよいよ海に入って練習が始まります。

しかしあいにくの雨模様です。

気持ちが少し下がるかなと思ったのですが、海はとても静かで凄くきれいなのです。

透き通っていてまるでガラスの様です。
「こんなに気持ちの良い海に入れるなんて!」と、気持ちの切り替わりがとても速かったです。

やはりきれいな海はとても有難いです。

さて、いよいよ海に入って練習が始まります。

マスクの中に水が溜まった場合の水を抜く練習や、BCDと言う浮力調整器具の簡単な使い方、そして、レギュレーターと言う呼吸器が万一水中で外れてしまった場合の捜し方など、色々練習しました。

練習も終わりいよいよ、ダイビングの開始です。
ゲスト様のログデータ

潜水地   ゴリラチョップ
開始時間 10時05分      
終了時間 10時55分
遊泳時間  50分(練習時間を除く)
最大水深  8.1メートル 
透明度   15~20メートル
 

見た生物】
ロクセンスズメダイ・オグロトラギス・アオヤガラ・ハマクマノミ・クマノミ・ヤマブキベラ・オジサン
ミツバモチノウオ・クロスズメダイ・モンツキアカヒメジ・パイプウニ・ヨメヒメジな


パイプウニのユニークな動きに目をひかれたり、目の前がロクセンスズメダイで一杯になったり、、可愛いクマノミに合えたり、50分間のダイビングを思いっきり楽しんで頂けた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


●午後からは、ボランティアで瀬底島のお年寄りの家に行きました。

 1人暮しのお年寄りも多く、庭の木の手入れなどが出来ない方もおられ、その様な方々の家に行き、草刈りや木の剪定等をしました。

 十人ぐらい島の人が集まったので、あっという間に草刈りや木の剪定も終わり、お年寄りに喜んで頂けました。

「困っているお年寄りの手伝いを皆でする。」と言うとても良い習慣がこの瀬底島にはあります。

本当に良い島に住んで良かったと思いました。


その後、皆で集まりバーベキューをして、夜が更けて行きました。

 2011年 12月 10日(土)

 ポテトのコブハマサンゴは、年代物です!


 ポテトの水中富士です。



 もうすぐコブシメの産卵の時期になります。

   曇・雨       気温 21度     水温 24度    透明度  15m

今日は昨日よりも幾分風が収まりました。

昨日は全く出航出来ませんでしたが、今日は大丈夫です。

本部には、世界に2か所しかない天然記念物の「塩川」と言う塩水の川が流れています。

もう1個所は南米に有るそうですが、その塩川の沖に「ポテト」と呼んでいるダイビングポイントが有ります。

ここには、とても大きなコブハマサンゴが有り、富士山の様な綺麗な形をしています。

直径5~6mくらい有りますが、このサンゴの年間の成長速度は5mm~1cmだそうです。

はるか昔から、このサンゴは生きているようです。

また、この場所はユビエダハマサンゴが見事に群生しています。

根の周りはサンゴが埋め尽くされています。

キホシスズメダイやクラカオスズメダイ等色々なスズメダイがたくさん生息しています。

そして、この場所は年が明けるとコブシメ達の産卵で忙しくなる場所です。

今日は、小さいコブシメがいました。

産卵時期になると雄同士が雌を巡って、激しいバトルを繰り広げますが、ほとんど体の大きい雄のコブシメが雌と結ばれるようです。
 その後、トウアカクマノミを見に行きました。

多少流れは有りましたが、トウアカクマノミだけでなく、今日もカマスが沢山群れていました。

やはり私たちが気になるのか、横目でこっちを見ているように思えます。

しかし近付いても急いで逃げる様子もなく、全くマイペースで泳いでいる感じです。


大人しくしていると私たちの万前でも平気で近寄ってきます。

時々カマスに囲まれたり、カマスに夢中になった1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 9日(金)

 ゲストの安全を守るには、まず自分の健康から!


 今日は、風がとても強くなりました。



 年末の検診でも、「就業可」を頂けました。

   曇・雨       気温 21度      

今日は、とても寒い日となりました。

九州では雪も降る予報なので、まあ少し寒くても当然かもしれません。

今日は、潜水作業者用の高気圧業務健康診断の日でした。

皆さまもダイビングを申し込みされる時に、ダイビングの病歴診断書を記入されると思います。

 私たちインストラクターも、住民健診などの健康診断のほかに年に2度、ダイバー検診高気圧健康診断)が義務付けられています。

 そして、病歴書に該当する病歴や不安の有る病歴などが有ると医師の診断を受けておられるように、私たちも年に2回、潜水作業者用の高気圧業務健康診断を受ける事が義務付けられております。


本部地域では、名護の北部医師会病院の成人病検診センターで受診出来ます。

北部医師会病院は減圧症の治療も出来る再圧チャンバーや、資金不足で運航が難しくなっている北部の僻地医療には欠かせないドクターヘリが有ります。

 潜水時の障害にも詳しい医師の方も常駐されていて、私達ダイバーには欠かせない大切な病院です。

 さて、高気圧業務健康診断では、自覚症状や他覚症状などの問診が有り、骨や関節の運動機能、そして聴覚や循環器系の検査、そしてまた呼吸器系などの検査が有ります。

 それぞれの結果を総合的に判断して潜水業務に就く事に対して「医師の意見」と言う欄が有り、「就業可」と、判断されると潜水業務に就けるという訳です。


皆さんをガイドする人たちが健康でなければ皆さんがとても危険ですよね。
皆様を安全にガイドさせて頂く為にも、私たちも健康管理がとても重要です。

関口はBMIは23でメタボと言う診断は何とかセーフで、今回も医師の総合判定は「就業可」でした。

血圧も121/87という数値で医師の方からは、「上等です。」と言われました。

皆さんも、ガイドの人たちの体調を考えてみるのも良い事だと思います。

特に最近は、中高年の方の原因不明のダイビング事故が増えてきており、高血圧が原因しているなど、色々と考えられています。

中高年インストラクターも、例外では有りません。

もしも、ガイド中のスタッフが体調不良を起こしたら、一番困るのは皆様ですよね。

ですから、インストラクターもしっかりした体調管理をしています。

今日は空いていたので約1時間で終了しましたが、皆さんの安全を守る為にも、まずは自分の健康管理をと思った1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 8日(木)

 天候が一気に変わった日!


 










   曇→雨       気温 25度       水温 24度     透明度 15~20m

 今日の予報では、前線が通過します。

本部あたりは、ちょうど午前9時と言うボートの出航時間に重なっています。

少し早めに、港に行きダイビングの準備を皆で済まし、前線の通過を待ちました。

午前9時頃になる伊江島方面に真っ黒にな雲が出現し雨のせいか、霞んで見えない状態になっています。

そして間もなく、激しい雨が降り出し回りが何も見えなくなるほどになりましたが、港の中なので全く心配要りません。


 わずか20分くらいの間に激しい雨が降ったかと思うと急に風が強くなり、南風から北風に変わった瞬間を体験されたゲスト様は、自然を体で感じた様でとてもびっくりされていました。

さて、その様に訳で、1ダイブ目はこんな天気でも穏やかにダイビングが出来る瀬底島に行きました。

 昨日、この場所から500mも離れていない場所で、大量の不発弾処理が有ったので、海

の中がどうなっているのか少し気がかりでした。

しかし海の中は、普段通りだったのでとても安心しました。
 
水中爆破による水中での衝撃は相当凄いと思うのですが、「トウアカクマノミ達はこんな近くにいてどうして大丈夫なのかなー?」と不思議でなりません。

カマスは普段よりも数が増えている様な気がしました。
 次に多少波が有ったのですが、パンプキンに行くとニシキアナゴがそこらじゅうに顔を出していました。

曇り空など天気が悪い時は、沢山顔を出しています。

ニシキアナゴを撮る為に潜ったのですが、周りにはヒレナガネジリンボウもヤシャハゼも有難味が無いほどいました。
結局今日は、予報が見事に的中しましたが、ゲスト様にとっては、南風から北風に変わる瞬間を体験できたことがとても感動されているようでした。

天気が急変しましたが、きちんと予測していたので、全く不安なくダイビングが出来てゲスト様に感謝された1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 7日(水)

  ゲスト様に、カメやイソマグロを教えて頂きました!


 神奈川県から来られたゲスト様!



















慌てて撮ったのでぼけてますが、お願いだから、後ろを通らないで!
   晴       気温 25度       水温 24度     透明度 30m以上

本部あたりでは、午前6時40分頃が日の出ですが、今日は晴れているせいで日の出前から空が明るくなり、気持ち良く起きる事が出来ました。

シードアーから外を見ると水納島も輝いて見えます。

久しぶりの晴天となりました。

今日は、本部と瀬底島の間の水域で不発弾処理が有り、5インチ砲弾2発・4インチ砲弾1発・81mm迫撃砲弾4発・155ミリ砲弾1発・12.7ミり機銃弾240発が、水中爆破処理されます。

そんな事も有り、今日はより安全を配慮し水納島に来ました。

水納島も抜群の透明度で、海底が真っ白な砂地なのでより一層綺透き通ってに見えます。
 錨からボートまでロープの長さが20m有ります。

今いる錨の場所からボートまでがはっきり見えているので20mは見えている事になります。

そしてシードアー号は、全長15m有りますが、錨の場所からボートまでの20mそして更に15m後ろのボートの後方の水面までもはっきり見えています。

メジャーを持って測定するときっと40m位

 の透明度が有りそうです。

そんな透明な海の中を泳ぐ気分は海の中を泳
ぐ、と言うより空を飛んでいるような気分になります。

何しろ透明で水が見えない訳ですから、当然と言えば当然ですね。

ゲスト様に生き物を紹介しようとボードに生き物の名前を書いてゲスト様にお見せしたら、ゲスト様の視線は私でなく、私の後ろをじっと見ています。

 そして指をさしていました。

何と私のすぐ後ろを1m位の大きなイソマグロがそれもゆったりと泳いでいました。

慌てて、写真を撮ったのですが当然ぼけてしまいました。

写真の上に映っているのは私のゲージです。

どうしてゲージが上に映っているのか、どんな恰好で写真を撮ったのか私も覚えていませんが、どれだけ私が慌てていたか十分伝わると思います。

次にクジラ岩と言う場所に行きました。

一面のサンゴは見るだけでとても感動します。

サンゴ同士の激しい戦いの様子等も見る事が出来ます。
  大きな根が沖に向かって幾つも並んでいます。

 その根の周りにキホシスズメダイが群れをなして泳いでいます。

 何十匹もの群れが一斉に向きを変えたりまるでシンクロナイズト゜スイミングの様で思わず見とれてしまいました。
 ボードに「キホシスズメダイです。」と書いてゲスト様に紹介しようと振り向くと、ゲスト様の視線は又私を通り越し上の方を向いています。

そして、又、指をさしていました。

その方向を見ると「ウミガメ」が又もゆったりと気持ちよさそうに泳いでいました。

今日は、ゲスト様にイソマグロやウミガメを教えて頂き、ゲスト様にお礼を言った1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 6日(火)

  大きいのと小さいのと色々いました!


 今日も湖の様に穏やかです。



   4匹のイソマグロが行ったり来たり!
   曇       気温 22度       水温 24度     透明度 30m

 今日は、曇ですが瀬底島の海はさらに昨日よりも静かになりました。

雨の予報ですが、早朝に雨が上がってから、何とか雨が降らずにいます。

薄曇りで湖の様に静かだと、まるでネス湖の様で「ネッシーでも現れるのでは!」と思うほど静まりかえっています。
 さて、今日はゲスト様がハナイカを見つけられの私も写真を撮らして頂いたのですが、ちょこちょこ動きまわり、全くピントが合わず苦戦の結果、ブログに載せるには耐えられない写真の為、却下となってしまいました。

 是非、次回はきちんとした写真をお見せしたいと思います。

その代わりと言っては何ですがミナミハコフグは、とても可愛かったです。
 シャボン玉の様な動きで行ったり来たりして、憶病なんだけれどダイバーが気になるのか少し近づいてみたり、と言う様に行ったり来たりしていました。

 そして、しばらくするとイソマグロの群れに後ろから追い越されました。

あっという間の出来事だったので、カメラを構える時間もなくすぐに諦めてしまいました。

しかし、イソマグロもミナミハコフグ同様に行ったり来たりしています。

又戻ってきたのです。

1m位の大きさのイソマグロが先頭で後ろに4匹ほど連れてしました。
  そして、イソマグロが下の方に行ってしまったので、目でイソマグロを追っていくと今度はそこにナポレオンの子供がいました。

 少し距離が有りましたが、追いかけたりはしません。

 こちらに来るのを待っていたのですが、結局こちらには来ませんでした。

最近、瀬底島でこのナポレオンの幼魚が頻繁に見れます。
 幼魚と言っても、ナポレオンなので体の大きさは、その辺のブダイとは、けた違いに大きく貫禄が有ります。

イソマグロを目で追ってナポレオンなんて、とてもラッキーな事でやがてこのナポレオンが大きくなってくれるのがとても楽しみな1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 5日(月)

  青い空と透き通った海でダイビングが楽しめました!


スカシテンジクダイにハナミノカサゴやヘラヤガラが!












   
     洞窟に行ってきました。
  晴 のち 曇       気温 22度       水温 24度   透明度 30m

 今日は、昨日よりも天気が良くなり22度という予報が違っているのではと思うほどです。

日差しも強く、サングラスが無いと目が痛い感じがします。

それほど良い天気に恵まれた今日のゲスト様は、福島県から来られました。

天気が良いので、ボートの上もとても気持ちいいです。

瀬底島の西側に今日は行きました。

北東の風の時は、ここはべた凪になります。

湖の様に静かな海に入りダイビングを続けて行くと、スカシテンジクダイの群れにハナミノカサゴが大挙して押し寄せていました。


動きの鈍そうなヘラヤガラも、「ハナミノカサゴには負けない!」とやはりスカシテンジクダイを狙っていました。

水温が24度になってきましたが、スカシテンジクダイは相変わらず数えきれないほど群れています。
少し移動すると、クレパスの壁の窪みにイセエビが私たちの様子を伺っていました。

まだ小さい子供の様ですが、それでも左右の触角から触角まで80センチほど有りました。

窪みをずっと見て行くとホウセキキントキが窪みにすっぽりてと、はまるようにじっとしています。

微動だにせずまるでレプリカを見ているようでした。
別のトンネルのある場所では、アカマツカサが数十匹もじっと浮いています。

この風景はどこがでみた事が有ると思うと、水族館の中で見た光景ととても似ています。

ツマグロハタンポは、洞窟の中でライトを避けるを様に右往左往しています。
 ガレ場も多いこの場所では、小石をそっとめくると、キンチャクガニに出会ったり色々な生き物に出会います。

今日は、ツマジロオコゼがいました。

モヒカン頭の様な立派な背ビレをピンと立てタ姿はとてもユニークです。

この種の魚は泳ぐのが苦手なようで、一所懸命手の様な胸鰭を使って石の下に入り込んでいきました
 幾つもあるクレパスを通り抜け、水面を見上げるとキビナゴが沢山群れています。

そしてそのキビナゴに狙いを定めるかのようにダツが、水面を徘徊していました。

水深20mからもシードアー号がはっきり見え、とてもきれいな海が楽しめた1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 4日(日)

  ダイビングインストラクターをして、本当に良かった。と思った1日!


 いよいよダイビングが始まります。



















 何と50分も潜っていました。











 私のログに嬉しいコメントを頂きました。

  晴        気温 22度       水温 24度   透明度 15m

 今日はとても天気が良くなりました。

日差しが眩しくダイビングにはもってこいです。

そして今日は体験ダイビングのゲスト様が来られました。

シードアーでは当たり前の事なのですが、「体験ダイビングで学科が有るなんて!」と少し驚かれたようです。

学科と言っても、難しい事を勉強するのではなく、水中に入ると会話が出来なくなるので手信号を10種類ほど覚えたり、水圧と体の関係を勉強したり、上手なダイビングの仕方やダイビング器材についての勉強で約30分ほどの学科です。

ゲスト様は今まで数回体験ダイビングを経験されていますが、「こんなに丁寧に教えてもらったのは初めてです。」と言われ私がびっくりしました。
  学科の時に、上手なマスクの水抜きの方法や、レギュレーターという呼吸器の見つけ方、上手な呼吸法やBCDの使い方を勉強しているので、海での練習もとても上手にマスターされました。

「今まで体験ダイビングでこんな練習はした事が無かった。色々勉強出来てとても嬉しかった。」と言って下さいました。
特に奥様は、「今回の体験ダイビングは、自分で潜ったという実感が有ってとても楽しかったです。」と言ってくださいました。

ダイビングインストラクターをして、もう27年目になりますが、やはりゲスト様が満足して頂けて、このような言葉を聞くと、「本当にインストラクターをしていて本当に良かった。」とつくづく思ってしまいます。

たかが、体験ダイビングと思う方も多いようですが私にとっては、体験ダイビングはダイビングの入り口「シードアー」なのです。

ダイビングの入り口の体験ダイビングでつまらない思いをしたら、「もうダイビングはしたくない。」と思ってしまうと思います。

ですから体験ダイビングは私にとってはとても大事なダイビングなのです。

その大事なダイビングで満足して頂けるととても嬉しくなります。


ゲスト様のログデータ
潜水地   ゴリラチョップ
開始時間 15時15分      
終了時間 16時05分
遊泳時間 50分(練習時間を除く)
最大水深 8.4メートル 
透明度   15メートル
 


 見た生物】
ロクセンスズメダイ・オヤピッチャ・オグロトラギス・ヘラヤガラ・ハマクマノミ・クマノミ
ヤマブキベラ・クギベラ・アオヤガラ
クロスズメダイ・モンツキアカヒメジ

体験ダイビングでもシードアーの場合は、ダイビング終了後ログブックを付けて頂きます。

今日見た魚を図鑑で調べたり、ダイビングで気になった事をお聞きしたり、色々とお話をしているとあっという間に時間が経ってしまいました。

犬が大好きなゲスト様は、すぐに愛犬のマグと遊んでいました。

そしてまた、「こんなに丁寧な体験ダイビングは初めてです。」と言われて本当にうれしくなりました。

ご主人様は、ダイビング中ずっと奥様の事を見守っておられ、とても優しく素敵なご夫妻でした。

お別れした後、私のログブックを見るとゲスト様からとても嬉しいコメントを頂いておりました。

又ゲスト様といつかお会いできる日が楽しみになった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2011年 12月 3日(土)

  やっぱりダイビングが出来ると嬉しいです!


 少し遠かったですが、ラッキーでした。






パンプキンと呼んでいるコモンシコロサンゴ!











 クマノミのあくびを見ていたら自分まで!


  曇        気温 22度       水温 24度   透明度 10~15m

 11/27に潜ったのが最後で、11/28は、座学で1日終わってしまい、11/29~12/1まで、高校生たちのCカード取得コースに参加させて頂いたのですが、ずっーーと本部席でシーサーの様に座っているだけだったので、今日が6日ぶりに潜れる日となりました。

ただ、今日の予報は、風がとても強くなり波の高い予報となっていました。

そんな予報の日はいつも風の音で目が覚めるのですが、今日は熟睡でした。

とりあえず目が覚めた後、海を見に行くと「あれ? とても静かだなあー。」大体海が荒れる天気予報の時は、瀬底大橋の下がとんでもない波が立っているのですが、とっても静かなのです。

「うん、今日は大丈夫だ!出航しよう!」と決めました。

そしてボートを出すと意外や意外、思ってたいたよりもずっーーーと海が静かだったのです。

ゲストの方も、「思ったより静かですねー。安心しました。」と一言。

1本目は、何とボートをポイントに留める為に水中に仕掛けたブイを取りに行くと何と2匹の亀が
いたそうです。

 そして、潜ってみるとラッキーな事に亀がやはりいました。

水深を少し下げると透明度も良くなり、久しぶりのダイビングがとても楽しくなりました。

 ここはパンプキンという場所で、カボチャの様な形をしたコモンシコロサンゴが有る場所です。

直径6~8m有りそうな大きなサンゴなので、専門家の方の話だと年間の成長速度はおおよそ5ミリ~1cmだそうです。

もし年間の成長速度が5ミリなら、直径8メートルだと800年も生きた来て事になります。

そうするとこのサンゴが産まれたのは、鎌倉幕府が出来て少し経ってからという事になります。

「何と言う壮大な生きざま何だろう!」きっと人間の良い所も悪い所も全部このサンゴは見てきたのだろうな、と思うと呆然とこのサンゴの前で立ち尽くす事も多いのです。

樹齢何百年という木も太い幹の中は空洞になっていたり、やはり寿命が有るように生き物であるからにはこのサンゴにも寿命が有るようです。

最近は、激しい気温の変化に対応しづらいのか、或いは年々強くなる台風に耐えるのがきつくなって来たのか、分かりませんが少しずつ痛み始めています。

でも私は、このサンゴが何百年も生きてきているという事実を皆様に見て頂きたいのです。

「何だー! 朽ち果てる前のサンゴかあー!」などと思わないでください。

このサンゴが今も傷つきながらも精いっぱい生きているこの姿は、私は感動してしまうのです。

何百年という到底人間には生きる事の出来ない歴史を刻んで来たサンゴを見ていると何か教えられる事も有ります。

パンプキンというこの場所は、そんなすごい場所なのです。

その後は、トウアカクマノミを見に行きました。

トウアカクマノミを見ていたら、トウアカクマノミがあくびをしたのです。

あくびなのかわからないですが、でもあくびに見えたのです。

そのクマノミのあくびを見ていたら、何と何とですよー!私まであくびがうつってしまったのです。

以前、愛犬のマグがあくびしているのを見てあくびがうつってしまい周りから「犬並みだね!」と言われたのですが今日は「クマノミ並み」になってしまいました。

まさか自分でも魚のあくびがうつると思ってもいなかったので、とてもショックでした。

皆さんは、魚のあくびがうつる事は有りませんか?

私は、ダイビングして初めて魚にあくびをうつされました。

まあ、とにかく今日は大荒れの天気と言われていたのに意外と静かで、クマノミの気分にもなり、6日ぶりのダイビングを楽しめた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


 2011年 12月 1日(木)

 おめでとうございます。 全72名 全員オープンウォーターダイバーになれました。


 今日も、クロサギが出勤していました!




 
















  講習が終わり、ビーチのゴミ拾いをしました。
    


  曇        気温 23度       水温 25度   透明度 15m

 いよいよ、高校生たちとも今日が最終日です。

72名が20チームに分かれ実施してきたダイビングスクール。

すぐにコツを掴める生徒もいれば、なかなかコツを掴めないで苦労している生徒もいて、インストラクターの表情も一人ひとり異なります。

早いチームは午前8時22分に海に入りました。

一番遅いチーム午前8時40分に海に入りました。

生徒たちの最後のエントリーと思うと何だか胸が熱くなってきます。


今日で3日目ですが、すでに1週間位一緒にいる様な気がしてきます。

それだけ心が通い合っているのです。

ダイビングをしていると2~3日の付き合いでも長い間一緒にいる様な気がしてくるのです。

 ダイビングって本当に心を打ち解けさせてくれると思いました。
最後のダイビングが終わり、講習を終了したダイバーが、次々と海から上がってきます。

ハイテンションの生徒ですが、「終わってしまった!」という気持ちも有るのでしようか。

熱い物を感じます。

そして、一番最後のチームが午前9時50分に海から上がり、全員の講習が終了しました。
  生徒達は、海から上がる時に色んなパフォーマンスを見せてくれましたが、一番驚いたのは海から上がって来たばかりのフル装備で逆立ちをし10秒ほどその姿勢で静止した生徒です。

体育学部の鍛え上げられた生徒たちは、私たちの常識をはるかに超えていました。

講習終了後、ビーチ清掃をして記念写真を撮りいよいよ閉校式です。

私は、陸上班でただシーサーの様に本部席で座っていただけですが、インストラクター代表という大役を任せられ、生徒の皆さんに挨拶をさせて頂きとても光栄に思いました。

この講習の一番のヒーローは、生徒さんと各生徒さんの進捗度に合わせ工夫を凝らしたインストラクターの皆さまでした。

20数名のベテランのインストラクターの方々と一緒に仕事が出来とても嬉しいひと時でした。

既に来年も、またこの時期にこの生徒達の後輩がCカードを取得することが決まっております。

来年で13年目です。

私のダイビング人生の大事な行事の一つにもなってきました。

別れの時は、生徒達一人ひとりがスタッフの前をハイタッチしながらに走って行きました。

如何にも高校生らしく清々しくてとても気持ちの良い別れでした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!


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