シードアーのダイビング日記  2012年 5月 
(ダイビングの話でない時も有りますが、本部とシードアーの最新情報を・・・)

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※グーグルクロムの場合、正しく見れない場合が有ります。

 2012年 5月 31日(金)
 安全に楽しくダイビングをしましょう!

 水納島のチンアナゴは結構近寄れます!


      
      ゴジラの様な顔のカエルアンコウ!


   水難事故が無いように頑張ります!
雨・曇      気温 28度    水温 25度   透明度 30m

今朝は雨が強かったのですが、次第に小雨になり港に着いた頃にはもう雨は止んでいました。

最近、港に泊まっているシードアー号の下にスカシテンジクダイの様な小さな魚の群れが沢山集まっています。

ボートの下が時々、この魚の群れで黒くなっている事が有ります。

さて、出航の準備が出来たので水納島に向かいました。
昨晩、風が多少強かったので波は少し残っていましたが、水納島に着くと良いコンディションです。

ここのチンアナゴは、ダイバーが近付いてもあまり引っ込ません。

根気よく近づけば、かなり近くまで寄る事が出来ます。
水納島は、白い砂がとてもきれいですが、浅場のリーフのサンゴもとてもきれいです。

黄色や青や緑など色々なサンゴがあり、そこにカラフルなチョウチョウウオが群れているので、いろんな色が重なりあいお花畑の様です。

沖の根に行くと、真っ黒なカエルウンコウがいます。

よほど居心地がいいのか2年ほどずっとこの場所にいます。

また、少し距離が有ったのですが、カメも見る事が出来ました。

カメが甲羅をサンゴに擦りつけている事が良くあります。

3ダイブ目は、瀬底島でイセエビを見たり又ハナオコゼを見たり、地形と生き物を楽しめた1日でした。

夕方から、本部警察署で本部地区水難事故防止推進協議会の会合が有りました。

本部警察署長から挨拶が有り、今年の活動計画や現状の報告が有りました。

びっくりしたのは、先月外人さん2人がふざけて瀬底大橋の一番高い所から飛び込んで遊んでいたと言う話でした。

1人は自力で岸まで泳いで行きましたが、もう1人はパニックになっていたそうです。

幸い、すぐ傍を通っていた本部警察署の巡視艇に救助されたそうです。

その他にも、古宇利島では、浮輪に乗っている5才の子供が親がちょっと目を離した瞬間、沖合100mまで流される事が有りました。

ほんのちょっとした油断が事故につながります。

私達もパディーシステム等きちんと守り油断なくダイビングを楽しみましょう。

本部も海開き見も終わり、本格的な海のシーズンを迎えました。

今年も無事故を目標に頑張りたいと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 30日(水)
夏を告げるトウカムリが沢山、トウカムリパラダイス!

  





 スイカくらいの大きなトウカムリが一杯!




ハダカハオコゼも兄弟の様にいつも一緒にいます。
曇      気温 28度    水温 25度   透明度 30m

東の風が強い日となりました。

ですが瀬底島のラビリンスは相変わらず湖の様に静かで、ビギナーの方でも安心してダイビングが楽しめます。
30m程の長いクレパスにはアカマツカサが沢山群れています。

トンネルもあり、中を覗くとイセエビも見れますが、ミナミハタンポが沢山います。

ミナミハタもお腹を上にして泳いでいます。

この場所はカエルアンコウも多く、あちこちで見る事が出来ます。
さて、2ダイブ目は水納島に行きました。

相変わらずとても良い透明度にゲスト様もびっくりされていました。
 最近は透明度もかなり良い状態で落ち着いて来ました。

ハダカハオコゼは、いつも2~3匹見る事が出来ます。

時々赤いイソバナの上に居る事もあり、紅白の色合いがとてもきれいです。
 また、最近はトウカムリ貝の数がとても増えてきました。

スイカほどもある大きな貝です。

海底に居るブンブクと言うウニの仲間を食べています。

砂に潜っていたり、砂地を歩いていたり、とにかくのんびりですがこの貝が増えてくると「夏」を感じます。

暦の上でももうすぐ6月で「夏」です。

ついに待ちに待った時期がやって来たと思った1日でし。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 26日(土)
 抜群の透明度で水が見えない!

     昨日の夕日はこんなに綺麗!








 1センチ程のハナオコゼ?の子!








   
   どれだけ遠くまで見えてるのかなー?
曇      気温 28度    水温 25度   透明度 40m

昨日の夕日があまりにもきれいだったので、アップしてしまいました。

そして、今日の天気予報を見ても良い知らせが続いています。

しかし、午前8時頃になると次第に雲が掛かり始めました。

とうとう我慢できずに空は雨を落とし始めましたが、1本目の瀬底島に潜った時に想像もしていなかった程の抜群の透明度の良さにびっくりしました。
そんな今日のゲスト様は、先週の土曜日もお見えになられたゲスト様です。

とても穏やかで素敵なご夫妻です。

瀬底島までわざわざ那覇から通って頂きに何とお礼を言えば良いのか言葉が出てきません。
さて、 ロープ沿いに潜って行くと、1センチ程の小さなハナオコゼが泳いでいました。

 よーく見て行くと何と3匹も海底に着くまでに、白黒のブチやグレーのハナオコゼ等に出会いました。

 しかし、ロープから離れて泳ぐ1センチ程の小さなハナオコゼにピントを合わせるのは容易ではありませんでした。

洞窟の中では、イセエビがあちこち顔を出して居ました。

そして、2本目のダイビングで水納島に行くと、雨模様の空なのに海の中はさらに透明度が良く、40m先の物まで見えています。

何しろこの場所は、ボートと海底までのロープの長さが25m程あります。

ロープを固定してある海底からボートまでの25mがはっきり見えています。

そしてボートは全長15m有りますが、水面に浮いているボートの後ろの景色まではっきり見えているのです。

「晴れていたらどんな感じだろう?」と思いながら、ダイビングをするのですが、中層を泳ぐと空を飛んでいるような錯覚を起こします。

曇り空なのに驚きでした。
 セジロクマノミを見に行くと、一所懸命卵の世話をしていました。

 でも、よく見ると、卵もほとんど孵化して残っている卵はわずかです。

 残っている卵に「もう巣立ちですよ!」と言っているのでしようか?口で卵に刺激を与えたり、ヒレで仰いだりと一所懸命です。

子供の世話は、ずっと続いていました。
 テングハギがアンカーロープに鯉のぼりの様に、きれいに整列して泳いでいました。

 ここは浅場のサンゴもとてもきれいで、安全停止しながらサンゴを見る事が出来ます。

 しかし、あまりにもサンゴがきれいなので安全停止の3分があっという間に過ぎてしまいます。

楽しいとあっという間に時間が過ぎると言うのは本当だと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 24日(木)
 ダイビングにとても真面目なご夫妻!

      69歳とは思えないご主人様!






   アオヤガラは、何かを狙っていたようです!
晴      気温 27度    水温 25度   透明度 30m

シードアーで3年前にダイバーになられたゲスト様の今年初ダイブです。

ご主人様は、3年前の66歳の時にCカードを取られました。

ずっと以前から海のレジャーを色々とされて来ましたが、ダイビングだけが機会が無かったそうです。

しかし、ダイビングへの思いは薄らぐどころか強まる一方でした。。

 今年69歳と言う事ですが、とっても69歳には見えません。

ダイビングをすること自体が若いですよね。

ダイビングの期間が約半年期間が空いてるので、とても静かな瀬底島でダイビングをしました。

中性浮力等の勘が戻り、2本目は水納島に行きました。
 水納島は海底が真っ白な砂地なので海がとても明るく感じます。

1ダイブ目の瀬底島よりも深く潜っているのですが、明るいせいで浅く感じます。

海底には、自分の泳ぐ影が写り、透明度の良さが分かります。
 港からわずか15分でこんなに綺麗な場所が有るのはとても嬉しい事です。

ヤシャハゼの数も増えてきました。

アオヤガラが何かを狙っている様で、私達が近付いても微動だにしません。

私達の事などどうでもいいのでしょうか。

目の前の、獲物に集中しているようでした。
ゆったりとした流れが有り、チンアナゴは流れてくるプランクトンを狙って皆揃って同じ方角を見ています。

軽快な動きで、プランクトンを見つけては食べていました。

ここのチンアナゴも、度胸が据わっているのか、近づいても引っ込みません。
水面を見上げるとグルクンが群れています。

大きなハマフエフキは私達をチラ見しながら私達と一定の距離を保っています。

8か月ぶりのダイビングでしたが、ブランクを全く感じさせない泳ぎをされていました。

ショップに戻り、ログブックを付けながら、浮力の事やダイビングの質問を受けました。

とにかく、ゲスト様はダイビングが大好きなのでもっと上手になりたいと言うお気持ちも強いのだと思いました。

分からない事や、上手く出来ない事が有れば分かるまでご質問されるゲスト様に、インストラクターとしてとても嬉しくなった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 23日(水)
 夏の様な景色!
      瀬底大橋からの眺め!


       
   トウカムリの見れる季節になりました!
晴      気温 27度   水温 25度  透明度 25m

晴天が続き、とても気持ちの良い朝を毎日迎えています。

今日も瀬底大橋から見た海は、エメラルドグリーンでとてもきれいです。

この島に住んで毎日この風景を見ていても飽きる事が有りません。

まして今日みたいに海も空もきれいだと気持ちがとても弾みます。
 まず初めにゲスト様のリクエストが有り瀬底島でダイビングをしました。

今日は中潮ですが多少流れが有りました。

 相変わらずジョーフィッシュが顔を出しています。

ダイバーに慣れると言いますが、確
かにあまりダイバーを気にしていない様にも思えます。

 海は、瀬底大橋から見た通りとても静かで、湖の様です。
2ダイブ目は、水納島に行きました。

水納島では、決まって白いハダカハオコゼを見る事が出来ます。

赤いイソバナの近くにいるので、とても色合いがきれいです。
少し深場に足を延ばすとトウカムリがいました。

トウカムリを見ると 「いよいよ夏だなあー。」と感じます。

とても大きく、バレーボール程の大きさが有りました。

浅瀬に戻るとグルクンが、大名行列の様にどこまでも続いていました。

海も夏仕様に変わり始めていると思った1日でした

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 21日(月)
  天気に恵まれたダイビングでした!
   1cm程の可愛いカエルアンコウ!


     
  口の大きさはさすがジョーフィッシュ!


胴周りが私の腕回りほどの大きなイセエビでした。
晴      気温 27度   水温 25度  透明度 25m

昨日の予報だと今朝は曇りや雨になっていたので心配しましたが昨日の雨が嘘の様にとても良い天気になりました。

本部では金環日食ではありませんが、部分日食がきれいに見る事が出来ました。

昨日の大雨で濁りが心配されましたがほとんど影響はなく思ったよりもきれいでした。
今日は、瀬底島でのダイビングですがスカシテンジクダイやキンメモドキが数えきれないほど群れている場所が有ります。

 彼らを狙ってヘラヤガラやハナミノカサゴと言った、どう見ても動きの遅い魚達が集まっています。

 「ヘラヤガラに食べられるキンメモドキってどれほど呑気なのかなー!」と
考えさせられてしまいます。

又この場所は良く見て行くととっても可愛いカエルアンコウがいるのです。

藻の陰に隠れているのですが、体の模様も似ているので見つけるのが大変ですが、親指の爪ほどのとても可愛いカエルアンコウです。

ジョーフィッシュは、口を大きく開けていました。

口の大きさを見るとジョーって名前も納得です。
水面近くにはアオリイカがいました。

この足の形は、威嚇の構えでしょうか!

ずーっとこの構えでこっちを見ていました。

さらに上の方に仲間のイカが集まっていました。
クレパスでは、私の腕回りと同じくらい太い胴周りのイセエビがいました。

触角もとても長く70cmくらい有ります。

あちこちにイセエビの目が光っていました。

明日からはしばらく良い天気が続きそうなので、とても楽しみになった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 20日(日)
  本部が大好きなごご夫妻!
 本部は5回目の、本部が大好きなご夫妻!



   
      透明度は30m以上ありました。
雨      気温 26度   水温 25度  透明度 30m

朝から今日のダイビングは「どうしよう?」と考える様な天気でした。

しかし、雨はやがて小雨になりました。

 夜中に雨が沢山降ったので、「海はどうかな?」と心配しましたが、私達の心配をよそに海はとてもきれいで透き通っていました。
流れもなく、穏やかで天気は雨模様でしたが、コンディションはとても良いです。

 海の中は、私は見落としてしまいましたが、カマスが群れをなしていたそうです。

ツバメウオもところどころに居て、目を楽しませてくれます。
 次のポイントでは、グルクンが一斉にこちらに向かって泳いできました。

透明度も抜群で、遠く離れた海底まではっきり見る事が出来ます。
また、ここは600年前後掛かって大きくなったサンゴが有ります。

生き物である以上、寿命が有るからでしようか、大きくなりすぎた為か大きなカボチャの形をしているこのサンゴもあちこち割れています。
しかし、その割れ目を見るとこのサンゴが今まで生きてきた記録を垣間見る事が出来ます。

もしかしたら800年ほど前から育ったのかもしれないこのサンゴの生きてきた記録がサンゴの割れ目を見ると分かるのです。

割れ目を見ながら、この辺りが「鎌倉時代」とかこの辺は「安土桃山」とか想像するとこのサンゴの凄さがひしひしと伝わってきます。

海の生き物を見ていると、色々な事を感じる1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 19日(土)
  水納島は亀さんデー。サンゴの卵が流れていました!
           水納島では、カメさんが3匹も!













     ご両親様と初ダイブ!
晴      気温 27度   水温 25度  透明度 30m

土曜日と言う事もあり、多くのダイバーの方が水納島を訪れているようです。

水温も、25度とは、言うものの実際は25.6度を差し26度近くなっています。

そんな水納島では、ゲスト様はウミガメに3匹も出会い今日は亀さんデーです。
1ダイブ目が終わりボートの上で休憩していると、ゲストの方「ゴミが一杯流れてくる。」と。少し困り顔で海を眺めていました。

潮目に乗って、少しずつボートに近づいて来ます。

私は、「あっ!」と気が付きすぐバケツを出して、そのゴミをすくいました。
 そしてゲスト様に「サンゴの卵ですよ!」とご案内しました。

沖縄では、早い地域だともうサンゴの産卵が始まっているのです。

ゲストの皆さんは、興味深そうにバケツの中を覗き込んでいました。

午後からは、とても海好きなご両親様と体験ダイブをされにゲスト様が来られました。

那覇にご在住ですが、わざわざ本部までいつもダイビングに来て頂き本当に有難く思います。

お譲さまは、まだ学生さんだからでしょうか、とても理解が速く学科講習も実技練習も簡単にマスターされました。

気がつけば水深も7.3mに53分も潜っていました。

全く初めてのお譲さまでしたが、とっても上手に潜られてダイバーのご両親様も驚いたご様子でした。

ゲスト様のログデータ
 
潜水地   ゴリラチョップ
開始時間 15時40分        
終了時間 16時33分
遊泳時間 53分(練習時間を除く)
最大水深 7.3メートル 
透明度   15メートル
 
【見た生物】
ロクセンスズメダイ・オヤピッチャ・オグロトラギス・ヘラヤガラ・ハマククマノミ・クマノミ
ハリセンボン・ヤマブキベラ・クギベラ・イバラカンザシ・クロスズメダイ・ミゾレチヨウチョウウオ
モンツキアカヒメジなど


さて、体験ダイビングが終わりお店に戻ってログ付けです。

体験ダイビングの方でもゲスト様にお渡しした教材にログブックが付いているので、一緒にログブックを付けました。

見た魚の話や、ダイビングの話など潜った後も20分ほど楽しい時間が過ぎて行きました。

シードアーの体験ダイビングは、①学科講習 ②海で練習 ③ダイビング実施 ④ログブック記入とアドバイスアドバイス のステップが有るので、まるでミニダイビングスクールなのです。

その様な訳でどうしても1組3時間ほどかかります。

今まで体験ダイビングで満足出来なかった方は、是非シードアーをお試しください


ゲスト様の嬉しそうな顔がいつまでも心に残った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 18日(金)
  北風が吹いてもとても気持ち良い時期になりました!
       口の中に卵?



  この時期はネムリブカが多いです!
晴      気温 27度   水温 25度  透明度 30m

夏の様な日差し。

輝く太陽に照らし出される海は、真っ青で透き通っています。

北風が吹いていますが、気温が高いので爽やかでとても心地よく感じます。

瀬底島では、ジョーフィッシュが今日もいました。

中々引っ込みませんが7年前の3倍しか倍率の無い古いデジカメだと近寄るのはこれが限界でした。
卵らしきものが口の中に有りますが、はっきりとは分かりません。

さて、透明に海に視線を戻すと、イソマグロの子供たちが群れをつくって泳いできました。

私の排気の泡をぐるっと何周かして、ブルーの海に溶け込んでいきました。
 狭い隙間を除いてみるとネムリブカがいました。

この時期は、ネムリブカを良く見る事が出来ます。

大人しそうに見えますが、れっきとして肉食のサメなので用心は必要です。
水納島にいとく、真っ白な砂地がとても気持ち良く感じられます。

どこまでも続く白い砂と青い海のコントラストがとてもきれいです。

この写真では見えにくいですが、チンアナゴが沢山顔を出しています。
水深20メートルに居ても、水面のシードアー号がはっきりと見えます。

海底から見る太陽は、キラキラとダイヤモンドの様に光っています。

水温も25度が当たり前になってきました。

そして、沖縄でもサンゴの産卵がぼちぼち始まりました。

シーズンが始まったと思った1日でした。


本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 17日(木)
 海の安全を支えてきた大先輩とロウニンアジのポスはシルバーバックでした!
       
       中村英雄先生。






 









  あちこちから急に出てきます。
晴      気温 27度   水温 25度  透明度 20m

今日は、私だけでなくほとんどのインストラクターが足元にも及ばない海の大先輩の方が来られました。

 沖縄復帰前の1968年、まだ沖縄に海上保安署も無い頃、「沖縄ダイビングクラブ」と言う民間ダイビングクラブが結成されました。

 この頃現在の海上保安署の様な業務を担当していたのが琉球警察や消防のダイバーですが、ほんの一握りしかダイバーがいないので、民間のダイビングクラブですが「沖縄ダイビングクラブ」に色々な捜索業務などが来たそうです。

 中村英夫先生もそのメンバーの一人で、かつてジャックマイヨールと水中競技を競い合った数少ないダイバーの一人です。

 先生は、その様な経験をお持ちなのでテレビや雑誌など様々な取材を受けられ、今日もラジオ局で「海の話」をされてきました。

とても80歳を過ぎとは思えないほど元気です。

今日はシードアーに来られたのは、面白い海の小道具を見せに来てくれました。

昔の海人が使っていた、潮汐盤です。

円盤型で、大円盤の中に小円盤が有り、小円盤を旧暦の日にちに合わせると、干潮時刻と満潮時刻が読み取れる、とても珍しい海人ならではの道具です。

※先生の話に夢中になっていたので写真を撮るのを忘れてしまいました。

その道具の復刻版を作ったら私に譲ってくれると言ってくれました。

是非その時には、写真でお見せしたいと思います。

さて、午後からは五日ぶりのダイビングです。

 久しぶりにダイビングすると、ロウニンアジが群れていました。
先頭を泳ぐのは群れのボスらしく体はとても大きいです。

そして背中からお腹に掛けて色が白っぽくなっていました。

思わず「ゴリラ」を思い出しました。

とても大きく体高もどっしりしてボスの風
格が漂っています。

ゴリラと思ったのは
成長したゴリラは、背中から鞍状に毛が白くなるからです。

そして、周りにいるロウニンアジも小さいと言っても1m近く有る大型のものばかりです。

しかし、一番大きな体の魚について行く習性が有るのか、自然とボスと皆が認めているように思えました。

 今まで、この漁礁でロウニンアジを見かける事は有りましたが、今日ほどの沢山の群れを見るのは初めてです。

 大型の魚は、とても迫力が有ると思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 15日(火)
 ダイビングシーズン到来、安全ルールを確認しましょう!








パディーが居れば、いざという時も安心です。







  







晴      気温 27度    

もうすぐ6月になります。

そろそろ、休んでいたダイビングを始めようという方も多くなる時期です。

また、普段から潜っているダイバーにとっては、更にダイビング活動が活発になる時期です。

シードアーでは、毎年5/15を「ダイビングを振り返る日。」にしました。

ダイビングを仕事にして29年になります。

毎日毎日潜っている間に、基本を忘れたりしていないか見直す日です。

皆さんもダイビングシーズンに入り、是非ダイビングの安全ルールをもう一度も見直して、自分のダイビングスタイルと照らし合わせてみてください。

基本から少し外れてきている事などありませんか?

 シードアーのある沖縄は、日本でもトップクラスのダイビングの盛んな場所です。

 その様な土地柄なので海に関わる事故の数も全国上位になっています。

インストラクターを含め一般ダイバー全員が、決められたルールを守っていく必要が有りますが、ダイビングに慣れて来ると以外に忘れがちなルールも有ります。

 潜水地域の情報はインストラクターがダイビング直前にブリーフィングで案内してくれるので大丈夫なのですが、問題は本来守るべきルールが忘れられているケースが多いのです。

特にダイビングでは、パディーシステムは基本中の基本ですが、以外と見過ごされている場合が多い様に思えます。

特に沖縄などでは、1人でダイビングに参加して当日初めて出会う人とバディーを組むことも有ると思いますが、バディを組んだら最小限以下の事を互いに気をつけましょう。
 ①バディで行動
 ②お互いの距離
 ③エアーの消費量

 特にビギナーの方とバディを組んだ場合は、エアの量は頻繁に確認して上げて下さい。
 「自分のエアー量が少ないです。」と、私たちガイドに伝えて来る方は多いですが、その時にバディーのエアー量も確認すると更に安全になります。
 
 例えばバディーのAさんとBさんがいます。
・Aさんが自分のエアーが100になったのでついでにBさんの残圧を確認したら50しかなかった。
・Bさんは自分の残圧確認を忘れていたけどAさんに残圧を聞かれて助かったというケースも有ります。

自分のエアーが少なくなったらバディのエアも確認しインストラクターに伝えるのも大事ですよね。

また、単独潜行はしないようにしましょう。
必ずバディー揃って潜行しましよう。

ダイビングツアーに参加する時に、申込書に記載されている内容は、とても大事な事が書かれています。

この大事なルールが、忘れがちになています。

今一度、ダイビングツアーに参加される時に申込書の基本ルールと自分たちのダイビングスタイルでずれてきている部分がないか確認しましょう。

少し重たい話ではありますが、多くの方が私たちに教訓を残して下さいました。

その教訓を無駄にする事無く、今年も安全にダイビングしましょう。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 14日(月)
 本部・名護・今帰仁のダイビングショップが集まり、大懇親会!(海の話ではありません。)
   













    
 どこでもギターを持つと人が変わってしまう私です。すみません。(ペコリ・頭を下げています。)







晴      気温 27度    

最近は、激しい夕立の様な天気が多いです。

そんな今日は、ダイビングは有りませんでしたが、本部町と名護市・今帰仁村のダイビングショップが一堂に集まり大懇親会が開かれました。
 
私達本部町ダイビング協会が呼び掛けさせて頂きました。

 普段海で会うショップさん達と更に仲良くなれば、海の情報交換や困った時にお互い助け合ったり、とても良い事が多くなります。

そして今日は何と20近くの業者の皆様が集まる大懇親会となりました。

普段海で見掛けても声を掛ける機会のない方等にとっても、今回はとても良い機会になりました。

午後7時から始まった懇親会も宴たけなわで午後11時まで続き、私もすっかり気持ち良くなってしまいました。

気が付くと、数名の仲間と三線居酒屋に行きギターを片手にステージに上がっていました。

 普段あまり行かないお店でマスターが「ギター弾いていいよ。」とは言わないのにです。

日にちも14日から15日に移りお客はと言えば、ダイビングショップの仲間たちだけで、すでに飲んで出来上がっているので、何を歌っても拍手してくれます。

私も出来上がっているので、店のマスターが「そろそろ止めたら!」と言うまで
頑張ってしまいました。

今年4月に親父バンドを復活させたのを機に、最近は飲みに行くと必ずギターのある店に行ってしまいます。

「いい客なのか、どうでもいい客なのか、気を付けないと。」と、気が付くのはいつも翌日になってからです。

1970年代のフォークソング好きのダイバーの皆さん。

是非遊びに来て、一緒に歌いましょう。

ダイビングを誘わないで、唄を歌いましょうなんて変なダイビングショップになった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 12日(土)
 拾い癖のある私は、とうとう2000球到達! 
    
      本当にこんなに綺麗です。








    迫力ある青年魚!









  どこにもいますがとっても可愛いですよね。
 
晴      気温 27度    水温 25度  透明度 30m 

高校の駅伝部の父母会長をしている私は、今日開催される沖縄選手権大会の選手の見送りの為に、朝5時起きでした。

雲一つない空は、日の出前でも明るく瀬底大橋からは、薄靄が掛かった海がとても神秘的でした。

さて、今日はこんな素晴らしい天気なので海の中は最高に明るく透き通っています。

ダイコンも水温は昨日から25度を指しています。


間違いなく暖かく、寒さなど全く感じ無い季節になりました。
ハナヒゲウツボも成魚と青年魚とでも言えばいいのでしようか、2匹見る事が出来ます。

成魚よりも青年魚は黒味がかって迫力があり、どっちが大人なのか分からなくなってしまいます。

ウミウシも沢山います。


特に珍しいウミウシではないのですが、並び方がカタカナに見えて思わず笑ってしまいます

恐らく交接の為にこんな格好になってしまったのではと思うのですが、それにしても出来過ぎの感じがします。 

リーフのサンゴは、「これでもかっ!」と色鮮やかさを自慢している様に思えます。

青や緑・黄色やピンク等の沢山の色合いでお花屋さんの様です。

そのサンゴの隙間をチョウハンとチョウチョウウオが並んで泳いでいるのはとても和やかに見えます。

 このサンゴをよーく観察すると、あまり見れなくなったチョウチョウウオもここでは見る事が出来ます。

やはりっサンゴは魚達のお家なのですね。
 私は、15年くらい前から1ダイブ1ピックアップ運動と言う活動をしています。

1回潜って、BCD等のポケットに回収できるゴミは拾うというものです。

最近は、ゴミの数も減り本部の海は本当に綺麗なのです。
ただ、瀬底島は、5~6年前までゴルフ場があったので、今でもゴルフボールが落ちている事があります。

特に台風後などは、岩の間に挟まっていたゴルフボールなどが出てくる事が多いのです。

拾ったゴルフボールを数え始めたのは10年前からです。
今まで拾った数は、1981個です。

「もうすぐ2000個になるなあー!」と4月頃から意識していましたが、その日が来るとは思いませんでした。

台風や波浪警報等が出ている訳でなく海は穏やかだから、そんなにゴルフボールは落ちていないと思っていました。

しかし、今日に限って普段入って行かない狭いクレパスに行くと、何とゴルフボール溜まり場がありました。

大体ゴルフボールは1か所に溜まる事が多いのです。

そして、今日とうとう拾ったゴルフボールは2000球になりました。

人間が汚したものだから人間が回収するのは当然です。

魚達には、ゴルフボールがゴミとは思わないでしようが、ゴルフボールには中に液体が入っている物もあり、それがどんな薬品なのか知りませんが海に流れ出すのはやはり問題なのです。

私と一緒に1ダイブ1ピックアップ運動に参加して頂ければ、夜はギターライブをお聞かせします。


どの海もゴミのない海になればいいなあと思った1日でした。


明日は、久しぶりに御休みを頂き
、高校の駅伝部の沖縄選手権大会の2日目の応援に行きます。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 11日(金)
 ハダカハオコゼ 3兄弟!
 ハダカハオコゼ3兄弟!



  太陽が出て島もとてもきれいに見えます。

晴      気温 27度    水温 25度  透明度 30m 

朝から晴天で庭のトマトやウコンの葉も色鮮やかに見えます。

港に着くと陽が一段と強くなり、気温もどんどん上がっています。

北風ですが、もう寒さ等を感じる事もなくとても清々しく気持ち良いです。

水納島は少し波が有りましたが、海の中はとても明るくきれいでした。

沖の根ではハダカハオコゼが3匹いました。

1匹は、何枚も重なっている赤いイソバナの間に隠れるようにいました。

フウライチョウチョウウオが、サンゴにの隙間を突っついてました。

ブルーの海を背景にサンゴやフウライチョウチョウウオの色がとても絵になっていました。 

海の中が明るいと、嵐が過ぎ去った後の空が澄んでいる様に、こんなに綺麗に見えると痛感しました。
 陽に照らされて瀬底島も昨日よりもはるかに生き生きと見えます。

波一つ無く湖の様に静かな瀬底島は、最高のロケーションとなっています。

2センチ程度の可愛いカクレクマノミが数匹イソギンチャクから顔を出したり引っ込めたり、私達が気になって仕方ない様です。

水納島を潜っている時も「暖かい。」と感じました。

ウェットスーツで海の中が「暖かい!」と感じたのは今年初めてです。

ダイコンを見てみると水温は25.1度なっていました。
 暖かい訳です。

ウェットスーツで潜るのがとても楽な時期になってきました。

体が楽だと周りを見る余裕も沢山出てきて、色々な物が目に入ります。

明日は何が見れるかとても楽しみになった1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 10日(木)
 静かな海で、自然を体で感じる事が出来ました!
   瀬底島の海は、静けさに包まれていました!



    
      北東の風に揺られて!


曇      気温 25度    水温 23~24度  透明度 30m 

「曇りのち晴れ」の予報でしたが、曇り空の続いた今日です。

波浪注意報が出ていましたが、瀬底の海は波一つなく、まるで湖のようです。

今日のゲスト様は北海道から来られたゲスト様です。

静かな海は、潜る前の緊張をとても和らげてくれます。

ロープ伝いに潜って行くと、水深7~8mの地点に着きます。

その近くでジョーフィッシュをここでは良く見る事が出来ます。

 時々ジョーフィッシュ3兄弟になっている場合があります。

水面を見上げれば上りガツオの時期なので、時々カツオの群れがダーッと勢いよく駆け抜けていきます。

北東の風の今日は、瀬底島はべた凪です。

ボートの潜水旗が、緩やかな風になびいています。

瀬底島西側の特徴のクレパスがここには沢山あります。

イセエビなども良く見る事が出来、狭いトンネルの中はミナミハタンポの絶好の隠れ場所になっています。

クレパスが多いこの場所は、色々な生物が隠れている事も多くカミソリウオなども見かけます。
 しばらく梅雨なのですが、晴れ間が続きそうで気持ち良いダイビングが出来ると思った1日でした。

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 2012年 5月 8日(火)

 祭りの後の静けさが戻ってきました!

   
    いつもでもここに居て欲しいなあー!


 サンゴの中に卵がぎっしり!


曇      気温 26度    水温 23~24度  透明度 30m 

気温が上がってきているので水温も徐々に上がり始めています。

5/2に今年今年は、5/1までずーっとドライスーツで潜っていましたが、今はウェットスーツがとても気持ち良く感じてきました。

最近、居場所を変えたりしてオオモンカエルアンコウと出会えていなかったので、深場の根に行ってみるといつも通りいました。

こコブシメが岩に寄り添ってじっとしていました。

全く逃げる様子もなくじっとしています。

ただ、近づく体の表面を金平糖の様なデコボコした形から、逃げる時に水の抵抗を減らす為か、イルカの様な滑らかな形に変えました。
 いずれにせよ凄い身体能力です。

GWは、水納島が沈むのではないかと思うほど沢山の人がビーチにいましたが、、今は人影も少なくなり、まるで祭りの後の様です。

昔ながらの静かな水納島に戻り、海も落ち着きを取り戻していました。
ユビエダハマサンゴの中を覗くと、沢山のコブシメの卵が産み付けられていました。

コブシメの卵は2ヶ月前後で孵化する様です。


この卵はおおよそ6月下旬に孵化すると思われます。
 人影の少ない水納島は大自然の景色に同化しています。

海の上で、のんびり過ごす私達も大自然の一部になっているような気がした1日でした。

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 2012年 5月 6日(日)

 クジラ岩は、私のお気に入りの場所です!


  クジラの様なクジラ岩!

 






     まるで銀河の様なスカシテンジクの群れ!

晴      気温 26度    水温 23度  透明度 30m~40m 

今日も抜群の天気です。

燦々と海に差し込む日差しは海底にきらきらと光の筋を作ります。

今日もゲスト様のリクエストで水納島のクジラ岩に行ってきました。

海の中にクジラの形をした岩があるのでこの名を付けました。

ここには色々なサンゴが生息しています。

動く事のないサンゴは、一見ただの石の様にしか見えませんが、夜になると激しいバトルを広げています。

隣のサンゴを追い出すように、スイーパー触手と言う触手を夜になると隣のサンゴに打ち込むのです。
長いものは、40センチのスイーパー触手を持つサンゴもあります。

お互い撃ち合いをするのですが、サンゴの表面に繊毛の様な細かい触手を持つサンゴは、相手のスイーパー触手の攻撃を跳ね返す事が出来、ダメージが少ないのです。

サンゴ同士がくっついている部分を見ると岩肌が剥き出しになっていますが、これは今現在サンゴ同士が戦っている証拠なのです。

コブハマサンゴとリュウモンサンゴの戦い痕も良く見られます。

リュウモンサンゴやセンベエアナサンゴは、絨毯状に広がって行くサンゴで枝サンゴなどにそのまま覆いかぶさってしまいます。


とても生命力の強いサンゴです。
 その後瀬底島に行くと、スカシテンジクダイとキンメモドキの大群がいました。
水温も少しずつ上がって来たので、「そろそろ数が増えているかなー?」と思った言ってみると予想どおりでした。

スカシテンジクはまるで銀河系の様に渦を巻いていました。

ハナミノカサゴは、スカシテンジクやキンメモドキを狙い、動きの悪そうな体でノロノロとスカシテンジク達の後を追っていました。

スカシテンジクダイの群れも凄いのですが、スカシテンジクダイを狙うハナミノカサゴの数も凄いのです。

10匹近いハナミノカサゴが狭い岩の中をぐるぐると回っています。

そんな今日は自然の驚異を感じた1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 5日(土)

 海の中も、太陽の日差しで眩しい日でした!

      今日も天候に恵まれました。
  


        




      
      コブシメが産卵していました!
 





アフターは、又調子に乗ってしまいました!
晴      気温 26度    水温 23度  透明度 30m~40m 

今日も天候に恵まれ、日差しが眩しい1日の始まりです。

ゴールデンウィークも昨日今日が、一番ダイバーの多い日で水納島にも多くのダイバーが来られています。

これだけのダイバーが集まると水納島はダイビングの有名スポットのように思えます。

海の透明度も抜群で今日も30m以上見えています。

この透明度に魅せられて多くのダイバーが水納島を訪ねてくるのも当然のように思えます。

 水深18mからでも水面に浮かぶシードアー号がはっきり見えるのです。 
夏になるともっともっと透明度が良くなり、水面が鏡の様になる時があります。

水中から水面を見上げると水面に海底が逆さになって映っているのです。

逆さ富士の様に海底の景色が海面に映るのです。

2011 8/20のブログを見て頂くとびっくりすると思います。
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今日も水納島のリーフは、ハナゴイやツノダシが群れてとても華やかです。


とても明るく梅雨時の海の中とは思えません。
クジラ岩と言うポイントがあり、そこはサンゴの大群落があります。

色々なサンゴが沢山あり、サンゴのパラダイスなのです。

ちょうど今はコブシメの産卵時期に当たり、その事をゲストの皆様に伝えると、まさにコブシメが産卵している最中でした。

ユビエダハマサンゴの狭い隙間には、産んだばかりの真珠の様な純白の卵がぎっしりと産み付けられていました。

一旦産卵が始まると、産卵に全神経を集中させる為か、ダイバーが近付いて写真をとっても全く逃げようとしません。

「命を産むと言う事はとても大変な事なんだなあー。」と改めて痛感します。

真夏の様な日差しの中でダイビングを楽しんだ1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

【海の話ではありません。】
久しぶりにアフターダイブでゲスト様と飲みに町に出ました。

飲みに行く先でギターなどが置いて有るとどうにも体が勝手に動き出してしまうのです。

このお店では、そんな私の事を良く知ってか、私が来ると早速ステージを用意してくれます。

酒が入っているので、お酒に酔い自分唄に酔い、でも同行しているシードアーの船長は、「客は悪酔いしている。」とからかいます。

そんな言葉に負けるわけがありません。

学生時代、六本木で毎夜勉強もせずライブハウスで歌っていた私は、弾き語りに関してはかなり今でも自信があるのです。

でもドラえモンを見た時に「ひょっとしたら、自分はジャイアンの様になっているのかなー?」と思ってしまいました。

でも優しいゲスト様は、「関さん、最高!」なんて褒めてくれるので又調子に乗ってしまった夜でした。

 2012年 5月 4日(金)

 本部は、カツオの街、そしてカツオノボリの街でした!

 ダイビングする時はとても楽しいです。



   
    本当にきれいですね。とゲスト様!


晴      気温 26度    水温 23度  透明度 30m 

 天気が落ち着いて来ました。

朝も風の音が聞こえません。

サトウキビはまっすぐ立っています。

昨日は水納島に行けるかな?と悩みましたが今日はボートも気持ち良く走っています。

久しぶりにハナヒゲウツボを見に行くと、きちんといてくれてとても有難く思うのです。

いつの頃からかログを振り返れば分かるのですが、ここでは大体いつもハナヒゲウツボの幼魚か成魚、又は両方が見れるのです。

また、オオモンカエルアンコウもいてくれたり、とても嬉しくなの場所です。

晴れ間が出てくると、水納島は海に浮かぶ宝石の様に眩しく見えます。
そして、3ダイブ目に洞窟の場所に行くと、アカマツカサがいつも通り出迎えてくれます。
 長いトンネルもあり、その中を覗くとミナミハタンポがライトに照らし出されてキラキラ光って見えます。

そして、その中を通って行くと大きなイセエビがいました。

触角と触角の間は1mはありそうです。
ライトを当てると引っ込んでしまうので、間接照明の様にして薄明りで見ると、ゆっくり観察する事が出来ます。

そしてトンネルを進んでいくと、また行く手をハタンポ達にふさがれてしまいます。

日はゲスト様にさらに良い海をご紹介しようと思った1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 3日(木)

 本部は、カツオの街、そしてカツオノボリの街でした!


 リピーター様ご夫妻です。



   



      
ゲスト様にとって被写体に困らない海です。

晴      気温 26度    水温 23度  透明度 25m 

ゴールデンウィークは、ゲスト様に快適にダイビングの準備をして頂く為に早起きします。

午前6時には、シードアーを出て港に行き午前中に使うタンクをボートの積み込みます。

瀬底大橋を渡っていると、風が強く「あれっ? この風の強さだと水納島に行けるかな?」と考えてしまいました。

波浪注意報は出ていないのですが、風波が立っています。

「水納島に行きたいです。」と言うゲスト様もいましたので「ひょっとしたら水納島に行けないかもしれません。」とゲスト様に連絡させて頂きました。

それにもかかわらず、多くのゲスト様は「風が強いのは仕方ないので、無理のない場所でダイビングさせて下さい。」と言うゲスト様が今日は集まりました。
いざボートを出してみると、波は多少ありましたが、水納島に行けました。

水納島は、予想通りの透明度で私達を迎えてくれました。

2年ぶりと言うゲスト様も、目がキラキラ輝いていました。
 「やっぱり本部はいいですねー。」と言う言葉にとても熱くなりました。

透き通った海が、ブランクをお持ちのゲスト様でも自然と海になじませてくれます。

沢山の魚達が群れて、まるでシンクロナイズドスイミングを見ているようです。

次のダイビングは、瀬底島に渡り洞窟のポイントに行きました。

ここでは、私達の上をカツオが群れをなして泳いで行きました。
その時、「そうだ!本部はカツオの街だ!」と言う事を思い出しました。

今本部の港では、海を挟んで港の対岸から対岸にカツオノボリが泳いで居ます。

潜りながらそんな事を考えてしまいました。

昨日は、雷。そして今日は風に悩まされましたが、明日の予報はとても穏やかな予報となっています。

明日はゲスト様にさらに良い海をご紹介しようと思った1日でした。

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 2012年 5月 2日(水)

 終わり良ければ全て良し!


水納島は相変わらず抜群の透明度です。

      
     ホンソメワケベラの奪い合い!

 

    
      ポーズを取っているようでした。
雷雨 後 曇と晴      気温 26度    水温 23度  透明度 30m 

夜中に稲光で何度目が覚めた事でしよう。

夜中に何度、雷の音で目が覚めた事でしよう。

ゴールデンウィークの5/2はとんでもない天気でスタートしました。

朝の5時になっても雷は衰えません。

激しい風雨に、外の器材洗いのバスタブがどこかへ飛んでいました。

そんな状況だったので、今日はキャンセルが相次ぎました。
しかし、水納島についてみると相変わらずの抜群の透明度で、朝の天気が嘘の様です。

どこまでも透き通るような水納島ブルーの海が待っていました。

キンギョハナダイが紙吹雪の様に舞っています。
 グルクン達は、先を争ってホンソメワケベラにクリーニングをせがんでいました。

ホンソメワケベラも忙しそうで次から次へと来るグルクンに休む暇が無いです。

ユキヤマウミウシやアンナウミウシ、モンジャウミウシなどウミウシも沢山いました。

 チンアナゴも流れてくるプランクトンとを食べるのが忙しそうでダイバーの事を気に掛けていません。

ハナヤサイサンゴの上にハダカハオコゼがポツンと座るように乗っていました。

胸鰭を大きく広げてまるでポーズを取っているようです。

3ダイブ目には、日差しまで出て来て晴れています。

今朝の激しい天気がまるで嘘の様な1日でした

本部でダイビング!   GO  DIVE!

 2012年 5月 1日(火)

 今日も伊江島・水納島ダイブ!

        水納島は海底の白砂と海のブルーが似合います!
 







    根には沢山の魚がいます。
曇      気温 27度    水温 23度  透明度 30m 

今朝、起きて外を見ると、真っ白な世界でした。

霧でした。

それも相当濃い霧で5m先が見えません。


霧の日は海上交通は船舶がどこから飛び出してくるのか分からないのでとても危険なのです。

しかし、梅雨空にとはいえ太陽が昇り始め気温が上がりだすと、急に霧は薄くなりました。
今日は、ブランクをお持ちの方がいたので、久しぶりの方に最適の場所に行きました。

エントリーして海底を見ると真っ白な砂地が広がっています。

透明度も良く、曇り空なのに海底の真っ白な砂地のおかげで海がとても明るく見えます。

水納島のこの場所は、ブランクがあるダイバーにもとても優しいポイントです。

とはいえ、チンアナゴが沢山いたり、ヤシャハゼやハダカハオコゼも見れたり、ベテランの方でも被写体に困る事はありません。
 
そして、1ダイブしてダイビングの勘が戻ったところで今日も伊江島に行きました。

伊江島の40mの落差のドロップオフの中層を魚の様にダイビングしているとカスミチョウチョウウオ大群がいました。

花吹雪ではなくカスミ吹雪と言う言葉あてはまる程の大群でした。

梅雨入りして、ゲスト様も天気やダイビングポイント等あまり期待をされていませんでしたが、雨も降らず時々晴れ間も出てかなり満足された1日でした。

本部でダイビング!   GO  DIVE!

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